kzのターニングポイントとなった月ノ美兎の言葉
──「にじさんじ」は今年で7周年を迎えます。まずは改めて皆さんと「にじさんじ」の出会いについて教えてください。
kz:たぶんデビュー当初から知ってはいたと思うんですが、しっかり見始めたのは2018年4月くらいからだと思います。その頃に委員長(月ノ美兎)が初めて3Dモデルを使った配信をニコ生(ニコニコ生放送)でしていて、クリエイターとしてすげぇ面白い人だなって感じたのもありますし、その後の感想配信でしてた話に感銘を受けたんですよ。
僕らも出自がインターネットにあるものとして、インターネットの歴史に加われているのかなという感覚が漠然とあるんですが、「そこに連なれているのがうれしい」と言っていたのがすごく記憶に残っていて、自分の中でもターニングポイントになった出来事でした。
月ノ美兎の公式ニコ生反省会【雑談】。月ノ美兎「ネットの歴史のちっちゃな一部になれたことがとってもうれしい」(17:02〜)
kz:僕も活動を始めた頃に同じような気持ちを抱いていたのを思い出して、10年後の今もそう考えている人がいるんだと思うとすごくうれしかったんです。そこで強いシンパシーを感じたからこそ、ここからどうなっていくのかずっと見ていきたいって思えましたね。
DJ WILDPARTY:僕も一番印象に残ってるのは月ノ美兎さんの10分まとめ動画で、あそこからいろいろ見るようになったと思います。VTuberの中でも配信主体のスタイルって当時はあまりなかったと思うんですが、配信ならではの魅力というか、最初から映像として作り上げるのとは違った面白さに衝撃を感じました。
10分で分かる月ノ美兎【にじさんじ公式】
kz:一応配信という文化自体はニコ生とかあったと思うんだけど、我々ってその世代ではないんですよね。だからこそ配信っていうスタイルに新鮮さを感じていたのもあるかもしれません。
烏屋茶房:僕も実は「10分で分かる月ノ美兎」からなんです(笑)。
kz:だいたいみんな一緒のタイミング(笑)。
烏屋茶房:動画の中でヨーロッパ企画さんのゲームをされていたんですが、ゲーム自体の面白さと委員長のつっこむ視点がすごく噛み合ってて、めちゃくちゃ面白いなと思ったんですよね。そこから元の配信を全部見たのを覚えてます。「みとらじ」の第1回もリアルタイムで見てましたし、「こんばんワニノコ」が生まれる瞬間にも立ち会ってました。
※「こんばんワニノコ」は月ノ美兎の配信で見られる挨拶コメント。「流行らせない」と宣言した月ノの意志に反して大流行した。
月ノ美兎の放課後ラジオ #1
kz:だんだん古参マウント合戦になってきた(笑)。
烏屋茶房:(笑)。でもその後自分はいろいろあってあまり配信を見れない時期があったんですよ。皆さんの動向は横目で見つつも、どっぷりハマっていたというわけではなかったんです。そしたらさんばか(アンジュ・カトリーナ、戌亥とこ、リゼ・ヘルエスタ)さんの楽曲制作の依頼が来て、じゃあしっかり見てみようと思い、再びハマることができました。なので本当の原点は月ノ美兎さんなんですが、同じくらいさんばかも自分にとっての原点だと思っています。
──本当に初期の初期に出会われていたんですね。そこから7年経った現在でもライバーの配信は見ていますか?
kz:原点が委員長なので、やっぱりその系譜にある人というか、自分の興味のあるものを熱量持って布教したり解説したりする人は見ちゃいますね。栞葉るりさんとか周央サンゴさんとか。ワイパはどう最近?
