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2024.10.21

「ロクフリ」レイン&ローレン対談 初МCの不安を払拭したのは視聴者の言葉

新作ゲームやレトロゲーム、ボードゲームにおもちゃなど、世の中のあらゆる遊びに“ロックオン”して全力全開で楽しみつくす総合エンタメ番組「LOCK ON FLEEK」。 今年7月から新たに始まったこの番組では、レイン・パターソンとローレン・イロアスの同期デビューコンビが公式番組初レギュラーにして初MCを務める。毎週金曜夜にゲストとともに全力で遊ぶ2人が、「LOCK ON FLEEK」収録の裏側や、MCに初めてトライして得た新たな発見などを語ってくれた。

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目次

初めてのことに不安でいっぱいだった2人も、視聴者の声で安心できた

2人の“疑い”から始まった「LOCK ON FLEEK」

初めてのMCで得る、たくさんの発見と成長

「LOCK ON FLEEK」は、これからもみんなの期待に応え、予想を裏切る

Profile

  • レイン・パターソン

    腕利きのボディーガード。
    かつて命を救われたことから、サメを溺愛している。

  • ローレン・イロアス

    都市警備部隊に所属する青年。往々にして陰謀渦巻く街は、彼をあまり寝かせてくれない。

初めてのことに不安でいっぱいだった2人も、視聴者の声で安心できた

──「LOCK ON FLEEK」はおふたりにとって初MCかつ初めての公式レギュラー番組となりますが、オンエアされて3カ月が経った今のお気持ちを聞かせてください。

ローレン・イロアス(以下、ローレン):にじさんじのレギュラー番組は、過去にあったどれもが面白い番組として今でも語り継がれてるものばかりで、それに名を連ねることができるのが光栄だなって思ってます。でももし5年後、10年後もにじさんじの歴代放送番組の中に名前が載ることになるって考えると、MCが自分で大丈夫かなっていう不安な気持ちも始まる前には正直ありましたね。

レギュラー番組自体は初めてなんですけど、ゲストとして公式番組に呼んでもらったりすることは何度かあって。ゲスト側って番組的にはMCの方にがんばっておいしくしてもらうポジションなのに、バラエティの難しさを痛感した部分があったんです。だから、ゲスト側でも難しいなって思っていたバラエティ番組で、今度は自分がMCをやるという……。新しい壁にぶつかるんじゃないかなっていう不安があったんです。

──ローレンさんの中でも思い切ったチャレンジだったんですね。実際に始まってみていかがでしたか?

ローレン:「LOCK ON FLEEK」の現場がすごく温かいので、収録中は楽しかったな、どんなふうに放送されるんだろうっていうワクワクでいっぱいになりましたし、視聴者さんが楽しんでくれるかなっていう期待感も湧いてきて。さっき言ったような不安が入り交じりつつも楽しい気持ちで臨めました。オンエア後も、視聴者さんが「面白かったよ!」って言ってくださったので、不安だった部分はだいぶ拭えた感じがあります。

──視聴者のコメントが励みになったんですね。レインさんにもこの3カ月を振り返って、どう感じていらっしゃるか伺いたいです。

レイン・パターソン(以下、レイン):私はまだ今もずっと夢のようと言いますか、まさか私がにじさんじの公式番組でMCとして出演させていただける、そんな機会があるなんて……っていうドキドキが続いています。「LOCK ON FLEEK」は毎週金曜日の19時にプレミア公開されているんですが、そのたびに「ドッキリでした(笑)」とか「もう番組が終わります!」っていつ言われるんだろう、みたいな不安がずっと胸の内を巡っていて……。

「【新番組】剣持&イブラヒム史上最高の全力!?マリパとあっち向いてホイで遊ぶ!」より。

──初回の放送の時だけではなく、今でも毎週金曜日のオンエアのたびに今でも感じていらっしゃるのでしょうか?

