「蒼穹のファンファーレ」全員
ステージいっぱいに星々がきらめく幻想的な雰囲気の中、BGMが厳かに鳴り響く。1曲目に選ばれたのは「蒼穹のファンファーレ」。ホール全体を包み込むようなあたたかさを持つ戌亥の歌声をきっかけに、ライバーたちの声が次々と重なり、重厚なハーモニーが生まれる。町田はクリアなハイトーンと繊細なビブラートという持ち味を存分に発揮し、社はハリのある低音を響かせ、8色の歌声の連なりをしっかりと支えた。ライバーたちの背後には、地球をはじめとした惑星が色とりどりに輝きながら、楽曲の盛り上がりに合わせて回転したり、ライバーに寄り添うように浮かび上がったりと、さまざまな動きを見せる。最後にライバーたちは「向こうへ」と歌声を揃え、聴衆を「Uncharted Spheres(未知の領域)」へと誘う、一夜の幕を開けた。
「黒い雫」東堂コハク
今回、リアルライブ初出演を果たした東堂は、4名のダンサーを従えながら「黒い雫」を熱唱。推進力のあるハードロックのサウンドに呼応するように、東堂は時にがなりを加えたエネルギッシュな歌声で会場を満たす。間奏中には、彼女がかねてより特技と公言しているダンスを披露。挑発的な手の振り付けとしなやかな全身の動きで大人っぽくクールな世界観を作り上げる。最後の一息まで全力で歌い踊った彼女に、会場からは盛大な拍手と歓声が送られた。
「Virtual to LIVE (Classical Arrangement)」全員
ライブ本編がクライマックスに差し掛かったタイミングで、会場は一瞬静けさに包まれる。その後、「どうしようもなく今を生きてる この声が届く未来が 幸福だと 言えるように ただ謳おう Virtual to LIVE」というフレーズをライバーたちがアカペラで歌い始め、にじさんじファンにとって聴きなじみのあるメロディラインに観客がざわめく。そのまま、今回初披露となる「Virtual to LIVE」オーケストラアレンジバージョンの歌唱が始まった。心地よいストリングスの音色に乗せて、ライバーたちはあたたかみのあるハーモニーを奏でていく。力一の艶やかな歌声は今回のアレンジと抜群の相性を見せ、ソロやユニットの楽曲で弾けるようなパフォーマンスを見せていた長尾は観客へやわらかに語りかけるような歌声へとチェンジ。伊波はワンフレーズごとに思いを込めるかのように胸に手を当て、持ち味の優しい声で丁寧に歌い上げた。
曲が終わり、おだやかな余韻に包まれる会場。ステージには巨大な太陽が輝いており、すべての源であるその光と溶け合うように、ライバーたちはステージを後にする。その後、ステージスクリーンには「太陽はあなた方です。我々をいつも照らしてくれ、見守ってくれる。私達はその照らしに応えるように、舞台に立つ演者となる。」という、舞台に立つライバーたちから、応援してくれるファンへの思い、感謝の言葉を込めた映像が映し出され、会場を感動で満たした。
「Luna say maybe」早乙女ベリー
この日、リアルライブデビューと3D初披露を一度に体験した早乙女。にじさんじライバーとしてデビューして以来、大きな舞台を目標にしていたという彼女は、「たくさん話すことはあるけど、ベリーは歌が好きだし、歌が一番(思いが)届くと思うので」と前置きし、ステージで感じるすべての気持ちを込めて「Luna say maybe」を歌い始める。ライブ最終盤にも関わらず、ステージを端から端まで走り、客席に向かって「ありがとー!」と叫ぶ早乙女。無尽蔵のスタミナを見せつけながら、声援を送ってくれるファンに何度も感謝を伝えていた。
Uncharted Spheres 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール7~8(千葉)セットリスト
1.蒼穹のファンファーレ(カバー)
2.Los! Los! Los!(カバー) / 早乙女ベリー
3.征け(カバー) / 社築、東堂コハク
4.RPG(カバー) / ジョー・力一、長尾景、伊波ライ
5.誰かの願いが叶うころ(カバー) / 町田ちま
6.蜜月アン・ドゥ・トロワ(カバー) / ジョー・力一、戌亥とこ、早乙女ベリー
7.黒い雫(カバー) / 東堂コハク
8.オーダーメイド(カバー) / 長尾景
9.熱風(カバー) / 社築、町田ちま、東堂コハク、早乙女ベリー
10.目抜き通り(カバー) / 戌亥とこ、伊波ライ
11.COZMIC TRAVEL(カバー) / ジョー・力一
12.サンドリヨン(カバー) / 町田ちま、長尾景
13.プラネテス(カバー) / 伊波ライ
14.ANIMA(カバー) / 社築、戌亥とこ、長尾景、早乙女ベリー
15.群青(カバー) / ジョー・力一、町田ちま、東堂コハク、伊波ライ
16.名前のない怪物(カバー) / 戌亥とこ
17.赤橙(カバー) / 社築
18.Virtual to LIVE (Classical Arrangement)
アンコール
1.Arc goes oN
2.若者のすべて(カバー) / 社築
3.M八七(カバー) / ジョー・力一
4.私が明日死ぬなら(カバー) / 町田ちま
5.Clap and Clap(カバー) / 長尾景、東堂コハク
6.燃えよ(カバー) / 戌亥とこ
7.怪談 / 長尾景
8.ファイアダンス(カバー) / 社築、伊波ライ、早乙女ベリー
9.魔法のない世界で生きるということ(カバー) / 東堂コハク
10.IRIS OUT(カバー) / 伊波ライ
11.Luna say maybe(カバー) / 早乙女ベリー
12.25時の情熱(カバー) / ジョー・力一、町田ちま、戌亥とこ
13.Virtual to LIVE
※本公演の配信チケットは、5月31日(日)23時59分まで以下のリンク内で販売されており、6月1日(月)23時59分までタイムシフト配信を実施している。ライブの全容は配信でご確認を。

Uncharted Spheresライバーコメント&担当スタッフインタビュー ステージに現れた「8つの星」たちの共演に注目