DJ WILDPARTY:そうですね……。
kz:誰を見てるとかじゃないか、どこの配信見てもコメ欄にいるし(笑)。
DJ WILDPARTY:深夜に作業をしながら配信を見ることが多いので、その時間帯にやってる人のは見がちではあります。葉加瀬冬雪さんが0時から配信してくれることがけっこうあるので、タイミング的によく見てたりしますね。
kz:「ワイパさんってどの配信にもいますよね」って、レコーディングのときにライバーさんにも言われたことがあった(笑)。
烏屋茶房:もはや御利益ありそうな感じすらしますよね。コメ欄にいることに安心感を感じるというか(笑)。
ライバーへ楽曲を作る難しさと楽しさ
──DJイベントから楽曲制作まで、皆さんにはにじさんじの音楽面に多く携わっていただいてますが、そのうえで意識されていることはありますか?
烏屋茶房:曲や歌詞を書かせてもらうときは、直近の配信をガッと見たり、歌うライバーさんのことを調べてみたりするんですが、そうやって情報収集をするのはほかの楽曲制作のときと同じスタイルではあります。ただライバーさんの場合は、その人のおいしい部分や、普段の配信を見ているからこそわかる小ネタみたいなものはどんどん入れていきたいと思ってますね。
kz:烏屋くんは今までさんばかの曲を3曲書いてるけど、同じユニットに複数回曲を書くのって大変じゃない? アニメの主題歌とかを作る場合だと、例えば1期の主題歌を全力で作った結果、2期のときにはそれを超えるのが大変ってことがあると思うんだけど。
「SMASH The PAINT!!」収録曲【『3倍!Sun Shine!カーニバル!』アンジュ・カトリーナ、戌亥とこ、リゼ・ヘルエスタ】公式ワンコーラスPV。さんばかの「みつぼしパレード」「6倍!! Rock 'n' Roll!! フェスティバル!!」も烏屋茶房による作詞。
烏屋茶房:アニメとかストーリーのあるものだったら確かにどうしようかなって思うときはあるんですが、さんばかの楽曲の場合はあまりそういう大変さは感じていませんでしたね。制作の度に3名からしっかりコンセプトも伝えてもらっているので、そこに沿ってやっていくだけで大丈夫なんです。もちろんしっかり調べて言葉を並べることも大切なんですけど、それ以上に3名だからこそ出せる空気感を表現するのが大事なのかなと感じています。
なんとなく3名ならではの空気ってあると思うんですが、それって活動を続けていくことで日々変わっていくものでもありますし、それを感じながら書くことで自分も変わっていける感覚があって、すごく面白いです。それに今までの楽曲は3曲とも曲調が全然違いましたから、作詞するにあたって表現が固まってしまうみたいな大変さはありませんでした。
kz:言われてみれば曲調は全然違うもんね。「3倍!Sun Shine!カーニバル!」に「6倍!! Rock 'n' Roll!! フェスティバル!!」と来てるから、9倍はどうなってしまうのかと楽しみにしてる部分もあるけど(笑)。
烏屋茶房:9倍になるのかはまだわかりませんが(笑)。でも次があってもがんばらせてもらいます! そもそもkzさんの方が周年曲をいっぱい書かれているわけですから、そういう大変さを感じられることもあったんじゃないですか?
にじさんじ - Virtual to LIVE [Official Music Video]
kz:正直めちゃくちゃありましたね。アニメの楽曲を作る場合とは違って、ライバーさんたちの曲を作るときってその人の人生を背負ってしまうから、あまり身勝手な歌詞とか書きたくないんですよ。だからより一層力を入れて書かないといけないんだけど、何曲も書くとなるとかなり難しい。
当時から活動してた人たちが言っていたように、「Virtual to LIVE」を発表したときは次はないかもしれないっていうシリアスさもあったから、この1曲にすべてを込めるって気持ちでそのときにできることをやり尽くせばよかったんだけど、次の「Wonder NeverLand」が本当に大変だった。
DJ WILDPARTY:めちゃくちゃ大変だったってリリース当時も言ってましたもんね、よく覚えてます。
にじさんじ - Wonder NeverLand (Official Lyric Video)
kz:本当にずっと悩んでたからね。でも悩みに悩んでたときに、(花畑)チャイカさんの配信を見てたらあの歌詞ができたんですよね。チャイカさんってずっと変わらぬ自由さがあって、そこに影響された結果が特にサビの歌詞に強く出てると思う。そうやってその時々の雰囲気をしっかり切り取るというのもすごく大事だと思ってるけど、何よりそれが一番大変な部分でもあるんですよね。烏屋くんは7周年の「Arc goes oN」で初めて周年曲書いてどうだった? プレッシャーとか感じた?