レイン:オンエアされると毎回「あ! 『LOCK ON FLEEK』まだやってる!(笑)」って安心と喜びの気持ちでいっぱいになっています。だから未だに現実味を帯びていないふわふわした気持ちというか、夢見心地ですね。毎週水曜日に公式X(旧Twitter)で、「ゲストはこの方々です」という告知とともにプレミア公開の案内がされるんですけど、それすらも「本当にあるかな!? 大丈夫かな」って心配してます(笑)。それくらいにじさんじで公式番組に出させていただいてるっていうのが本当に光栄すぎて、ずっとドキドキしっぱなしです。

でも実際にオンエアされて、私が普段の配信をしてるときにリスナーさんから「毎週金曜日がもう本当に待ち遠しくて、『LOCK ON FLEEK』が生き甲斐になってます!」っていうコメントをいただいたときは、そういった夢見心地な気分は忘れて、すっごくうれしかったし、「全力であらゆるエンタメを楽しむ」番組をリスナーさんも全力で楽しんでくれてるんだっていうのを感じられて、「もっとがんばろう!」「もっともっとみんなに“楽しい”を提供しよう!」って思いました。

左からローレン・イロアス、レイン・パターソン。

──おふたりとも、視聴者さんたちの「面白かった」「楽しかった」という感想や、番組への期待感を感じて、不安だった思いが和らいで前向きなお気持ちになれたわけですね。

レイン:そうですね。でもやっぱり、不安にもなりました。自分の全力がみなさんに100%伝わってるかもわからないし、その伝え方が合ってるかどうかもわからないので、これからもっともっとがんばらなきゃって感じるところが不安につながってる気がします。

ローレン:これまでオンエアされたものは、視聴者さんの感想を見て不安が減ったと思いますけど、やっぱりまだ始まったばかりですから、過去の番組とかと比べて自信を持って面白いものを届けられてる!って不安なく感じられるのは、まだ先かもしれないです。

2人の“疑い”から始まった「LOCK ON FLEEK」

──番組が始まる前のお話をお聞かせください。レギュラー出演、しかもMCのお話をおふたりが聞いたとき、どういうお気持ちだったんでしょう。

ローレン:もうとにかく「え、俺!? 俺でいけるっすか!?」みたいな気持ちでしたね。さっきレインさんも言ってましたけど、一時期にじさんじの番組でドッキリがめっちゃ流行ってたこともあったので「あー、この手のドッキリね、カメラどこなんだろうな?」って思ってました(笑)。でも疑いながらも、やっぱりうれしさもありましたね。光栄なことですし、本当ならありがたいなっていう気持ちでした。

──そういった疑いの気持ちから、「あ、本当なんだ」と実感が湧いたのはどのタイミングで?

ローレン:自分とレインさん、ディレクターさんをはじめとしたその他スタッフさんたちで話し合って企画の話がどんどん進んだとき、コンセプトが「あらゆるエンタメを遊びつくす総合エンタメ」で、こういうスタジオを使おうと思ってて、小物とかこういうものがあったりして……ってディレクターさんの口が止まらなくなって、「じゃあ名前! 『LOCK ON FLEEK』でいきますか!」ってなって。そこらへんで「あ、これガチっぽいな」みたいな。ちゃんと出発するやつだなって実感が湧いてきました。

「LOCK ON FLEEK」タイトルカット

──レインさんはいかがでしたか?

レイン:私は最初、「マネージャーさん、送る人間違えちゃったのかな?」って思ったのが正直な感想で……(笑)。

──おふたりとも疑うところから始まったんですね(笑)。

レイン:いや、疑いますよ!(笑) 「え、本当に!?」みたいな! もちろん本当ならめちゃくちゃうれしかったんです。けど、そもそもですよ? 前回の番組が「ゲームる?ゲームる!」さんなんですけど、当時話を聞いた我々からしたら「ゲームる?ゲームる!」さんがまだ続いてるのに新番組が始まるなんて、あると思ってなかったわけですよ!

