デビュー1年目は活動に慣れるので精一杯、でも「すごく濃い生活」に
――皆さんがデビューしてから1年が経とうとしています。率直にお聞きしますが、皆さんにとって2024年はどんな1年になりましたか? それぞれお答えください。
北見遊征(以下、北見):ライバーとして活動をする中で、配信をしたり番組に出させていただいたり、歌を皆さんにお届けしたりといろんなことにトライしてきたんですが、どれも今まで生きてきて経験できなかったことばかりで。だから、マジで新鮮な1年だったなって思ってますね。
その中でもすごく思い出に残ってるのはやっぱ「AGF2024(アニメイトガールズフェスティバル2024)」かな。ファンの皆さんの前でパフォーマンスをするっていうのが、個人の歌枠とかを抜きにすると初めてだと思うので。
魁星:確かに。2人は歌枠をやったことがあるからコメント欄での反応は見たことがあると思うけど、実際に現地にいらっしゃった方々の反応を見たのは初めてだよね。
北見:だね。だからかなり印象に残ってます。「AGF」では会場に来てくれたファンの皆さんとおしゃべりする機会もあったんですけど、僕たちのパフォーマンスへのリアルな反応を感じられてすごくうれしかったですね。よりやりがいを感じたというか、「もっとがんばろう!」って気持ちになれました。
――実際にファンの皆さんとの交流がモチベーションにつながったんですね。お次、魁星さんはこの1年いかがでしたか?
魁星:遊征とほぼ同じなんですけど、やっぱり今まで体験することがなかったことにたくさん挑戦させていただいたなあって思います。にじさんじのライバーとしてデビューして、先輩方が普段やってることを体験して、こんなに大変なんだ……って思いました。シンプルにそこが一番印象的です。皆さん、なんて大変なことをいつもやっているんだ……って。
北見:めちゃめちゃ楽しいことがあるぶん、がんばらなきゃいけないこともあるからね。「こういうこともできたな」とか反省することもあって、全部言ったらきりがないけど。
榊ネス(以下、榊):……真面目かて!
魁星:(笑)。でもただただ楽しくて、「なんかかましてやろうかな」って思う自分を日々抑えています。大変は大変ですけど、この1年は今までやったことがないことばっかりやっていたんで、新鮮な体験をすることが多かったなって思います。
北見:やっぱデビューして最初の年だから、正直それが一番大きいよね。
魁星:もちろん僕も「AGF」が記憶に残ってるし、ハーフアニバのときにやった外ロケも楽しかったなあ……。あとはこれオフレコだけど、本当に3人でラーメンに行ったことばっかり頭の中に出てくる。
北見:もう本当にオフレコだよ!
【特番】3SKMは眠らない -GOLDEN-【#さんねむ】
――(笑)。では榊さんはいかがでしょう。
榊:ほか2人が全部言ってくれちゃったんですけど、個人的にはあっという間の1年間だったなあって思いますね。デビューしてからこうやってお話させていただく場面が何回かあって、その都度「ありがたいことに、1年目からすごく濃い生活を送らせていただいています」って言ってるんですけど、気付いたらデビューしてから1ヶ月経ってて、ハーフアニバがあって、もう1周年だ! みたいな。そんな感じであっという間だなあって思います。
魁星:へー?
榊:なんか、他人事のように言ってますけどね。あと2人も言ってくれましたけど、新しい挑戦がすごく多かったんで、ライバーとしての日常生活に慣れるのに精一杯だったなとも思いました。
北見:もう慣れた?
榊:さすがに慣れたね。っていうかこのあとにきっと「ライバーとしての生活に慣れてきたので、来年はこうしたいです」って言うターンがあるでしょ。だから今ここで聞いちゃダメじゃない!
北見:あとで期待してます。
魁星:真面目だ。
――ライバー活動自体がすでに新たな挑戦ですから、目にするものすべてが新しいでしょうし、目まぐるしい1年だったんですね。
榊:ありがたいことにいろんなことをやらせていただきましたから! だから一番思い出に残ってることってよく聞かれるけど、毎回変わるよね。
北見:そうね、結局一番を選ぶのって難しい!
榊:そうそうそう。だから「AGF」が一番なときもあるしハーフアニバのロケが一番なときもあるし。だから難しいけど、今の俺が一番だと思ってることを正直に言っていい? 今の一番は、新スタジオ設立記念特番の“北見遊征事件”。
北見・魁星:ああ……(笑)。
榊:今パッと思い浮かんだね。2024年はいろんな番組に出させていただきましたけど、一番爪痕を残せたなと思ってます。
北見:いい事故だったよね。やられた僕も記憶に残ってる。
“北見遊征事件”は「新スタジオ設立記念!総勢50名のライバーによる大型特番! #にじさんじ大感謝祭」の1:50:50頃から。スタジオに集ったライバーの正体を、声と質問を頼りに当てる「指名で答えて!正体不明さん」にて、榊がうっかりミスを犯してしまう。
1年前と比べてどうなった? 3SKMがお互いへの印象を正直に告白
――同期3人組としてデビューされた皆さんですが、メンバーそれぞれに抱いていた第一印象って覚えていますか? 一緒に1年活動してきて、その印象に変化があればぜひお聞かせください。
北見:魁星は、そうですね……。
魁星:うん!
