200万人突破記念配信直前まで、“扉”を調整「パカパカ開くようにしてました!」
マネージャー:葛葉さん、登録者数200万人突破おめでとうございます! まずは今の率直な気持ちをお願いいたします。
葛葉:ありがとうございます。いやー、200万人ですか……。信じられないっすね。
マネージャー:自分が葛葉さんの担当マネ-ジャーになったのが、チャンネル登録100万人を超えて少し経った頃でした。「200万人を超えるのはまだまだ先の話」だと思っておりましたが、気付けばあっという間ですね。
葛葉:あっという間か……? (笑)。100万人達成してから3年半ぐらいかかってるんですかね? 俺としてはいつも普通に活動していただけだと思ってるんで、こうしてめっちゃたくさんの人に見てもらえて本当にうれしいです。
マネージャー:せっかくなら200万人突破のあれこれをお伺いしたく、まずは200万人突破耐久配信の裏話からお聞きしたいと思います。こちら、事前に配信開始時間を聞いてはいたものの、当日その時間になっても全然配信が始まらず……。あのときって……?
葛葉:200万人超えたら開く扉がね、ちゃんとパカパカ開くようにしてました!
200万人耐久配信に登場した扉。
マネージャー:ってことですよね? 自分が見ている印象ですけど、葛葉さんって大きいイベントごとはけっこう緊張するタイプだと思っていて。だから絶対緊張していて配信が始まらないんだと思っていました。
葛葉:いや、自分の配信はね、さすがに別!(笑)。
マネージャー:「大丈夫ですか?」と連絡しまくるのも違うだろう……と思って見守っていたんですけど、あの扉を準備していたと。実際に耐久配信をやってみていかがでしたか?
葛葉:まあ耐久配信っていうか、「みんなと一緒に200万人突破の瞬間を迎える」っていう経験をしたかったんすよね。そういう配信をやってる人けっこういるから、俺もやってみたいなと思ってて。でもやってみたらめっちゃよかった! 1人で迎えるんじゃなくて、みんなと喜べるのがうれしかった。
マネージャー:ファンの皆さんもとても喜んでくださってましたね。でもいざ開始したら、ものの数分で200万人に到達しそうになってしまうという。
葛葉:そう、だからみんなに一旦登録解除してもらったんだけど。いざ解除されたらなんかめっちゃ悲しくなっちゃって……。でも解除されないと“200万人の扉”がすぐパカパカ開いちゃうから。
マネージャー:ちなみに、「200万人到達までにどのくらいかかる」というような想定はあったんですか?
葛葉:うーん……まあ最低でも1時間はやりたいなと。なんせこっちも5分でパーってすぐ扉が開いて終わると思ってないし! 思ったよりみんなが登録してくれたから進みが早くてびっくりした。
【 雑 -Zatsu- 】 緊急で動画回してません 【 200万人予備軍】
テンポ重視の3Dライブを振り返り、ゲストたちの出演理由も明らかに
マネージャー:6月11日夜には200万人突破記念の3Dライブを開催しました。社内の関係各所と連携して、かなり時間をかけて準備をしていましたよね。
葛葉:できる限り早くライブをやりたかったんすよね。200万人を突破してから準備するとめっちゃ時間かかるし、「熱量があるうちにそのままの勢いでライブやりたい」っていうのがあって。確かにめっちゃ前からライブの話はしてたか。
マネージャー:いつもの“3DPO配信”のようにバラエティパートを入れる案もありましたが、最終的には葛葉さんから「歌多めで」という要望が上がりましたね。あと、全編ソロ曲でいくという案も。
【 #葛葉新3DPO 】 カレスコ衣装で遊ぶ 【 葛葉】
葛葉:なんでソロにしなかったんだっけ……?
マネージャー:なんででしたっけ……? あ、曲数か!
葛葉:あー、そうだ!! 歌多めでテンポを重視したいなって思ったんだ。歌が少ないと味気ないかもなと思ったから、バラエティ要素を削ってゲストと曲数を増やしてもらったんだ。1人で全部歌うとちょっと背負いすぎるからゲストに手伝ってもらって。
マネージャー:そうでしたね! たくさんのライバーさんにゲスト出演をしていただきましたが、それぞれお声がけした理由を教えていただけますか?