──確かにそう思うかもしれませんね。

レイン:それに歴代の公式番組って、同期で一緒にMCを担当しているものがないんですよね。だからそのお話が来てメンバーを拝見したときに、本当に私で合っているのかっていう不安をまずマネージャーさんに投げようと思って、「これ私で合ってますか? 本当ですか? 信じますよ?」って送りました(笑)。アルス(・アルマル)先輩がナレーションって書いてるけど、МCがアルス先輩とローレンじゃなくて、私とローレンで合ってますか?って。あと、私の中ではローレンはすごく忙しいイメージなので、ローレンは「毎週公式番組に出れますか? 大丈夫ですか?」って不安もありました。

──そんなところから、レインさんの実感が湧いたのはいつだったんでしょうか?

レイン:最初の質問の答えに戻るんですけど、今でもちょっと疑ってる節はあるんです(笑)。ずっと不安な状態なんですよ、今も。そのうえで一番実感が湧いたのは、ローレンと同じく、ロクフリチームの皆さんと打ち合わせしてる中で「この番組では今後こういうことをしていきます」っていうお話をしてくださったときですね。今までの公式番組は、どれもゲームメインでいろいろやってきたのに、今回は総合エンタメ番組って銘打ってるだけあって、ゲームだけにとらわれずにいろんなことをやっていくんだって聞いて、私すごくワクワクしたんです。「え! こんなこともやろうとしてるの?」って。それに応えなきゃって思ったときは、実感が湧きましたね。

最初のゲストが剣持(刀也)さんとイブラヒムさんで、内容が「スーパーマリオパーティー」、つまりゲームだったんですけど、もう1つが“全力あっち向いてほい”だったんです。「え!? “全力あっち向いてほい”!?」って思うじゃないですか(笑)。でもそれって楽しそうだなって思ったんですよ。「すごい、そういうエンタメをこの番組でやっていこうと思ってるんだ、ロクフリチームは」って感じたとき、めっちゃいいな、がんばろうって思いましたね。

「【新番組】剣持&イブラヒム史上最高の全力!?マリパとあっち向いてホイで遊ぶ!」

──おふたりが初MCにトライするにあたって、意識したことや心構え、「こうなりたい」という目標はありましたか?

ローレン:基本的にラフにやりたいなって思いました。こっちが肩の力を入れすぎてしまうと、ゲストもすごくやりにくくなっちゃうと思ったんですよね。MCががんばってるから自分もめっちゃ気合い入れなきゃ、がんばらなきゃってプレッシャーになっちゃうかなって。自分の経験としても、過去にいろんな公式番組に出させてもらったときに「普段通りでいいよ」「リラックスして、ちょっと適当なくらいでいいから」みたいなことを言っていただいて、すごくありがたかったんです。そのおかげで普段通りしゃべったりできたんですよ。

やっぱり気合いとか緊張ってゲストさんたちに伝播しちゃうと思うので、まずはMCの自分たちが緊張せずにラフにやって、それでアットホームな現場の雰囲気を作ることができれば、ゲストさんはもちろん自分たちも自ずとやりやすくなって、もっと面白いものが作れるかなって思うんです。

レイン:私はローレンとは本当に真逆でした(笑)。「全力でこの番組を盛り上げるぞ!」って気合い、ゲストで来てくださった方々も観てくださる方も全力で楽しめるような場を作るっていうモットーを強く思って……。

ローレン:ちなみに俺も全力で盛り上げたいと思ってるからこそ、だからね!(笑)

ローレン・イロアス

レイン:それはわかってる(笑)。それをローレンはゲストさんにもラフでいいよーって感じでやると思うんですけど、私自身は「みんな楽しんでいこうね! うおー!」みたいな感じでやっちゃいがちなんです(笑)。楽しむうえで、リラックスしやすい環境と同じくらい、盛り上がる環境を作るってすごく大事なことなんじゃないかなって思うので、それをちょっと意識していきたいなって思ってます。

──いいコンビですね! たとえるなら、みんなで一緒に遊ぶ部屋の中で、レインさんが部屋を明るくするライトのポジション、ローレンさんはくつろげるソファーやクッションみたいなポジション、みたいな感じで、2人の真逆なマインドによって完璧な場を提供してるんだなと感じました。

レイン:おー素敵! そういうことだと思います!

