「Oriensの会議はおもろい」等身大のやり取りから生まれた思い出の数々
――MECHATU-A 1st LIVE “Over Drive!”が、10月10日に神奈川・Kアリーナ横浜にて開催されます。ライブの開催が決まったとき、皆さんはどのようなお気持ちでしたか?
佐伯イッテツ(以下、佐伯):シンプルに「やった~!」でしたね! MECHATU-Aのメンバーでライブができることがうれしいという気持ちも当然ありつつ、自分たちがそれぐらい成長してきたんだな、みたいな喜びも感じました。
「同期のみんなで何か1つのことに挑戦する」ということがそもそもすごく好きなんですけど、このライブはそれの最上級ですね。有観客でライブができることになって「うれしい! けどどこで?……Kアリーナ!?」みたいな戸惑いもありましたが、やっぱ喜びの方が勝ってました。
赤城ウェン(以下、赤城):Kアリーナという会場の存在は知っていたんですけど、行ったことがなかったので「この会場でやらせてもらえるんだ」ぐらいに思っていたんですよ。でもめちゃくちゃ大きい会場だということを、スタッフさんとマナたち音楽関係に詳しい同期から聞いてびっくりしました。
このお話をいただいたのは、大きな会場でリアルライブを開催する、ということを自分たちではまだ考えてなかった頃でもあったので「わ、そう来たか!」みたいなワクワクもあり、「ちゃんとできるかな?」というドキドキもあり……みたいな感じでしたね。
宇佐美リト(以下、宇佐美):ウェンと同じく自分も最初はKアリーナがどういう場所なのかを知らなくて。だから「リアルライブをやらせていただけるんだ。がんばらなきゃな〜」というふわっとした感情だったんですけど、会場の規模感を聞いて震えましたね……。
これまでにじさんじの先輩たちが出演するイベントを見させていただいたり、ゲストとして少し出演させていただいたりすることはあったのですが、自分たちMECHATU-Aとしてイベントを開催することが決まって、すごく緊張する反面、うれしいという気持ちも同じぐらいあります。
――皆さん「うれしい!」という気持ちと緊張がいっぺんに来ているんですね。赤城さんのお話によると、緋八さんはKアリーナの規模感もすでにご存じだったとのことですが。
緋八マナ(以下、緋八):そうっすね。たくさんのアーティストさんたちが大切な節目の舞台として選んできた大きな会場だということは知っていたので。「そんな会場でライブができるんだ、すげえな!」と思いつつ、やっぱり何よりMECHATU-A全員が揃ってステージに立てることに、感慨深くなりましたね。
デビューしてから3年経ちますが、3年という月日は中学・高校生だったら入学してから卒業するぐらい長い期間ですから、自分の意図しないところで周りの環境が変わっていくこともあると思うんですよ。そんな中で同じ場所に3年以上籍を置くのは簡単なことじゃないし、誰も欠けず同じステージに立つことができて、しかもとても大きな会場で……と考えると、じわーっと沁みるような気持ちでした。
――MECHATU-Aの皆さんにとっても、ファンの方々にとっても記念すべき1日になりそうですね。初のリアルライブはライバー生活の節目にもなりますし、いいタイミングですのでこれまでのライバー活動を少し振り返っていただきたいと思います。皆さん、これまでの活動を回想して最初に思い浮かぶのはどんなシーンですか?
緋八:Oriensって一時期めちゃくちゃロケに行っていたんですよ。自分はそのときの、いい意味でバタバタしていた頃のことを思い出しますね。自分たちにとってロケ企画というもの自体が馴染みのないコンテンツだったからこそ、すごく楽しかったし新鮮な気持ちだったので、その期間はとても印象的です。
佐伯:ロケ、またやりたいよね。自分は何か特別なエピソードというわけではないんですけど、以前いろんな都合でOriensのメンバーと毎日顔を合わせている期間があったんですよ。俺はそのときがすごく好きでしたね。一緒にがんばろう!という気持ちを感じられて。
緋八:あったなあ!