葛葉:ふわっち(不破湊)と社長(加賀美ハヤト)は俺に刺激を与えてくれた人たちなので。黎明期の3Dライブ文化の先駆けだと感じるようなことをやってきた人たちだと思ってるし、ライブに呼んでもらったこともあるんで今回来てもらいました。ずしり(葛葉と椎名唯華、魔界ノりりむのユニットネーム)はずしりなんで、呼びました。いろいろ遊べる曲ができるのは、やっぱずしりだと思ったんで。
マネージャー:せっかくなのでセトリも1曲ずつ掘り下げたいなと思っております。まずは「空に歌えば」ですね。
葛葉:1曲目だからめちゃくちゃ盛り上がる曲か、感謝を込めてしっとりいくかでめっちゃ迷った気がする。最終的にやっぱ盛り上がる感じで始まる方がいいかと思って、この曲を選びました。
マネージャー:確かに、1曲目をどうするかはけっこう時間をかけて決めた記憶がありますね。
葛葉:あと、演出的なことはもうスタジオスタッフとマネージャーに全部お任せでした。「なんかいい感じにお願いします」って伝えて。
マネージャー:任されました。そういえば今回の3Dライブをメインで進めてくれたスタッフ、葛葉さんと縁がある人だったんですよね?
葛葉:そう! 「Scarlet Invitation」の最後に「叫んでいいですよ」って言ってくれたスタッフさんだったんすよ。あのときまさかの入社したばっかりだったらしくて、全然権限ないのに「いいよ」って言ってくれた(笑)。 今回、3Dライブのメイン進行というか偉い人になってて。
「【 雑 】 振り返ったり振り返らなかったりする 【 弾 】」。Kuzuha Birthday Event「Scarlet Invitation」終演後にマイクなしで客席に声をかけた場面を振り返る葛葉(42:30~)。
マネージャー:そんな縁あるスタッフといろいろ調整しながら演出を決めましたね。それこそ「空に歌えば」は歌詞に合わせて雨を降らせたり、空が晴れたりするところはこだわりたい部分でした。
葛葉:あの演出、歌詞とリンクしててめっちゃよかった!
マネージャー:喜んでいただけてよかったです。そして2曲目は「睡蓮花」ですね。
葛葉:「睡蓮花」はね~……。タオル回してサングラスかけるか、くらいしか決めてなくて。当日までそれ以外ノープランだった(笑)。サングラスをちゃんとかけるか、おでこにかけるか迷っていろいろ見比べてたんだけど、りりむがめっちゃ似合ってたんだよなー。
マネージャー:サングラスをかけたりりむさんを見て、皆さん「めっちゃ似合う!」って言ってましたね。あと、最後の……。
葛葉:空飛ぶやつね。あれは自分から「空飛んで終わりたいです」って提案しました。
マネージャー:あの終わり方はなかなか斬新でした……。そしてずしりでもう1曲「TAIDADA」を。
葛葉:(振り付け担当の)めろちんさんに振りを作ってもらいましたね。けっこうギリギリで作ってもらうことになって、レッスンする時間もなく。椎名とりりむにはダンス動画だけでがんばって覚えてもらって申し訳なかったな。
マネージャー:でも当日はばっちり決まってましたよ!
葛葉:マジ緊張したー。で、ふわっちとの「フラジール」か。これはねえ、本当に今までで一番動かなかった。動かない、っていう勝負に出ました。あと、絶対にどこかで座るのは決めてたからここでクリアした。
マネージャー:ライブをするとき「どこで座るか」って毎回話しますよね。そして、加賀美さんとの「アフターダーク」です。
葛葉:いやー、社長のステージング力を真横で見ながら勉強させてもらいましたね。社長がころがし(※)に足乗せてるの見て「俺もやる!」と思って、どこに足乗せたらいいのか教えてもらったんですよ。あと、ふわっちをMCで呼ぶタイミングが分かんなくなっちゃって、「ここでいい感じに入ってきてよ」って言ったらあの登場でめっちゃ面白かったな。
※ステージ上に設置するモニタースピーカー。
マネージャー:不破さんも「いいの?」って笑ってましたよね。そしてお次は、不破さん加賀美さんとの「完全感覚Dreamer」です。
葛葉:マジで珍しい3人だったなぁ。動きとか前もって決めるタイプの曲じゃなかったんで、みんなけっこうその場のテンションで動いてた印象。あと、炎はスタッフさんが演出で付けてくれたんだけどめっちゃカッコよかったっす。
葛葉200万人記念3D感謝【 #葛葉200万人 】
新たなオリジナル曲「ギミモ」は「とにかく全力で歌おう」
マネージャー:新しいオリジナル曲「ギミモ」については制作のお話も含めてお伺いしたいです。今回nqrseさんに作っていただきましたが、できあがった曲を聴いたときはどう思われましたか?