左からローレン・イロアス、レイン・パターソン。

初めてのMCで得る、たくさんの発見と成長

──ゲスト側ではなくMCとしてバラエティ番組に出演してみて、MCという立場ならではの魅力、苦労はありましたか? 

ローレン:自分がゲストで出てたときは、すごく経験値のある大先輩がMCをやってくれてたことが多かったので、正直何も考えずやってたなというか……(笑)。聞かれたことにただ答えたり、適当にボケたり、ツッコんだりして帰っただけだったんですけど、今思えば自分が浅すぎて、それで回っていたのはMCのおかげということに気付けてなかったんですね。もちろんMCという存在が番組で重要なのはわかってたんですけど、ここまでゲストの“活き方”や番組の面白さがMCに依存するものなんだな、って。自分がゲストで楽しくやれてたのもMCの方々のおかげなんだなと、自分がMCになってからすごく実感しました。

ゲスト側だとその場その場の局所的な面白さを気にしていただけだったんですよ。これ言ったらどうかな、とかそれくらいで、あとは普通に楽しんでいただけだったんですけど、MCになると時間進行を気にしたり、「次のコーナーがこういう内容だから、今こういうこと言うのはちょっとやめておこう」って考えたり、そういう全体的な面白さやバランスに着目し始めるというか、番組の流れとかを結構気にするようになりましたね。

──俯瞰的な広い視野を持つよう意識するようになったわけですね。

ローレン:おっしゃる通りですね。でも言うて、「LOCK ON FLEEK」でも俺はそこまで司会っぽいことはしてなくて、レインさんがけっこうしっかりMCしてくれるので、一緒に楽しんでるみたいなゲストっぽい立ち振る舞いが多いんですけど……。だからこそ余裕があるから、レインさんをフォローできる部分に気付けるよう、全体を意識してがんばってるって感じです。

「【新番組】剣持&イブラヒム史上最高の全力!?マリパとあっち向いてホイで遊ぶ!」より。

──いい意味で一歩引いて、レインさんが前に立って回してくれるところを後ろから見守って、どうしても行き届かないところがあれば手を差し伸べて支えているのがローレンさん、という立ち回りを意識していらっしゃると。

ローレン:そんな感じですかね(笑)。

──レインさんはいかがでしょうか?

レイン:ローレンの言うとおり、MCは番組全体を作る側だと思うんですけど、私はMCだから進行をしなきゃしなきゃ、って思っちゃうタイプの人間なので、すぐ周りのことが見えなくなっちゃって……。そういうときにいつもローレンに助けられてるなって思います。会話のパス回しもそうですし、例えばAからBの流れに行くとき、Bに行くためのはしごを掛けるようなつなぎ方がローレンはすごく上手だなって思っていて、それにめちゃくちゃ助けられてます。場を盛り上げたり進行をするだけがMCじゃないと言いますか、MCがMCだけをやる番組じゃないので、私が今壁を感じているのはそこですね。何かの話題でゲストさんが反応したときとかも、そこでもっと上手いパスを投げられてたら……!とか考えちゃって。そこはぶち当たってますねー!

レイン・パターソン

ローレン:ここからひと皮剥けて最強になるんじゃないの?

レイン:ローレンはそもそもが本当に上手いんですよ!

ローレン:いや別にそんなことはないけどね(笑)。

レイン:いやいやマジであなたは面白いのよ、本当に。

ローレン:まぁ余裕があるからね、そっちがMCしてくれる分。

レイン:いやいや、MCさせてもらってるからね、どっちかって言うと。

ローレンおー(笑)。

レイン:あはは(笑)。

「【ショート動画】踊ってみた&声マネでバズろう! #ロクフリにじさんじ」より。

「【ショート動画】踊ってみた&声マネでバズろう! #ロクフリにじさんじ」より。

──今おふたりからは、MCとゲストの違いの中でも気を付けるところや大変なところを伺いました。せっかくですから、逆にMCの魅力や楽しさの部分をお聞かせください。

レイン:そういう意味では、にじさんじのライバーさんの魅力を知れるのが魅力かなって思いますね。ローレンもそう思わない? 「この人はしゃべったことないかも」っていう人もゲストで来たりするでしょ。そういうときに「この人ってこういうところも面白いんだ!」って発見できるのって、すごくよくない?