佐伯:いろんなミーティングとか企画の話し合いが重なったから、頻繁に会っていたんですよね。それが遅めの青春というか、みんなもそれぞれがんばってるんだなという空気を感じ取れてすごく好きな時間でした。
赤城:わかる~。
宇佐美:そういう期間もあったよね。自分はOriensのデビュー1周年記念配信が思い出深いですね。けっこうな長時間配信をすることにしたんですが、4人で話し合って、手分けして準備を進めて……ということを自分たちでするのが初めてだったので、初々しさもありながら、前のめりな感じもありつつ、すごく楽しかったんです。最後にスタッフさんからお祝いの牛丼をいただいて、それも青春っぽくていいなと思いましたし。
赤城:あれよかったね。
佐伯:それこそ皆で集まって、記念配信のタイムスケジュールを書きながら何をやるか話し合ったよね!
宇佐美:あったね、あったね!
緋八:あのときホワイトボードを写真に撮ったけど、未だに残ってるもん。
赤城:ああ、撮ってた! それで言うと、僕の3Dお披露目のためにOriens全員でやったダンスの練習期間を思い出すかな。みんなでスタジオに集まって「ここムズくね?」とか話しながら何回も練習したのが印象的でした。たぶん、本番に向かって長い時間をかけて準備すること自体がかなり「はじめまして」の経験で。「こういうふうに作り上げていくんだ」と知ることが多くて記憶に残ってます。
緋八:3Dお披露目はマジでそうだよな。
宇佐美:ウェンのお披露目と言えば、“焚火の動画”もすごく印象に残ってるけどね。
赤城:某ゲームのパロディね。「本当にやるんですか? そしてこのシーンは最初じゃなくて、最後に持っていくんですか?」って、僕は5回ぐらい確認されたからね。
佐伯:あれめちゃくちゃ面白かった!
緋八:首の角度とかちゃんと意識したもんな。
赤城:あのときはスタジオのスタッフさんにもだいぶ協力していただいて、「この位置からぐるっと回ってほしいんですよね」みたいなわがままを聞いてもらっていました。自分の考えていることを形にするために、いろんな方々が最大限のサポートをしてくださるという、うれしい期間でしたね。
――Oriensの皆さんはユニットチャンネル「放課後オリエンス」もありますから、全員で何かを作る機会が自然と多くなるのではと思いました。先ほど皆さんのお話を聞いて、和気あいあいと打ち合わせをしている様子が目に浮かぶようでしたが、Oriensの打ち合わせで楽しさを感じるのはどんな瞬間ですか?
緋八:「次は何をしようか?」と話し合うときに、自分の中にはない考えをメンバーからもらえるのがすごく楽しいんですよね。「何を面白いと感じるのか」は、やっぱり各々の人生経験によって変わってくる感覚だと思うので。「そういうアイデアもあるんだ」「へえー! そういうことをするのも確かに面白そう!」と感じられるのが、自分はいつもすごくいいなと思ってます。
赤城:確かに! Oriensの会議、おもろいもんな。
佐伯:Oriensっていつも全員で集まっていると思われるかもしれないんですが、僕は各々がいろんな方面で活動しながら、時々Oriensで集まってわちゃわちゃするっていうイメージなんですよ。だからたまに企画会議をすると、みんな前よりも考えが広がっていることがわかってすごく面白いんです。そうやって広がった思考で「こういうこともできるんじゃないかな」と案を出していく行為自体が、すごく好きですね。
赤城:う~ん、確かに。
佐伯:えっ大丈夫? この回答で合ってる!?
宇佐美:え、めっちゃいいと思うよ?
佐伯:よかったよかった。今ガイドブック(カンペ)見ながら話してたからさ。
宇佐美:マニュアルあるんだ(笑)。個人的には、会議をするときはもちろん、企画配信をやってるときでもちょっとした雑談をするのが好きですね。めちゃめちゃ等身大でみんなと話せている気がして、結局その瞬間が一番楽しいです。ラフにボケたりツッコんだりできるのが、すごく魅力だなと思ってます。
――自然体で会話が弾み、いいアイデアがたくさん出そうですね。赤城さんはいかがですか?