Arc goes oN
烏屋茶房:確かにプレッシャーはあったんですけど、7周年ということで「虹」というキーワードはスムーズに出てきましたし、そこから光の反射も合わせてイメージは膨らんでいきました。7周年を迎えてグループもどんどん変わっていく中で、変わらないものってなんなんだろうと考えたんです。
ライバーさんたちが活動を続けてくれていて、僕らがそれを見ている。コメントなどを通じてお互いに関わり合うことって、ライバーさんたちから光を受けているようで、ライバーさんから見ても我々が光になれているんじゃないかと思ったんです。
そうやって光を反射させ合って、移り変わっていきながらも、お互いにもっと歩み寄っていけるといいなというようなことを意識しながら書かせていただきました。すごくがんばって作ったので、皆さんそれぞれの受け取り方で楽しんでいただけたらうれしいです。
第一線のクリエイターたちが紐解くVTuberの音楽
──長く第一線で活躍される皆さんとしては、VTuberの音楽シーンをどのように捉えられていますか?
DJ WILDPARTY:VTuberさんのような音楽活動がメインではない人たちが歌う歌って、声質からして違うものがあるんです。普通に音楽を聴いているだけなら出会えないような声の人たちの歌ってなんだか新鮮で、そこに面白さを感じているのはあります。それこそ葉加瀬冬雪さんとかも特徴的な声をしてますし。
kz:皇女(リゼ・ヘルエスタ)とかどのカテゴリーにもいなかった声をしているよね。
烏屋茶房:アニソンの文脈でもあるし、インターネット音楽の流れも汲んでて、さまざまな文化のいいとこどりみたいにもなってるようにも感じます。もはやJ-POPのようなスタンダードな音楽との境界線も曖昧になってきていて、普通にいい音楽はいい音楽として受け入れられてますよね。
VTuberが歌うからこそ意味がある楽曲がまずあって、そこにエモさみたいなものを感じていた部分もありますが、もはやそういう文脈性を分からなくてもいいと思える曲が溢れてきているようにも感じます。
kz:VTuberの音楽といっても昔と今では全然別のものですよね。いいか悪いかは置いておくとして、ものすごく一般化したなとは思います。昔はなんといってもリスナーが関わっているというのが大きな特徴だったんじゃないでしょうか。樋口(楓)さんが特にそうですが、実際にリスナーが作った楽曲を歌うという場合もあったわけで、ライバーとリスナーが相互に関わり合いながら作っていくという文化から面白いものがたくさん生まれていたのが昔のシーンだったと思います。
MapleDancer【樋口楓オリジナル曲】
kz:そこから7年かけてありえないくらいでかい規模に成長した結果、僕らのような元々ファンだった人間だけじゃなくて、いろんな人が関わってくるようになりました。誰からも聴かれる音楽になっていった一方で、大事にしていた文脈性とかが薄れていき、平坦化しているような印象もあります。
確かに昔と今では変わっているものの、どちらが正しいかというのはとても難しい話です。文脈性を大事にしすぎているとどんどん先細っていってしまいますし。とっつきやすさと文脈性の高さは正反対の性質なので、バランスを取るというのもまた難しい。でもVTuberの音楽ならではの面白さをちゃんと保った状態で、なおかつ受け入れやすいような形にできていったらいいなとは思い続けています。
──皆さんは今後のVTuber音楽シーンに期待することはありますか?
kz:とにかく歌いたい歌を歌ってほしいですね。本当にこれに尽きるといいますか。
烏屋茶房:まったく同じことを考えてました。
DJ WILDPARTY:自由にやっていってほしいですよね!
