「ChroNoiR×アパレル」にはまだまだ可能性がある
──始めに、「Arcade REX by ChroNoiR」はどのような経緯で立ち上がったのか教えてください。
プロデューサー S:大きな理由の1つは、2024年7月に開催したセレクトショップ「THE [ChroNoiR edit] STORE」での反響が大きかったことです。このセレクトショップでは、ChroNoiRのグッズ販売はなく、あくまでも「ChroNoiRがプロデュースをしたセレクトショップ」という形での展開だったので、当初はどのくらいの反響を得られるのか未知数でした。
でもいざ開催したら、ChroNoiRのファン以外の方も含めたくさんの方が来てくださって、「ChroNoiR×アパレル」という組み合わせにはまだまだ可能性があると感じたんです。会期終了後、SODAさんに「また一緒に何かやりませんか?」とお声がけをしてこの企画がスタートしました。
SODA ブランドビジネス部署 企画チームリーダー 角(以下、SODA 角):Sさんから「次はグッズという枠組みに収まらないアイテムとして、オリジナルのアパレルアイテムをつくりたい」というお話があって、2024年の9月ごろにブランドの立ち上げを提案させていただきました。
プロデューサー S:角さんはセレクトショップのときも店舗によくいらっしゃっていたので、密にやり取りができてとてもありがたかったですし、だからこそまた一緒に何かできたらと思ったんですよね。企画の実施を決めるまでは自分が担当しましたが、実際にブランドを立ち上げて、アイテムの制作周りの進行などは主にHさんにお任せすることにしたんです。
アートディレクター・プランナー H(以下、ディレクター H):自分は「THE [ChroNoiR edit] STORE」の内装やショッピングバッグのデザインなどを担当させていただいたこともあり、角さんから企画のご提案があった時点ですごく興味を持っていたんですよね。だから今回の企画を任せてもらえてとてもうれしかったです!
「THE [ChroNoiR edit] STORE」の店内。セレクトショップは2024年7月20日から7月31日まで、東京・MIYASHITA PARKにて開催された。
──Sさんが「アパレルアイテムを作りたい」と思ったのはなぜでしょうか?
プロデューサー S:性別に関係なくグッズにあまり興味がない方はいると思いますが、特に男性が多い印象だったんですよね。その中で「THE [ChroNoiR edit] STORE」で男性の方がたくさん来てくださっているのを見たときに、「普段グッズに手を出しにくいと感じている方でも、アパレルなら取り入れやすいのではないか?」と思ったのが理由です。その方向性なら、男女問わずにいろんな方に手に取ってもらえるアイテムが作れると考えました。
ChroNoiRは多面的な魅力があり、男女問わずたくさんの方が好きになってくれるユニットなので、今までとは違う方向でアウトプットをしてみたら、また別の可能性が見えてくるんじゃないかということも想像していましたね。
ディレクター H:自分もこれまでグッズにあまり注目してこなかった方に向けて、あえてChroNoiRの2名のビジュアルを全面に出さない、日常に馴染むアイテムを作ってみたいと考えていました。ファンの方はもちろん、ChroNoiRをあまり知らない方にも「この服カッコいいな」と気に入ってもらえたらうれしいですし、ChroNoiRはそこまでたどり着ける可能性があるユニットだと感じています。
──なるほど。ブランドの立ち上げについて、ChroNoiRのお二方とは、何かお話しされましたか?
プロデューサー S:相談というよりも報告という形で話しました。というのも、「THE [ChroNoiR edit] STORE」の企画を経て、叶さんと葛葉さんがSODAさんを含むこのチームのことをすごく信頼してくださっていたんです。なので今回は、企画の方向性やターゲット層はこちらで決めて、仕上がってきたデザインにお二方から意見をいただくという流れで進めていきました。
ChroNoiRを体現したブランド名とコンセプト
──ブランドの立ち上げが決まった後、企画はどのように進んでいきましたか?
