「あっという間」だけど濃密だった1年 2名が振り返る「にじフェス」の思い出
――いずれ菖蒲か杜若(以下、あやかき)の皆さんは6月にデビュー1周年を迎えました。まず、ライバー活動を1年間続けてきたことに対する率直なお気持ちはいかがですか? また活動を振り返って特に印象に残っていることはなんですか?
梢桃音(以下、梢):一番に思うのは、「本当にあっという間の1年だったな」ということですね。でも、1つひとつの出来事を思い返すといろんなことがあって、「こんなにあっという間に感じるのに、この全部をたった1年で経験したの?」って不思議な感覚になります。
特に印象に残っていることは、やっぱり初めて「にじさんじフェス(以下、にじフェス)」に参加させていただいたときのことですね。デビューしてからずっと、「ファンのみんなに喜んでもらうにはどうしたらいいか」と考えてきて、「コメント欄では楽しんでくれているけど、今のままでいいのかな?」って悩んでいたこともあったんです。
でも、「にじフェス」の視聴覚室などで初めてファンの方の声を直接聞いて、「今の私を応援してくれている人ってこんなにたくさんいるんだ」と肌で感じることができました。この人たちにもっと楽しんでもらえるように、これからもがんばりたいってモチベーションが上がった出来事だったので特に印象に残っています。
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綺沙良:わかる。
プロデューサー O:うんうん。
綺沙良:私も1周年を迎えた率直な気持ちは、あっという間というのが一番なんですけど、それと同時に「やっと1年経ったのか」って気持ちもありました。緊張や不安も多い中で、新人としての1年間を駆け抜けてきたので、先日1周年配信を終えたときに、「やっと肩の力を抜いてもいいのかな」と思いましたね。
この1年の中で印象に残っていることは、にじさんじならではのイベントにたくさん出られたことですね。イベントごとはどれも印象に残ってるんですけど、例えば、「にじさんじ甲子園」や「にじさんじ歌謡祭」に出られたときに、本当に“にじさんじの一員”になれたんだって自覚できたことが印象深いです。
その中でもあえて一番を選ぶなら、私も「にじフェス」です。私がにじさんじのオーディションを受けたきっかけとなったイベントなので、その「にじフェス」に自分が出られたことを思い出して、うれし泣きしました(笑)。
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駆け抜けた1年をメンバーはどう表現する?
――少しトリッキーな質問になるかもしれませんが、この1年間を一言で表すとしたら、どんな言葉を選びますでしょうか? 理由と合わせて教えていただきたいです。
プロデューサー O:なんか急にハードル上げてきましたよね。質問が(笑)。
梢:(笑)。これで合ってるかわからないんですけれど、この1年を一言で表すなら「走る」ですかね。この1年を振り返ったとき、マラソンをしていたような感覚があったんです。私は自分の配信や予定を全部手帳に書く習慣があるんですけど、1カ月が終わるときにびっしり埋まった手帳を見て、「ああ今月も駆け抜けたな!」って思っていました。そうやって、この1年間ずっと走っていたって感覚があったので「走る」でお願いします。
プロデューサー O:おー! ちょっと予想外だったかもしれない。
綺沙良:なんか、カッコいいな〜。
梢:あ、うれしい。
――「マラソン」という言葉も出ましたが、短距離走というより長距離走というイメージのほうが強いですか?
梢:そうですね。きっとこのままずっと走り続けるんだろうなっていう気がしているので長距離走です。
綺沙良:確かに。それで言うと私はハードル走かもしれない。「次はこのイベントが来るよ、来るよ、はい!」って飛んでるみたいな。
梢:ああ、確かに。それもすごくわかる。
プロデューサー O:つまり“長距離ハードル走”ってことかもしれないですね
綺沙良:確かにそうかも!
――確かにライバー活動を表現すると「長距離ハードル」って言葉はしっくり来ますね。それでは綺沙良さんにもお伺いしてよろしいでしょうか?