葛葉:nqrseさんが作ってくれた曲だし、「もうとにかく全力で歌おう」って。nqrseさんの作る曲ってめっちゃカッコいいから、もともといつか曲を作ってほしいと思ってたんですよね。200万人の節目だし、せっかくならここがいいなって。ダンスもめろちんさんに教えてもらってがんばったし。
「ギミモ」ジャケット
マネージャー:ライブでは椅子を使ったダンスを披露されましたね。ちなみにダンスはいつもどうやって覚えてるんですか?
葛葉:家で動画を毎日見て覚えてる。動きたくないときでもとにかく動画を見る、だけはしてるかな。俺って覚えるのが遅いから、振り付けの動画をもらったら必ず見るだけ見て、動きたいときは動いてっていう感じで何回も繰り返してなんとか覚えてます。
マネージャー:振り付けの覚え方は初めて聞いた気がするんですが、そうやってたんですね。振り付けを考えてくださっためろちんさんもライブ当日にいらっしゃって、「ダンスそのものもですが、見せ方がすごくレベルアップした」と褒めていらっしゃいましたよ。
葛葉:めろちんさんいつも褒めてくれるからな。あとめろちんさんがいてくれると安心すよね。カッコよく見せる方法を教えてくれるし、今回のライブも手伝ってもらっちゃったし。
マネージャー:そうですね、最初は振り付けだけお願いするつもりが最終的にステージングまでご相談することになりました。
葛葉:マジでめろちんさんがいてくれてよかった……。
マネージャー:そしてアンコールからの「Missing」ですね。
葛葉:アンコール、マジ声がか細かった(笑)。「Missing」はなんだかんだけっこう前から歌いたいって言ってた気がするな。
マネージャー:そうですね、ライブで歌う曲を考えるときに何度か候補に挙がっていた印象です。毎回曲選びはかなり時間をかけて決めますよね。
葛葉:そう。俺、曲選ぶのマジで苦手なんでそれこそマネに手伝ってもらうことがめっちゃあるじゃないですか。それでいうと「Missing」は自分でこれやりたい!って思った曲ですね。毎回曲選びに一番時間かかる気がする。
今回もいろんな意見をもらいながらこのセトリになった……っていうのが正直なところだけど、ライブをやるたびに「今度はこれを歌いたい」って思う曲のストックが溜まってて。今回もそのリストの中から、合いそうな曲を選んで当てはめていったっていう感じっすね。
マネージャー:曲だけではなく、ライブ中にはSasatikkさん、釈迦さんら葛葉さんと親交の深い方々からのお祝いコメントが公開されました。これは完全にスタッフ側からのサプライズ企画だったので、葛葉さんは本当に何も知らなかったと思います。
葛葉:うん、マジで知らなかった。それにSasatikkがコメントくれたのはけっこう驚いたな……。LEO様(山田涼介)も驚いたけど。Sasatikkは、こうやってコメントとかあまり出すタイプじゃないと思ってたから。
マネージャー:実は葛葉さんにサプライズをしていいのかどうか、直前まですごく悩んでました。でも、うれしくないわけはないだろうなと思って進めさせてもらいました。
葛葉:うれしかったよ、やっぱ! あと改めて人選を見てると「そういえば最近この人たちとよく遊んでんなー」って、活動する場所の変化を感じたかも。配信でやるゲームとか、そこで一緒に遊ぶ人たちがだんだん変わってきてたんだなって。
葛葉一押しの200万人記念グッズは? ファンへの感謝の言葉も
マネージャー:次は200万人記念グッズのお話ですね。100万人突破のときはスケジュール的にグッズを作ることができなかったんですが、今回は社内で関係各所と連携して200万人突破に合わせてグッズをご案内できて、ポップアップストアも発表することができました。
葛葉:あざまあす! 今からでも全然100万人記念グッズ作りますよ。でもそもそも100万人になったときは、記念グッズもなかったよね?
マネージャー:当時にじさんじで登録者数100万人を超えたライバーは葛葉さんが初めてでしたので、スタッフとしても手探りで準備していた場面があったかと思います……。でもそのぶん、今回はいろいろと準備してきましたよね。今公開されているグッズラインナップの中で特に気に入っているものはありますか?
葛葉:うーん……。「魔物マスコット」はいいね、って感じっす。名前が初めて発表される魔物もいっぱいいるし、いつかグッズ化できたらいいなと思ってたんだよね。
「魔物マスコット」の一覧。
マネージャー:グッズの情報はこれからまだ発表を控えているので、楽しみにしていてほしいですね。それでは最後に、ファンの皆様へ改めて感謝の言葉をお願いします。
葛葉:本当にね、感謝してもしきれないですよ。これまで幾度となく幸せを感じてきたけど、ライバー活動を続けられるのはみんなのおかげなので、これからもこの生活を守っていきたいっすね。そのためにお互い持ちつ持たれつで……ぷりぷり、って感じです!