赤城:Oriensには、放課後に必ず集合する同じ部活の仲間のような楽しさを感じていますね。それこそ「#放課後オリエンス」っていうハッシュタグもありますし! 「こういうことがあったんだよ」「最近これが面白くてさ」みたいに、同じところにずっと一緒にいたら逆に話題にならないような話を聞けますし、新しい価値観も知ることができる。収録や打ち合わせで集まるとそういう時間が生まれるので、楽しい放課後っぽさがあるな~と思ってますね。
焦りを乗り越えて果たした成長、自分でも予想外だった未来
――皆さんがデビューしてから3年が経過しましたが、ライバー生活を通じてご自身が変わったと感じるのはどんなところでしょうか?
赤城:うーん……これ、もしかしたらみんなもそうかもしれないんだけど、僕は夜更かし(笑)。カッコよく言うと、「太陽との向き合い方」が変わった。
緋八:(笑)
赤城:デビューしたての頃って夜更かししても、夜中の2時ぐらいまでだったんですよ。それが今や「まだ2時か」と思っちゃうぐらいの感じになってきて、全然太陽を見ていなくて。完全に昼夜逆転してることに気付いたので、今そこを直そうとしてます。だから最近は午前中に起きて、日中にお散歩したり外に出る用事を作ったりして、自分から太陽を見に行くようにしています。
佐伯:えらい!
赤城:夜の10時ぐらいに寝て朝の7時に起きると、本当にすがすがしい!今日はなんていい1日なんだ!って思うよね。この習慣はなるべく継続したいと思っています。
――応援しております! 宇佐美さんはいかがですか?
宇佐美:読んでいる人にはあまりネガティブな意味に捉えていただきたくないんですけど……マジで声質が変わって低めになりましたね(笑)。ずっとギャーギャー叫んでいるので、次第に低くなっている気がします。
佐伯:俺もデビュー当初と比較して変わったところは、リト君と同じなんですよ。声質が変わりました。
宇佐美:テツ(佐伯)は特に変わったよね!
緋八:にじさんじの先輩たちの中で、初配信を見返す企画をやっている人もいるじゃん? 自分のデビュー前にそういう配信を見てると、「初めての配信って、気合いが入ってるから声が高いんだ」って思ってたのよ。いざ自分の立場になってみると、モチベーションとか配信への向き合い方とかは全然変わってないんだけど、シンプルに低くなってるんだなって。
宇佐美:そうね(笑)。
緋八:でもテツとかリトには明確にきっかけがあったんじゃない?
佐伯:明確にありましたね。あの……俺とリト君は57時間かけて「ELDEN RING」をクリアするっていう耐久配信をやったことがあるんですけど、俺はそこから明確に声が低くなりました。
宇佐美:自分も、そこがきっかけでどんどん低くなっていった感じがしますね。
赤城・緋八:(爆笑)
赤城:(ライバー生活の)けっこう序盤じゃんね。
緋八:自分の企画じゃないのにめちゃくちゃ心配だった。俺めっちゃ差し入れしに行った覚えあるわ。
佐伯:確かにマナ君めっちゃ差し入れしてくれたんだよな……! でもそれで言うとね、ウェン君とマナ君はこの3年間活動を続けていても、声が澄み渡ってる気がするよ。いや、もちろんリト君もなんだけど!
宇佐美:やめてくれよ……苦しいじゃねえかよ(笑)。
赤城:(フォローが)駆け足じゃねえかよ。
緋八:(爆笑) 。ウェンと同じ表現をすると、俺は「喉との向き合い方」が変わったと思う。みんなは知ってると思うけど、俺って声が出にくいときがあったじゃん。喉が弱い自覚はあったんだけど、何時間もしゃべり続けるっていう経験がなかったから、「喉ってこんなに枯れるんだ」と痛感したんだよ。デビューしたときに「歌をがんばります!」って言ってたくせに、1年目は「歌ってみた」は1本しか出せなかったし歌枠も全然できなくて。
「やばい!やりたいことがあるのにやれねえ!」っていう不完全燃焼感があって、焦りみたいな気持ちがどうしても消えなかった時期だったな。でもそこから先輩や同期のみんなに喉のケア方法を聞くようになったし、「これぐらい休んだらちゃんと歌えるんだ」みたいな感覚がだんだん分かるようになってきたんだよ。
――意識的に喉を休めるようになって、コンディションの整え方がわかるようになってきたということでしょうか?