綺沙良:本当に今の今まで悩んでたんですけど、一言で表すなら「一言で表せない」ですね(笑)。本当に簡単に言い表せないぐらいいろいろなことをこの1年間で経験してきたと思っていて……。
いや、でもそんな答えじゃダメです!って言われたら、すごくありきたりで申し訳ないんですけど、「成長」ですかね。今までこんなに自分と向き合ったことがなかったんですけど、その結果ライバーとして成長できたので、「一言で表せない」でダメだったら「成長」でお願いします(笑)。
プロデューサー O:どっちの言葉も含蓄がありますね。実際そうだよねっていうのは見ていて感じます。みんな365日ずっとがんばっているから、確かに一言で表すにはちょっと情報量が多すぎる(笑)。
梢:うんうん。
――「こんなに自分と向き合ったことがなかった」とおっしゃっていましたが、自分と向き合った結果、どのように成長をすることができたのでしょうか?
綺沙良:デビューしたての頃は視聴者さんの期待に応えなきゃって、いろんなことを考えすぎていて、「今やっていることは本当に自分のやりたいことなのか?」「自分のやりたいことだとしても、このままでいいのか?」と悩んだことがあって……。特に「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」の配信を通して、その悩みと真剣に向き合うことになったんです。というのも、初めてゲームで詰んでしまって……。
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梢:「ゼルダ」って詰むよね!
プロデューサー O:桃音さんの「詰む」と綺沙良さんの「詰む」を同じに捉えていいのかな?(笑)。
梢:あっ……。
綺沙良:同じところもあると思う(笑)。こんな私でもあやかきの中だと、ゲームがうまいほうって言われていたんです。自分でもゲーム初心者にしては、けっこうサクサクプレイできるタイプだと思っていたので、無意識に「テンポのいい華麗なゲーム実況を見せよう」と意気込んでしまっていて。それが初めて「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」をプレイしたときに、何もうまくいかなくて、見てくださる方々にめちゃくちゃストレスをかけているってパニックになってしまったんです……。
そのときにファンの方々が「そういうのも含めて配信を観に来ているんだよ」と言ってくれて、カッコ悪い自分でも視聴者さんは優しく見守ってくれていることに初めて気付かされました。「今までは自分の理想を視聴者さんに押し付けていたかもしれない」「ありのままの姿で配信して、カッコ悪いところを見せてもいいんだ」と、そこで気持ちが切り替わったので、精神的な意味でも成長できたのかな、と感じました。
――なるほど。配信を通じてそういった気付きを得られたんですね。ファンの皆さんは今のお話を踏まえてそのアーカイブを見返したくなるかもしれません。
綺沙良:悔しすぎて泣いているので、めっちゃ恥ずかしいんですけど(笑)。自分はデビューするまであんまりゲームをやってこなかったんですが、今では長時間配信ばかりしていて。ゲームを通して、自分の新たな一面を発見ができることもあるので、配信者になってよかったなとも思っています。
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――続いての質問はOさんにお伺いします。おふたりと対面した際の第一印象はいかがでしたか?
プロデューサー O:おふたりとも女性の私から見てもとても麗しい方ですよね。
梢:わー! お金払ったほうがいいですか(笑)。
綺沙良:今日のこのインタビューって、私たちのお給料からOさんにお金を払ってるんですか? 天引きで(笑)。
プロデューサー O:いやいや、本当に麗しいですし、やっぱり最初から「しっかりしてそう」という印象でした。でも、すごくギャップがあって、例えば桃音さんだったら、デビュー前に通話している際に「今日は何をしていたんですか?」って聞いても、毎回本を読んでいるか、お酒を飲んでいるかのどっちかで(笑)。
梢:はい、そうでした(笑)。
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プロデューサー O:本当に答えがその2種類のどっちかなんですよ。人生でこんなにずっと本を読んで、ずっとお酒を飲んでる人いるんだって思うくらい(笑)。1つの物事に集中できる人なんだろうなと思っていましたし、その当時からちょっと不思議なオーラをまとっている印象を感じていました。いや〜、こんなにかわいくてポヤポヤしてる女の子がずっと日本酒とか強めのお酒を飲んでるとは思わなかったですね(笑)。
梢:そうだったんですね(笑)。
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プロデューサー O:綺沙良さんもしっかり者だなっていう第一印象を持ってたんですけど、意外とよく泣いちゃったりとか本当に可愛らしい女の子だと思っています。それこそさっきの話でも出ましたけど、そういうギャップが魅力的な方ですよね。
実は先日発表した楽曲「無理すぎ♡オタクハート」でも、綺沙良さんのそんな魅力をを押し出そうとしているんです。2人ともいい意味でギャップがあっていいなと思っていましたね。
綺沙良:(笑)。
――ちなみにおふたりから見たOさんの印象はいかがでしたか?