kz:VTuberの音楽だからこうとか、ポップスだからこうとか枠組みはあります。本当にそれを本人が望んでいるんだったらやってもいいと思うけど、無理してそこにはまっていく必要はないと思うんです。そういうことはまったく気にせずに、それぞれが自由に、好きな音楽を作っていってほしい。
配信や普段の活動を追っているリスナーにとって、その人から生まれる音楽や言葉ってものすごく大きな意味を持つと思うんです。だからこそ、既存の考え方にはとらわれずにやってみてほしい。そのこだわりさえあれば、後はもう何をやってもらっても大丈夫だと思います。
DJ WILDPARTY :音楽が好きという気持ちでやってくれたら、こちらもうれしい気持ちになりますからね。そのうえで好きなようにやってもらうことで、僕らも予想外の新しい音楽に出会えることが楽しみでもありますから。
kz:とはいえ、全体曲だと必ずしもそうはならないのも面白いんですけどね。「Virtual to LIVE」も実際椎名(唯華)さんは歌詞の意味を理解するのに時間かかったって言ってましたけど、それはそれですごくいいなって思ってましたし(笑)。
DJ WILDPARTY:配信で言ってましたね(笑)。
kz:その割に「Wonder NeverLand」とかもすごく歌ってくれてるのもちょっと面白いし(笑)。にじさんじで曲を作る面白さはここにあるなって思いました。みんなことあるごとにネタにしてくれますしね。
「にじさんじDJフェス」はにじさんじが大好きな人しかいない空間
「にじさんじDJフェス 2025」キービジュアル
──「にじさんじフェス2022 '前夜祭 DJ NIGHT'」として始まったDJイベントですが、前回の「にじさんじフェス2023」から同会場での開催となった「MOGRA presents にじさんじDJフェス2023 sponsored by にじフェス」へ続き、今回の「MOGRA presents にじさんじDJフェス2025 sponsored byにじフェス」で3回目の開催となりました。
DJ WILDPARTY:普段クラブとかでやっているのとはお客さんも会場の雰囲気も全然違うので、受け入れてもらえるかなって毎回ドキドキしてます。
kz:MOGRAでやってた「にじさんじフェス2022 '前夜祭 DJ NIGHT'」はオールナイトのイベントだったこともあって、お客さんもかなりの強者揃いだったよね。
DJ WILDPARTY:そもそも前夜祭がちゃんとあって、翌日から1日目があるのに、その間にオールナイトでやってたイベントでしたからね。全部通して参加した人もいてビックリしました。
kz:しかもまあまあの人数がいましたからね。そんな鉄人みたいな人たちがたくさんいた頃と比べると、今はかなり気軽に来られるイベントになってると思います。普段DJイベントに来ない人でも楽しむことができるし、クラブカルチャーに触れていくうえでの体験版としてもすごくいいのかもしれない。
烏屋茶房:お客さんもそうですけど、出演者も含めてにじさんじが大好きな人しかいない空間っていうのはすごいですよ。
kz:僕らを含めて強めのオタクが多いけど、今年はなんといっても原口沙輔というとんでもない強火のオタクも入ってきたからね(笑)。彼も相当こだわりが強いし、古いネタとかも持ち込んできそうだから楽しみにしてます。
烏屋茶房:あと当たり前ではあるんですけど、想像してたより大きな音が鳴っているのもビックリしました。
kz:クラブ顔負けのすさまじい音量が出てたよね(笑)。今だと大きなイベントの一角にDJブースがあるってことも増えたと思うけど、「にじさんじDJフェス」はもうそこだけ独立しても成立するほどにフェスとして機能しているイベントだから、音響の面も含めてすごく満足度は高いはず。
「にじさんじDJフェス2023」で烏屋茶房を襲った悲劇?
──今までの「にじさんじDJフェス」で印象深いことはありますか?