SODA 角:まずは我々から、ブランドの方向性を提案させていただきました。弊社がストリートカルチャーに強いサービス「スニーカーダンク」を提供していることから、昨今のトレンドも取り入れたうえで、「ラグジュアリーなストリートブランド」を提示し、それをもとにブランド名やコンセプトをChroNoiRチームの皆さんに決めていただいたんです。
──では、「Arcade REX by ChroNoiR」というブランド名に込められた、「ゲームカルチャーの遊び心(Arcade)と絶対的な存在感(REX)」というコンセプトはどのように決められたのでしょうか。
ディレクター H:自分がブランド名とコンセプトを担当したのですが、1人で決めたわけではなく、ChroNoiRチームの皆さんに協力してもらいながら決めていったんです。今回のブランドについて説明したうえで、ChroNoiRを連想できるワードをたくさん出してもらい、「これとこれを組み合わせたらChroNoiRらしいブランド名になるんじゃないか」と話し合っていきました。
最終的には候補を4つほどに絞って、語感のよさやわかりやすさを考えて決まったのが、「Arcade REX by ChroNoiR」です。「ゲーム」の意味を持った、遊び心のある「Arcade」と、ラテン語で「王」の意味があり、絶対的な存在感を表現できる「REX」をかけ合わせて、コンセプトにも反映させました。
「Arcade REX by ChroNoiR」のブランドロゴ。
プロデューサー S:みんなで案を出して投票などもしましたが、最終的にはHさんに決めてもらいました。Hさんが一番長く、一生懸命にこの企画を考えていましたから、Hさんが決めたブランド名が正解だと思ったんです。1カ月くらいかけてじっくり選びましたよね。
ディレクター H:そうなんです。候補を出してもらって、考えを寝かす時間を設けて、また候補出してもらって……みたいな感じでした。
SODA 角:そんなに時間をかけて考えてくださったんですね!
プロデューサー S:Hさんが時間をかけてしっかり考えてくださったからこそ、素晴らしいものができたと思っています。
──角さんはブランド名やコンセプトを初めて聞いたとき、どんな印象を持たれましたか?
SODA 角:「すごくいいブランド名だな」と直感で思いましたし、コンセプトにもすごく納得感がありました。ブランドのイメージが定まりましたし、皆さんと意思の疎通ができていたことを再認識できたんです。「僕らと同じ熱量で作ってくださっているんだな」とうれしくなって、「僕らももっとがんばろう」と気合いを入れました!
細部にまでこだわりが光る、デザイン制作の裏側
──アイテムのデザインでこだわった点はどんなところでしょうか。
SODA 角:一番こだわったのは、アイテムに付けるロゴのワッペンですね。このワッペンをブランドの象徴として付けることで、アパレルブランドとしての風格が出るんじゃないかと考えたんです。当初は合皮を採用していましたが、すべてのアイテムとの相性を考えた結果、ベロア風素材になりました。
ディレクター H:自分もベロア風素材のほうがストリート感のあるアイテムにマッチするなと思いました。ワッペンについては、「『Arcade REX』の下に入っている『by ChroNoiR』の刻印が、目立ちすぎず、かと言って埋もれないようにしてほしい」というこちらからの要望も反映していただいています。
「Arcade REX by ChroNoiR」のワッペン。
――アイテムの中で一番生地にこだわったものはどれでしょうか?
SODA 角:「オンブレチェックシャツ」ですね。“ちゃんとおしゃれに着こなせるシャツ”を作るために、生地や柄を厳選し、質感にもこだわりました。3パターンほどご提案して、選んでもらって……というのを繰り返しながら、時間をかけて作っていったアイテムです。
ディレクター H:いろんな人と1つひとつの生地を確認して、「これは線が太いかも」「この生地はハリがあっていいね」みたいに意見を出し合いました。
SODA 角:ちなみにサイズ感にもこだわっていて、ジャケットとしても羽織れるようにオーバーサイズにしました。
「Arcade REX by ChroNoiR」のルック。着用しているシャツが「オンブレチェックシャツ」。
──着回しがしやすいアイテムになっているんですね。続いて、Hさんがこだわられた部分についてもお聞きしたいです。
ディレクター H:一番は「ナイロントラックジャケット」と「ナイロンカーゴパンツ」に付いているファスナーの引き手です。 細かい部分にロゴを仕込むことで、「ChroNoiRのアパレルアイテムを着ている自分」を楽しめるようにしたいと考えました。それで「ここにもロゴを入れたいです」とお願いしたところ、SODAさんが作ってくださったんです!