プロデューサー O:ドキドキしますね。
梢:めっちゃ話しやすくて。何かご連絡したときは返信も速いし、「いつ寝てらっしゃるんだろう?」って思っていました。いつも私たちに寄り添っていろいろと進めてくださるから、活動もさらにしやすくなって。
綺沙良:そう。なんでも話せる方だからこそ、「こんなにしゃべっていいのかな?」って思うぐらい。
プロデューサー O:これもしかして、さっきと逆で私がおふたりにお金を払ったほうがいいのかもしれないですね(笑)。ありがとうございます!
綺沙良:(笑)。Oさんにはバリキャリを感じさせない物腰の柔らかさがあって、お話しやすいよね。
梢:うんうん。
プロデューサー O:え〜、うれしい。ありがとうございます!
――それではOさんから見たおふたりの「ここがすごい!」という点はどういうところですか?
プロデューサー O:あやかき全体の話でもあるんですけど、みんなこんなにかわいいのにすごくストイックなんですよ。綺沙良さんも梢さんも、YouTubeの配信アーカイブを見てもらうと分かるとおり、配信回数も配信時間もかなり多いですよね。
たとえ楽しいことであっても、毎日のように何かをし続けるって簡単なことではないと思うので、それを1年間やり続けているだけでもすごいことですよね。私はそういうところを心の底から尊敬しています。
綺沙良:これはたぶん桃音も共感してくれると思うんですけど、あやかきは楽しくて気付いたら長時間配信している、という人が多い気がする。
梢:うんうん。私もクリアするのに必死で、気付いたらすごく時間が経ってたみたいなことが多いです(笑)。
綺沙良:「2時間ぐらいにしようかな」って毎回思ってるんですけど、気付いたら4、5時間経ってるみたいな。「もうここまで来たら朝までゲームやりたい!」って思っちゃいます。これが“深夜テンション”かもしれない(笑)。
プロデューサー O:なるほどですね〜。でも、そんなに深夜まで配信していたら日常生活に支障が出そうだと思いますよね? だけど、おふたりが遅刻してきたことはないし、ちゃんと生活しているイメージがあります。
梢:「綺沙良ちゃんもいつ寝てるんだろう」って思う(笑)。
綺沙良:よく言われるかも(笑)。
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梢:にじさんじに入ってからゲームをするようになったんですけど、あれもこれもと手を出していると1週間のスケジュールがすごいことになっていて……でも、やりたいからやっちゃおうって思っていたら、1日に2、3回配信している日があったり、長時間配信になってたりっていう感じです。本当に楽しくやっていたら、いつの間にかこんな時間が経ってたんだって(笑)。
綺沙良:うんうん、テーブルにデザートがいっぱい並べられてる、みたいな。
梢:そうそう(笑)。「あれも食べて、これも食べて。全部美味しい!」みたいに、やりたいことをやっているだけかもしれません。
プロデューサー O:天性の配信者なんですよね。
綺沙良:あやかきはみんな前のめりというか……「みんなががんばっているから、私もがんばろう!」という相乗効果はあるかなって思います。「やるときはやるぞ!」みたいな。
梢:うんうん。
プロデューサー O:みんな本当に一生懸命ですよね。だからスタッフである私たちも「がんばろう!」と思えるので、周囲にいい影響を与えていると思いますね。
デビュー当時からの変化とユニットの進化 2名が語る成長の証
――デビュー当時と比べて、自分自身やユニットの「ここが変わったな」と感じる部分はありますか?