ローレン:俺もあったわ、そういうの。

──それはたくさんのゲストを迎えるホストである、MCならではのうれしいポイントですね。

ローレン:そのほかの部分で言うなら、番組の空気を自分たちで作れるところですかね。やっぱりそれまでに積み上げた流れってあるじゃないですか。スタッフさんも含めた番組の空気感とか。ゲストで出てると、どちらかと言えばその番組の空気に合わせるわけですよね。もちろんこちらもゲストの方がやりやすいように合わせるんですけど、でも全体の大きな流れや空気ってものは、番組ごとにあるわけですよ。番組としての空気感とか場の作りっていうのは、ゲストだとなかなか乱しづらいですよね。

ゲスト側だったら「はっちゃけすぎたら、怒られるかな?」みたいなことも、毎回同じメンバーのスタッフさんたちとチームで一緒に作っているMCなら、「ここでちょっと暴れても許してくれそうやな」みたいな(笑)。そういう空気感がわかっていくと、「こういうことやりたい!」っていう要望が言いやすいですよね。それにMCならそもそもの番組内容に対して「次の企画どうしますか? いい案があるんですけど」とか言えたり、逆に「何かいい企画ありますか?」とか聞いたり、そういう番組を盛り上げるための話し合いがあるんです。それが意外と面白いなって思ってます。自分もレインさんもそうですし、スタッフさんみんなが番組を盛り上げたいと思ってるからこそ、みんな気合いが入ってて楽しいなって思いますね。

「LOCK ON FLEEK」は、これからもみんなの期待に応え、予想を裏切る

──これから「LOCK ON FLEEK」をどんな番組にしていきたいですか? おふたりの展望をお聞かせください。

ローレン:みんなに楽しんでもらいたいっていうのは当たり前にあるので、そういう当たり障りのないところじゃなくてもっとデカいことを言うと、どのゲストの人にも「ぜひ出たい!」って思ってもらえる、そしてどのリスナーさんにも「『LOCK ON FLEEK』は絶対観たい!」って思ってもらえるような番組にする。目指すべきはそこなのかなって。

レイン:わかる。

ローレン:やるからにはそういうイメージがあるよね。特にゲストの人には、「うわ、『LOCK ON FLEEK』の出演アサインきたわ……。だりー、出たくねー」じゃなくって、「え!? 『LOCK ON FLEEK』のアサイン来たんですけど!? これ、本当ですか……? え、自分、で、出られるんですか……!?」ぐらい思ってもらえる魅力的な番組にできたらいいなって思ってます。あと観てくれる人にとって一番そうなったらいいなって思ってるのが、その人の生活の一部になりたい、っていうこと。例えば仕事がつらいなってときでも、エンタメとかお笑いの部分でその人を元気にできるから、そうやって支えてあげられてたら一番かなって思いますね。そのへんはやっぱり公式番組っていう規模だからこそできることなのかなって思うので、そこを目指していきたいです。

レイン:ローレンの言う通り、私もやっぱりライバーさんに「この番組に出たかったです!」って言ってもらえるような番組にしたいですし、リスナーさんには「ロクフリが生き甲斐だ!」って言ってほしい。ローレンと同じくらいそんな気持ちでいっぱいなんですけど……そこから付け足すなら、週2~3回でもやってほしいとかそういう意見がいっぱい出るくらい、「次は何するんだろう?」「もっとたくさん観たいな」とか、「こういうの観たかったの、ありがとー!」とか言ってもらえるような、ワクワクが尽きない番組にできたらいいなって思います。観てくれてる人にも、こっちは全力で総合エンタメやるので、みんなも全力で全部楽しんでもらって、カッコいいポイントもかわいいポイントも面白いポイントも、本当に隅から隅まですべて楽しんでいただきたいなって思います! やっぱりやるからには全力でね!(笑)