プロデューサー S:めちゃくちゃ細かいところまでこだわっていますよね。叶さんと葛葉さんに「こんなところにもロゴがあるんですよ」ってお伝えしたら、めっちゃテンションが上がっていました!
「Arcade REX by ChroNoiR」のロゴが入った引き手。
──細部にまでこだわりが詰まっているんですね。
ディレクター H:あと、こだわりとは少し違いますが、SODAさんには「にじさんじフェス2025」と叶さんと葛葉さんが出演した「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin' in the Rainbow!」の横浜公演を見に来ていただいたんです。叶さんと葛葉さんのファンの方はもちろん、会場に来ている皆さんのファッションを参考にしてもらいつつ、「Arcade REX by ChroNoiR」のテイストがマッチしているのかを見てもらいたかったんですよね。
SODA 角:そうなんです。そのときにファンの方々のファッションの傾向が幅広いなと感じて、着心地のよさも大事な要素だと気付きました。そこで、例えば「ナイロンカーゴパンツ」はウエストをゴムにして紐で調整できるようにしたり、裾を絞れるようにドロスト仕様にしたりと、着やすさを重視した工夫をいれたんです。
ディレクター H:本当に細かいところまで調整してくださってありがたかったです。それに、アイデアを出し合えたこともよかったなと思っています。「ストリート感のあるデザイン」をお互いに考えて、自分から「Tシャツの裾にタグを付けてるのはどうですか?」と提案したり、SODAさん側から「黒い服に黒のロゴってカッコいいと思うんですよね」と意見をいただいたり。高い熱量で話し合いながら作ったことで、「こだわり尽くせた」という達成感がありました。
プロデューサー S:デザインのチェックなどはHさんにお任せしていましたが、自分もサンプルを見たとき、どのアイテムもすごくカッコいいと思いましたし、全員が「ChroNoiRの名前を冠したブランドにマッチしたアイテム」を突き詰めていることが伝わってきました。生地はもちろん、シルエットもすべてオリジナルですし、ワッペンの位置も着たときに一番気持ちいい場所になるように計算されているんです。
──アイテムに関して、叶さんと葛葉さんからも要望はあったのでしょうか?
プロデューサー S:ありましたね。「ボタンかファスナーで閉じられるようにしてほしい」や「ポケットが多いとうれしい」という要望をいただきました。「利便性が高まるし、喜んでくれる人も多そうですね」と話し合って、アイテムに反映させたんです。
ディレクター H:ポケットの数は葛葉さんからの要望で、「普段あまりバッグを持たないから、持ち物を全部ポケットに入れられるようにしたい」とおっしゃっていましたね。
プロデューサー S:叶さんと葛葉さんにサンプルをチェックしていただいたときも、「これ、めっちゃ着やすそうですね」「Tシャツの分厚さがいいっすね」など、1つひとつのアイテムにポジティブな感想をいただいたんですよね。特に気に入ってくださったのが「フェードデニムワイドパンツ」でした。
SODA 角:気に入っていただけてうれしいです。ラインナップとしても、一番こだわったのはパンツなんですよね。これまでのChroNoiRのグッズでは販売されることがなかったアイテムだからこそ、ブランドとして展開していくなら入れたほうがいいと考えました。
また、日常で使いやすいことと、ストリートカルチャーが好きな方に響くアイテムであることも意識していますね。それによってChroNoiRさんを知らない方も手に取ってくれるのではないかと期待していますし、パンツを含め、いろいろなアイテムを展開したことで、ブランドとしての新しいスタイルを生み出せたと思います。
フェードデニムワイドパンツ。
──今回のアイテムはモノトーンがメインになっていますが、何か意図があるのでしょうか。
ディレクター H:ChroNoiRのライバーカラーである赤と青を入れることも考えていたのですが、日常で使いやすいアイテムを作るという方向性に合わせて、モノトーンをメインにしました。
ブランドのカラーを作って差し色にする案も考えていたのですが、トレンドに沿っていなかったり、ほかのライバーさんのカラーと被ってしまったりして、結果的にユニットのイメージから離れてしまうと思ったんですよね。その結果、「やっぱりChroNoiRといえば黒と白だな」ということで、それを全面に押し出すことにしました。
“胸熱”な仕掛けも! 二面性が表現された2つのビジュアル
──キービジュアルを望月けいさん、プロモーションビジュアルをタケウチリョースケさんが手がけられましたが、おふたりを起用された理由はなんだったのでしょうか?