梢:1年間活動をする中で、配信をする体力が付いたなと感じますね。最初はゲームが下手で、クリアしたくても3、4時間の配信では中々クリアできないからという理由から耐久配信を始めたんです。それでもだんだん長時間耐久をやっているうちにクリアするのが楽しくなってきちゃって、定期的に耐久配信してゲームの難易度も上げていったら、自分でも気付かないうちにものすごい長時間配信をし続けられるようになっていました。最近は10時間を超えないと長時間配信したなって気持ちにならなくなっているのに気付いて、意識が変わったんだなと思いましたね(笑)。
あやかきとして変わったなと思うところは、さっき話題に出た通りもともとみんな意欲的な子が多いグループだったんですけど、一緒にデビューした仲間が近くで活動しているのを見て、「じゃあ私もがんばろう」って貪欲さが加速していくんです。いい影響を与え合ってみんな成長しているな、と感じますね。
プロデューサー O:うんうん。「貪欲さの加速」っていい言葉ですね!
【 #あやかき1stANV 】ラブレター from あやかき!みんなに愛を伝えます♡
――前向きな変化で素敵です。続いて、綺沙良さんはいかがでしょうか?
綺沙良:私はデビューした頃から「かわいい」というジャンルに“照れ”があって……あやかきという「かわいい」を押し出したユニットに入ったことで、最初は少し背伸びをしながらも一生懸命取り組んできたんです。
でも、最近になっていろいろと心情も変わってきて、「自分しかできない『かわいい』があるんだ」「私が『かわいい』をやっててもいいんだ」って思えるようになってきました。ファンのみんなも私が思っている以上に、いい方向に捉えてくれていることがわかって「かわいい」に対して前向きな気持ちになれたことが一番変わったと感じますね。
プロデューサー O:綺沙良さんにしかできない「かわいい」は間違いなくありますよ。
綺沙良:最初は苦手なジャンルだって自分で決め付けていたんです。まだ恥ずかしさは残っているんですけど、以前よりは前向きに考えられるようになってきました。特に新曲からは前向きな気持ちで臨めているので、たくさん聴いてほしいな!
プロデューサー O:たくさん聴いてほしいですね!
梢:うん、聴いてほしい!
【MV】無理すぎ♡オタクハート/ いずれ菖蒲か杜若
綺沙良:でも、最初にこの曲の歌詞割りをいただいたときは、まだこの心境になれてなくて。「綺沙良:好きって言うしかないやつじゃん!(セリフ)」ってなっている部分を見て、「どうしよう〜」ってなりました(笑)。
プロデューサー O:歌詞割りにはこだわっていて、「ここだけは譲らないぞ」という気持ちで毎回セリフメンバーを選定しています。
綺沙良:でも、その部分もまさかのファーストテイクが採用されて(笑)。いや〜、でも恥ずかしかったな、本当に(笑)。
梢:恥ずかしがってるのがすごくかわいかった!
プロデューサー O:プロデューサーとしては、普段お姉さんっぽい人が、かわいい振る舞いに対して恥ずかしがっている姿を求めていたので。やっぱり恥ずかしさって、本当に恥ずかしいときにしかちゃんと出ないんですよね。
綺沙良:それで言うと、ユニットで変わったと感じたことは、デビューした頃の「シャオシャオ蘭々♪」のような異世界的な世界観から「かわいい」に急展開したというのはあるかもしれないですよね。
プロデューサー O:そうですね。方向性を切り替えたというよりも、1曲目はしっかりとした自己紹介ソングを出したかったという理由はありましたね。みんなの人柄や蘭阜という世界観がわかるような楽曲にして、既存のにじさんじファンにも馴染みのあるメロディラインも意識していました。みんながどんな人たちかわかってもらった状態で「どきキュン!」や「無理オタ」を歌ったほうが、お客さんにとって響くものがあるんじゃないかと思っていたんです。
【MV】シャオシャオ蘭々♪ / いずれ菖蒲か杜若
綺沙良:なるほど〜! にじさんじの中で今までなかったジャンルに突き進んでる感覚があってすごくいいなと思います。
梢:ね、がんばります!