緋八:そうですね。なんか“自分の喉のHP”みたいなものが分かったというか。ゲームに例えると、〇曲歌うと喉のHPゲージがこれぐらい減って、1日休むと〇%回復して……ということがわかるようになった、っていう感じです。ファンのみんなにも「喉を休めるから配信お休みするわ!」ってちゃんと言えるようになったことで、歌枠もたくさんできるようになりました。
佐伯:それを言えるようになったことはデカいと思う。
宇佐美:すごいデカいね!
――ライバー活動を始めるとこれまでの人生で経験してこなかったことも増えますし、やはり皆さんいろいろと変化を感じているんですね。ちなみに、活動の向き合い方などで変化はありましたか?
佐伯: デビューした頃に自分でもやると思っていなかったこと、という話だったら、やっぱり音楽ライブに出ることですね。個人的にはこれほど音楽関係のイベントに出させていただくようになるとは想像していなかったので、たぶん過去の自分はびっくりしているんじゃないでしょうか。「そういう道もあるんだな」と思っているはずです。
――確かに佐伯さんは、にじさんじ 8th Anniversary LIVE 「CONCERTO」に出演が決まったとき「歌やダンスのようないわゆる“ショー”的なところには疎いと思っていた」とおっしゃっていましたね。
佐伯:そうですね。音楽活動をがんばって、ライブにもたくさん出演されている方々への尊敬の念は、あの経験を経てすごく強くなりました。
――そのときの経験が、“Over Drive!”でも活かされるんだろうなと思います。緋八さんはいかがですか?
緋八:昔は今よりも「ダサいとこを見せたくないな」という気持ちが強かったんです。ゲーム配信であれば、サラッとクリアして「マナ君カッケー! なんでもできるじゃん」と思われたいなって。でもこの活動を続けてきて、失敗している姿を見せるのも悪くないなと思うようになりました。
――失敗を恐れなくなった、ということでしょうか。
緋八:俺、音ゲーとかパズルゲームとかがすごく苦手で……。デビュー当時から苦手だと言ってて、これまであんまりやってこなかったんです。でも最近はそういうゲームも選ぶようになりました。言うならば、「苦戦してる俺を見て、みんなが笑顔になるならいいかな」って。
赤城・佐伯:はははは(笑)。
宇佐美:今なってるよ(笑)。
緋八:あ、なってる? よかった、笑いものになれて……ハハハ。でも!そういうカッコつかない瞬間も含めて、自然体の自分でファンの皆と一緒に楽しめるということのよさに気付きました。
――素敵なお話だと思います!宇佐美さんは、活動において変化した部分はありますか。
宇佐美:ありがたいことに、自分がやりたいなと考えていることをずっとやらせていただいているので、自分でも意外に感じるような変化はあんまり思い浮かばないですね……。でも、「自分の想像を超えた」ということであれば、USAMI'sブートキャンプという企画ですね。元々ChroNoiRさんのイベント(2025年開催のくろのわーるが武道館でなんかやる)をきっかけに企画していただいたものなんですが、今年の「にじさんじフェス 2026」では、出張版として小柳(ロウ)とお客さんと一緒にブートキャンプをしたんですよ。そこまで大きな企画になるということは全然想像してなかったので、なんだかひょんなことからすごく貴重な経験をさせていただいたな、という気持ちです。
――確かにフェスの当日は、たくさんのお客様が開場して間もない時間からUSAMI'sブートキャンプを楽しまれていましたね。
宇佐美:すごい光景でしたよね! 自分もめちゃくちゃうれしかったです。
――非常に盛り上がっていたので、ファンの皆さんも気持ちよく体を動かしてお楽しみになっていたと思います。では、赤城さんはいかがでしょう?