ディレクター H:望月さんは作風がストリートカルチャーと親和性が高いこと、タケウチさんはファッション性の高さや景色と融合したキャラクターの描写が魅力的なことから起用させていただきました。
また、「Arcade」と「REX」というブランドの二面性を多角的に表現できるイラストレーターとして、おふたりがマッチすると感じたことも決め手となりましたね。望月さんの絵柄には「REX」の力強さや存在感が表現されているし、タケウチさんの絵柄には遊び心のある「Arcade」という言葉がぴったりだと思ったんです。
「Arcade REX by ChroNoiR」のキービジュアル。
「Arcade REX by ChroNoiR」のプロモーションビジュアル。
──それぞれの世界観は違いますが、どちらもChroNoiRのお二方とアイテムがすごく魅力的に描かれていますよね。
ディレクター H:望月さんは線の太さや強弱の付け方によって力強い印象がありますし、タケウチさんはゆるめのタッチとおしゃれで目を引く色使いが特徴的なんです。表現の仕方は違うけれど、どちらも「ストリート」という一貫性があるカッコいいビジュアルになったと思います。
──望月さんとタケウチさんへは、どのような依頼をされたのでしょうか?
ディレクター H:デザインを細かめに指定し、「アイテムはこんなイメージで、ロゴとブランド名はこういう意図です」とお伝えしました。おふたりに構図のラフを数種類作ってもらい、その中から「Arcade REX」を一番表現できているビジュアルをみんなで選んだんです。
プロデューサー S:キービジュアルでは望月さんからいろいろな提案をいただいたんですけど、その中に「楽曲のタイトルを入れる」というアイデアがあったんです。望月さんは、ChroNoiRの「VVS」の MVにも参加いただいているのですが、今回採用した構図やポージング、カメラの距離が「VVS」のMVに出てくるカットと近かったんですよね。
この構図で望月さんが描いてくださるなら、「VVS」からの流れやそのストーリーをファンの方に感じてもらえるんじゃないかと思って「楽曲タイトルの中でも、『VVS』の文字を入れてもらうのはどうか」とHさんにお伝えしました。
ディレクター H:そうなんです。楽曲と関連付ける予定はなかったんですけど、Sさんのお話を聞いて、その方向性で進めようと決めました。これまでとは異なる方向性を提案しつつ、「今までのChroNoiRもちゃんとあって、あくまでも進化の過程である」ということもファンの方に感じてもらえるんじゃないかと思ったんです。
プロデューサー S:それで望月さんにお願いしたところ、背景にさりげなく「VVS」のタイトルを入れてくださいました。ブランドとしては「ChroNoiRを知らない方にも手に取ってもらいたい」という思いもありますが、やっぱりファンの方々が喜んでくれるビジュアルにしたかったんですよね。そこまで凝ったことをするつもりではなかったのですが、ファンの方々に楽しんでほしいと思いながら作った結果、その仕掛けがデザインに組み込まれた感じです。
VVS / ChroNoiR
プロデューサー S:また、タケウチさんが作ってくださったプロモーションビジュアルもすごくよくて、「ゆるっとゲームをする」というChroNoiRのもう1つの魅力をしっかり表現してくださっていると感じました。ブランドの二面性はもちろんのこと、ChroNoiRの二面性も表現した素晴らしいキービジュアルとプロモーションビジュアルができたなと思っています。