プロデューサー O:一緒にがんばりましょう!
「いずれ菖蒲か杜若」というユニット名に込められた思い
――プロデューサー目線でのお話も出たところで、次の質問に移っていければと思います。「いずれ菖蒲か杜若」というユニット名の由来はなんでしょうか? ユニット名に込めた思いなどがあればお伺いしたいです。
プロデューサー O:まず、にじさんじのユニット名は、英語のいわゆる横文字表記が多いと前々から感じていたんです。それに対してパッと見の印象で「いずれ菖蒲か杜若」という、いつもとは違う“文字としての違和感”に気付いてほしいと思っていました。
1回目で覚えてもらえなくてもいいから、文字のシルエットだけで「あの日本語のユニットの子たちだよね」「あの名前が長いユニットの子たちだよね」と認知してもらえるだけでも、最初に「あやかき」を知ってもらういいきっかけになるのではないかと。
「いずれ菖蒲か杜若」はことわざから取った言葉なんですが、「菖蒲も杜若もどちらも素晴らしい花で、どれか1つを選ぶことができない」という意味なんです。皆さん素敵なライバーさんなので、まさにぴったりの言葉だとという思いからユニット名を付けさせていただきました。
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――なるほど。その狙いで言うとぴったりのユニット名ですね。
プロデューサー O:「いずれ菖蒲か杜若」で覚えてない人もいるんですけど、当初の狙いは叶えられたかなと思ってますね。
綺沙良:にじさんじの先輩方も配信で「あやかき」の正式名称を言ってくれようとするんですけど、言えない人が多くて(笑)。それも面白いですよね。
梢:わかる(笑)。
プロデューサー O:そうなんですよね。ユニット名をちゃんと覚えてもらうだけが大事なんじゃなくて、「正式名称が覚えられなくて答えられない」っていうことだけでも引っかかりになるんじゃないかと思っていました。
梢:すごくきれいな言葉だし、「ユニット名に恥じないような姿でありたいな」っていうお守りみたいな存在にもなってくれていて、私もすごくお気に入りです。
プロデューサー O:うれしい!
綺沙良:うんうん。「あやかき」って略してもかわいいしね。
「4名と1匹で大きなステージへ」それぞれの未来とユニットの目標
――最後にこれからの活動の目標について教えてください。また、個人やユニットとして目指したい理想の姿はどんなものでしょうか?
梢:まずユニットとしては、「4名と1匹全員で大きなステージに立ちたい」というのが目標です。私は歌うことは好きだけどそんなに得意ではない、という苦手意識があったんですけど、これからはもっと歌にも力を入れて、みんなで挑戦していきたいなと思っています。あやかきで単独ライブとかしてみたい!
個人的な目標としては、これまで配信するのが楽しくて配信回数や配信時間が多くなっていたんですが、ちょっと一旦冷静になって1つひとつの配信のクオリティを上げていきたいなって思っています。いつ配信を見に来ても楽しいと思ってもらえるような配信にしていきたいっていうのが、今の目標ですね。
綺沙良:私はあやかきとしても個人としてもなんですけど、これから出会うファンの方にも向けた活動に力をいれていきたいなと思っています。この1年でこれまで出会ったファンの方々と信頼関係を築くことができてきたと思っているので、これからは新しいファンの方とももっと出会えるように、初見の方向けのコンテンツや企画も増やしていきたいです。
あと私は企画を考えて配信をするのが好きなのでそっちも引き続きがんばりたいのと、例えば「にじフェス」のステージにあやかきだけで出演するようなことができたらいいなと思っています。にじさんじの中でももっとあやかきをアピールしていけたらなと思っています!