「【パワプロ2024】にじ甲直前!さくゆいと対戦で煽り合い&まさかの展開 #ロクフリにじさんじ」より。

──おふたりとも番組の目指すところの思いは同じなわけですね! ちなみに「叶うかどうかわからないけど……」と思ってしまうような、もっと大きな野望や夢はあったりしますか?

レイン:やれることぜーんぶやりたいなって思っちゃうタイプの人間だから……(笑)。それこそ「LOCK ON FLEEK」のチーム、アルス先輩、ローレン、私で地上波のテレビに出たりしたい! あとおっきな広告とか見れたらいいなって思います! 「『LOCK ON FLEEK』毎週金曜19時 絶賛放送中!」とか街中のいろんなところで見られたらいいですよね! 山手線ジャックとかできたらめっちゃ格好よくないですか!?

──いいですね! そういう夢を語っていれば、もしかしたら叶うかもしれないですよね! ローレンさんは、何か野望はありますか?

ローレン:実はさっき言ったことが結構野望気味ではあったので、悩みますね……。自分が割と現実主義なのかもしれないですけど(笑)。でも3Dの公開収録イベントとかトークライブとか、有観客でできたら面白いかなって思いますね。

レイン:あ、リアルイベントね。デカい。

ローレン:そう、リアイベはデカいっすよ、本当に。だって俺、会場は国立競技場考えてるんで。

レイン:えー!(笑)

ローレン:デカいっすよね? これは。俺の野望なんですよ、マジで。

レイン:デカすぎだよ! 本当にただの野望(笑)。

──それでは最後に、「LOCK ON FLEEK」を応援してくれている方々、そしてこれから新たに観てくれる方々へのメッセージをお願いします。

ローレン:「LOCK ON FLEEK」で一番いいなって思うのが、幅があることなんですよ。総合エンタメとか言ってるので、面白ければなんでもアリなんです。これってめちゃめちゃ便利な言葉なんですよね(笑)。何やっても「いや総合エンタメだから」って言ってどんなこともできる。「え、番組変わりました?」って思っちゃうような内容とかも、今後あると思うんですよ。だからこそ今観てる人でも、今後も絶対飽きないと思うから目離せないぞって伝えたいですし、これから新しく観てくれる人、最近観始めてくれた人も、1回観ただけじゃあこの番組の魅力は絶対全然わからないから、全部観てほしいなって思います。何しろ総合エンタメだから、他の回では何やるかわからんよって感じなので(笑)。だからこれからも続く「LOCK ON FLEEK」、ぜひ観ていってください!

レイン:ローレンさんがね、丁寧に答えてくださったので、私からはもう、全力で楽しめ!というひと言だけを残させていただきたいなと思います。

ローレン:何それ! 逃げてるやん!(笑) 

レイン:逃げてない!(笑) 本当にこの番組は予想ができないと思うので、毎回全力で楽しみにしてほしいです! 例えば今観てくれてる方々は、次はどんな人がゲストに来るんだろう?って思ってくれてると思うんですけど、にじさんじのライバーさんじゃなくてリアルのストリーマーさんがゲストでいらっしゃった回もあって、そういうのって誰も予想できなかったと思うんですよ。

ローレン:確かに。

レイン:でもそういう驚きのある楽しさは、「LOCK ON FLEEK」には絶対あるんだよ? だからお前らこれからも楽しみにしとけよ!……っていう気持ちをここに残しておきます。

「【k4sen&MOTHER3襲来】番組初SPゲストとワンナイト人狼!疑いすぎて大揉め!? #ロクフリにじさんじ」

取材・文:株式会社KADOKAWA 大竹卓 監修:ANYCOLOR MAGAZINE編集部

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