ディレクター H:ファッションの観点から見ても、望月さんが描かれたビジュアルはバチっとキメた着こなし、タケウチさんが描かれたビジュアルは抜け感のあるラフな着こなしっていうのが表現されていましたね。自分がイラストレーターさんの選定を担当したのですが、本当にいい方にお願いできたなと思っています。
──キービジュアルやプロモーションビジュアルを含め、このブランドからChroNoiRを知る方が増えていくのではないでしょうか。
プロデューサー S:そうですね。ChroNoiRって、パフォーマンスをしているときはすごくカッコいいし、「くろのわーるがなんかやる」(※)ではゆるっとしていて面白い。本当にいろんな魅力があるユニットなので、今回のブランドはもちろん、さまざまなところからChroNoiRを知ってもらえるとうれしいです。
※ChroNoiRがゆる~くやりたいことをやる番組。毎週月曜日19:00にChroNoiRのYouTube公式チャンネルで配信されている。
グッズの楽しみ方を広げ、人生を豊かにするブランドへ
──「Arcade REX by ChroNoiR」をどんなブランドにしたいか、今後の展望もあれば教えてください。
プロデューサー S:自分は「ファンの方々の人生を豊かにするブランド」ですね。「ChroNoiRを応援すると、こんな楽しみ方もできます」と新しい可能性を提供して、ファン活動の選択肢を広げられるブランドにしたいし、キービジュアルやアパレルを通して、「ChroNoiRのコミュニティにはあなたの居場所がちゃんとあるよ」と1人ひとりに伝えたいんです。そしてそのメッセージを受け取った方に「ChroNoiRを応援していてよかった」「これからも応援したいな」と思ってほしい。
グッズにしろアパレルにしろ、何かを買って、それを所有する・身に着けるということには、配信を観たり、曲を聴いたりするだけでは得られない喜びや、自分のファン活動……ひいては人生を肯定してあげられるようなパワーがあると思うんですよね。それを1人でも多くの人に体験してほしくて、こうして普段とは異なる展開を企画しました。そしてそれを実現するためにも、第2弾やシーズンごとのアイテム展開ができるようにがんばっていこうと思っています。
ディレクター H:自分もSさんと同じく、グッズとしての楽しみ方を広げられるブランドにしたいですね。好きなVTuberの服を着て、それをより魅力的にするためのコーディネートを考える、という楽しさも感じてもらいたいと思います。
そして将来的には、“ブランドとしての自立”も目指したいです。「カッコいいアイテムだなと思って手に取ってみたら、『Arcade REX by ChroNoiR』だった」というように、ChroNoiRのファンではない方にも選ばれるブランドになってほしいなと思います。
SODA 角:僕らとしても、ChroNoiRさんのファンの方はもちろん、そうでない方にも好きになってもらえるブランドを目指していきたいですし、このブランドがChroNoiRさんを知るきっかけになったらうれしいです。ゆくゆくは、ほかのブランドとのコラボなどもできたらいいなと思っています。
僕はボーカロイドやニコニコ動画を通ってきた世代なんですけど、自分が見ていた当時のグッズに“ファッションとしてカッコいい服”はあまりなく、カルチャーとファッションが切り分かれている印象だったんですよね。「どちらも好きな人が着たいと思える服があればいいな」とずっと思ってきたので、今回その夢を実現させてもらえたことがすごくうれしくて……! だから「Arcade REX by ChroNoiR」がファッションブランドとして根付いていけるように、僕らもがんばっていきたいと思っております。
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