赤城:変化というより「そんなことになるんだ!?」と思ったのは、やっぱり唐揚げ。まさか自炊の一品がこんなに注目されて、にじさんじの公式番組やPR企画で何回も作ることになるとは思ってなかったのでびっくりしましたね。
宇佐美:本当にすごいよな。
緋八:ベストカラアゲニスト(※)だもんな。
※→赤城は、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ®」にて、「ベストカラアゲニスト2025」「ベストカラアゲニスト2026」を受賞している。
赤城:ありがたいことに~。本当にびっくり。
緋八:だってウェンの唐揚げ系の配信見たあとは食べたくなるもん。
佐伯:なるね~。
赤城:にじさんじの方に初めて唐揚げを食べてもらったのはおそらくOriensなんだよね。引っ越し祝いのオフコラボで。
宇佐美:あ、あのときそうだったんだ! マジでうまかったもんなあ。
初ライブに向けて練習の日々、本番前の緊張との向き合い方は?
――ではここからは、MECHATU-A 1st LIVE “Over Drive!”について詳しくお話を伺っていきます。まずは今回のライブについて、皆さんそれぞれが考える見どころを教えてください。
佐伯:やっぱり俺は企画を考えるのが好きなタイプの人間なんで、みんなの歌を最大限魅力的にする演出を楽しみにしていただきたいですね! ライブには当然みんなの歌を聴きに来てくださる方がたくさんいらっしゃいます。もちろん全員で練習をがんばっているので、全身全霊で聴いていただきたいですね。それと演出など視覚の面でも、「あ、ここの演出はこのライバーらしいな」と思える場面が絶対あると思うので、このライブのすべてを楽しんでいただければなと思います!
宇佐美:自分もテツと似た意見なんですけど、ステージのセットも含めて全部を楽しんでほしいです。当日ライブを観てくださる皆さんはアルバムの曲を聴いてきてくださると思うんですけど、耳だけで聴いていた曲をライブで演出を含めて体感すると、いい意味でギャップが生まれるので。ライブに参加すること自体が今回初めて、という方もいるでしょうから、そういうところも注目していただきたいですね。
緋八:演出周りは自分たちがプロデュースしている楽曲もあるので、「俺たちが考えた演出もあるよ!」ということを踏まえながら観るだけで味わいが変わってくるのかな、と。個人としては、今歌の練習をいっぱいしています。やっぱり歌は音ですから目に見える成果ではないです。でも練習の成果が伝わるようなパフォーマンスを目指して、練習に向き合ってる最中で、本番は「みんなに何かが伝われ!」と“伝われビーム”を放とうとしてます。このビームが皆に当たる範囲を広げるトレーニングもしてるので、是非当たりに来てください。
赤城:僕は歌への苦手意識が少しある状態でここまで来て、今たくさん練習しているのでその成果を見てほしいですね。ボイトレの先生にキーやピッチが合っているかを聴いてもらいながら練習してるんですよ。「歌ってみた」の収録でもそうなんですが、自分がどこの音を外しているのかにまだ気付くことができていないので、先生に「ここが低いですね」「今度は高いですね」と何度も教えてもらって、ようやく正しい音程で出せる……という状態なんです。だから今、本当にがんばって練習を重ねているので、みんなには本番を楽しみにしていてほしいなと思っています。
――演出周りにライバーさんたちの思いが詰まっていて、皆さん自身の成長を感じられる場にもなると。見どころがたくさんで非常に楽しみです。少し脱線しますが、皆さんはそれぞれ、にじさんじのイベントやいろんな大会など、いくつもの大舞台を経験してきました。緊張する場面もあると思うのですが、そんなとき平常心に戻すためのルーティンはありますか?