DJ WILDPARTY:前回の烏屋さんの……。
kz:同じこと言おうと思ってた(笑)。
烏屋茶房:僕が会場を間違えて幕張メッセに向かってしまったことですね……! 遠い会場だということで前日にしっかり確認したはずなんですが、東京ビッグサイトではなくて幕張メッセに向かってしまい、ギリギリの到着になってしまったんです。
──そんな事件が……!
烏屋茶房:出演前の空気を味わうことも出来ず、出演後には体調が悪くなってすぐに帰ることになってしまって散々でした。音ネタとかを徹夜で仕込んでたので判断力が下がってたんでしょうけど……今年は気を付けます!
kz:集合が朝早いイベントってそれだけで緊張感があるからね……!
DJ WILDPARTY:前回でいうと健屋(花那)さんがDJとして出演されたんですが、DJをすごく楽しんでくれたみたいで「もっとやりたい!」って言ってくれたのはすごくうれしかったです。星川(サラ)さんが司会の夢追(翔)さんを巻き込んでステージを楽しんでいたのも驚きましたし、ライバーの皆さんから自分にはないエンターテイメント性を感じてすごく楽しめましたね。
【#健屋爆誕DJ祭】誕生日記念DJ mix!画面の前で頭振れスペシャル!!【健屋花那/にじさんじ】
「アウェイに見えるかもしれませんが、圧倒的にホームです!」
──最後に皆様に「にじさんじDJフェス」の楽しみ方を教えていただきたいです。
DJ WILDPARTY:毎回DJイベントに出る度に願っていることなんですけど、おそらく知らない曲がかかる可能性も高いと思うんですが、それを楽しめるのがDJイベントの面白さの基礎の部分だと思うので「いっぱい予習しないと」とかは考えずに、ポジティブに楽しんでほしいです。
kz:今まで知らなかったいい曲に出会える機会でもあるしね。知らない曲があるのはそういうものだと割り切って、曲との出会いを面白がってくれたらうれしいです。
DJ WILDPARTY:自分でかけた曲が「この曲よかったから、ちゃんと聴いてみようかな」って思ってもらえるのは、DJやっててうれしい瞬間ですよね。そういういい出会いの機会にできるように僕らも全力でパフォーマンスしていきます!
烏屋茶房:流れてる曲を調べるアプリとかを事前に準備しておいてもらえたら楽しさが倍増しますよね!
知らない曲との出会いも最高ですけど、やっぱり自分の知ってる曲を大音量で聴けるっていうのも醍醐味だと思います。しかもほかの人に迷惑をかけなければ、もう好きなだけはしゃいでいい空間なわけですから。自分の好きな曲を大きな音で浴びながら騒ぐのは、思ってる以上に楽しい体験なので、純粋に楽しんでほしいです。
kz:コロナ禍で1回ライブやイベントというものに断絶があったじゃないですか。その時期に配信ライブとかを見て、ライブってこんな感じなのかなって知った人たちがたくさんいると思うんです。世代的に20歳くらいの子たちは特にそうなんじゃないかと思うんですが、ライブってこういうものなんだって先入観があって、本物の現場ではサイリウムをちゃんと振ったり、みんなと同じように楽しまなきゃいけないみたいな決まり事があるんだってふうには考えてほしくないってことを一番伝えたいです。そもそも普段のクラブイベントだって、僕らも常に全力で動いてるわけじゃないし、全然後ろの方で休んでたりしますから(笑)。
DJ WILDPARTY:全然休憩してますよね。
kz:一生懸命楽しんでほしいのはもちろんですけど、常に全力で暴れていたら息切れしちゃいますから、全員無理なく楽しんでほしい。そもそも「にじさんじフェス」内にはほかのイベントやコーナーもあるわけですから、ここだけで体力使い切るなんてせず、最後まで笑顔でいてほしいです。なんといっても基本的には出る側も含めてにじさんじのオタクしかいないので、安心して楽しんでいただきたいです。
烏屋茶房:アウェイに見えるかもしれませんが、圧倒的にホームです(笑)。ぜひお気軽に足を運んで来てください!
文:オグマフミヤ 取材・編集:ANYCOLOR MAGAZINE編集部