佐伯:俺は緊張しているならそのまんまの方がいいかなと思うタイプなんです。これまでがんばってきたからこそ緊張するものだと考えているので、本番をがんばる! とりあえず集中し続けるしかない!っていう思考になりますね。
宇佐美:そうだよね。自分もけっこう緊張をそのまま受け入れるタイプで。緊張してるなと自覚しつつ「ま、それが自然か」みたいに開き直っちゃうことが多いですね。緊張するのは当たり前だから、しゃあないかって。
――なるほど、おふたりは緊張することを悪いことだと捉えず、集中力に変えたり、自然体で受け入れるタイプなんですね。緋八さんはどうでしょう。
緋八:ちょっとトイレなどにこもり、1人になって気持ちを落ち着けます。緊張すると少し具合が悪くなるんですが、いつも本番までには治まるんですよ。だから1人になる時間を作り、例えば今回のライブなら「おい! もうこれだけ多くのお客さんが来てくれてんだぞ!」とあえて自分に思いっきり負荷をかけて、最強の自分になって帰ってくるっていう。
――逆に極限まで緊張を高めて、その後気持ちを切り替えて本番に臨むという。佐伯さんと宇佐美さんとは真逆の戦略ですね。赤城さんはいかがですか?
赤城:緊張してるなーと感じることもあるんですけど、緊張って人として当たり前の精神状態かなと思うので、「じゃあ、この状況を楽しんじゃおう!」という方向に持っていきますね。緊張=ネガティブ、な方に向かっちゃうと絶対面白くならないと思うんで。「それ、逆にオイシくないか!?」とポジティブに思うようにして、エンタメにしてやろうという気持ちで向かっています。そうすると、なんかすごく面白くなってくるんですよ。
――ライブ当日は、Dyticaの皆さんも出演されます。この機会にOriensとDyticaでライブに向けてエールの交換をしていただきたいなと考えています。Dyticaの皆さんへのメッセージをお聞かせください。
赤城:うーん……「ちゃんと寝て、ご飯食べてこいよ!」
緋八:オカンか。
宇佐美:自分からは「たんぱく質摂れよ」で。
緋八:トレーナーすぎる。
赤城:なんかね、あんま健康的なご飯食べてなくて、ちゃんと寝てなさそうなイメージがあるんだよね。
佐伯:わかるわかる。
宇佐美:栄養素が心配だもんね。
緋八:あいつらゲームばっかりしてるだろ!
赤城:だからね、当日はせめて怪我とかしないように気を付けてほしいよね。
佐伯:俺は「今度一緒に遊びましょう」かな。
赤城:それは個人的に送れよ。
佐伯:文通みたいになっちゃったね。
緋八:(笑)。なんだろうな~。まあでも、そんなに心配してないんだよな、Dyticaのこと。あいつらってゲームや歌が上手でいろんな大会とかライブに出てることもあって、勝手ながら緊張にも強いイメージがあってさ。だからDyticaは問題ないって信じています。
――ありがとうございます! Dyticaの皆さんにお伝えします。では最後となりますが、当日を楽しみにしてくださっているファンの方々へのメッセージ、当日の意気込みをお願いします。
佐伯:佐伯イッテツです。皆さんもすごく楽しみにしてくださっていると思いますが、それ以上に我々も当日を楽しみにしています! がんばります。すごくがんばりますので、応援のほどよろしくお願いします!
宇佐美:しっかり準備してみんなに楽しんでもらえるようにがんばります!あと俺たちもめっちゃ楽しみますし、一緒に楽しもう!
赤城:今まで練習してきたものを皆さんにお届けできるということで、僕らもドキドキしてるし、見てくれているみんなもドキドキしてると思います。でもMECHATU-Aとみんなで一緒に、お祭りみたいな感じで初めてのリアルライブを楽しみましょう。よろしくお願いします!
緋八:せっかくいただいたこの機会、悔いの残らないように、自分たちの作ってきたもの・練習してきたものを出し切れるように全力でがんばります。みんなも後悔が残らないように、体調を万全にして参加してください! もしかしたら大声を上げる場面があるかもしれないから、俺たちだけじゃなく、みんなも喉ケアしてね。最高のライブだったって思えるように、健康には気を付けて当日を迎えてほしいなと思います!