北見:声でっか!(笑)。魁星は常にちょっと余裕感を出しているというか、のらりくらり適当なことを言って飄々としてる印象があったんですよ。今も適当なこと言ってるんですけど。でもやっぱ関わっていく時間が長くなるにつれて、めちゃめちゃ真摯に活動に取り組んでるんだなっていうことがわかりました。配信外でしゃべったりしてると、ちゃんと考えながらやってんだなというのがすごく伝わってくる熱い男なんじゃないかなと思ってます。
【#にじさんじ新人デビュー】3月15日初配信!デビューティザーPV #新人ライバー
榊:HOT BOY!
北見:でも、自信のあるギャグをめちゃめちゃ連発してくるおじさんみたいな一面もあります。
魁星:ギャグじゃないけどね、別に。
榊:じゃあなんなんだよ。
北見:あれガチでオヤジ臭い!(笑)。で、ネスは……。ネスは……?
榊:……え、あれっ? 何もない?
北見:いやあるある。じゃいいんだな? 言うよ? 最初のネスはちょっと鋭めというか、なんか言葉もビシビシ厳しい感じだなと思ってた。
榊:ええ、初耳!
魁星:ジャックナイフ的な。
北見:論理的なイメージがあった。
榊:知的さがあふれちゃったかな。
北見:頭がよくて、わからない人に寄り添って話してくれるやつだなっていうのは、割と序盤にわかったんだよね。だからクールなやつかと思ってたんですけど、やっぱりちょっとお子ちゃまなところがある。
榊:あー絶対言うと思った!
北見:ここだけの話、ネスもネスでしょうもないギャグを言うよね。思い付いたら小声でボソッと。
榊:いや、渾身の一撃として出してるだけだから!
魁星:ほんまね。ボソッと言わんでほしい。堂々と言えばいいのに。
北見:そんなふうにちょっとかわいらしい一面もあったりして、ギャップを知れたなって思ってます。
榊:何様だよ!(笑)
――魁星さんは、おふたりの第一印象と今の印象はどう変化しましたか?
魁星:遊征の第一印象は……まあやっぱ、ガキでしたね。でも最初は、話すときのトーンから熱い男っていう印象があったんです。熱い男だからクールキャラになりたくて自分のことを「クールガイ」って言ってるのかなと思ってたら、意外と本当にクールガイなんですよね。
北見:どういうところでそう感じたの?
魁星:いろんなことをしっかりと考えてるところやね。たぶん僕らの中で一番リアリストだと思うよ。遊征の中に自分の理想像が多分あるんだけど、そうやって自分をちゃんと客観的に見られているからこそ、人の意見をしっかり聞いて考えられるんだと思う。
榊:バカなふりして実はちゃんと頭いいよね。
北見:バカなふりもしてないけどね(笑)。
魁星:僕バカとか思ってないよ。遊征は頭いいと思っとうもん。で、ネスはねえ、さっき遊征が言ってたこととかぶるけど、最初に会ったときすごく理知的なしゃべり方をする子だなあと思ってた。エピソードトークをするときとか何かを人に教えるときとか、基本的に順序立ててわかりやすく説明してくれるから、こいつ頭絶対いいんだろうなって思った。
北見:だよね。ネスの説明ってわかりやすいよね。
榊:お、いいよいいよ! 褒めてるよ!
魁星:でもちゃんと馬鹿になれるというか、振り切ったら僕らの中では一番熱い男なんじゃないかなって思うときがあります。活動に対してちゃんと真剣に悩んで実行してますし、忍耐力もあってね。意外と熱い男です。だから僕からすると、遊征の最初の印象とネスの最初の印象って真逆なんですよ。
北見:あ、確かに。
魁星:だから面白いなあと思ってる。僕自身は全然変わらず頭が良くてカッコよくてね、大人なキャラなんですけど。
榊:ツッコみませんよ。
北見:大人っていうかおじいちゃんな。
榊:じゃあ次は俺かな。北見はちょっと意外に思われるかもしれないんですけど、今思い返せば最初は3人の中で一番クールガイだったなって。うまく説明ができないんですけど、たぶん初対面だからまだ心を開ききってないときに見せた北見の対応が、今思い返せばクールガイだったと思います。今はホットボーイやね。
北見:俺よくわかんないやつじゃない……? この感じの質問でそんなに意見割れることある?
榊:だってクールな人は吸音材をあんな熱量で貼ったりしないんですよ! ギャルゲしてるときに女の子の名前を何回も何回も連呼しないんです!
北見:いいよもうその話は!(笑)。
【吸音材】貼りまくり配信【北見遊征/にじさんじ】
榊:だからクールだったのは昔だけで、結局は熱い男なんですよ。そして魁星はね、飄々としててつかみどころがなかったですね。真面目で丁寧で「どうも~」みたいな感じでやってるけど、何考えてるか全然わかんなくて。でも今は、だいぶわかるようになりましたよ。「あ、こいつ今嫌なこと考えてんな」「今上機嫌だな」「ボケたがってんな、はいはいはい……」みたいな。
北見:そうだね、もうわからないのはギャグの内容ぐらいだと思う。
魁星:別に僕ギャグキャラじゃないけど? でも確かに、スタッフさんから何か聞かれたときにそれぞれがなんて答えるかだいたいわかるようになってきたもんな。
北見:何が好きで、何が苦手で……とかそういうのわかるようになってきたね。お互いへの理解が深まってきたと思う。
「やるしかないなら、やるしかない」、3人が抱える課題とは
――皆さんそれぞれ、デビューした頃に感じていた“自分の課題”って何かありましたか?
魁星:ありました!
北見:早いな!
榊:じゃあもう魁星から教えて(笑)。
魁星:僕は歌。これはもう声を大にして、圧倒的にそれ以外を言いようがないぐらい。
榊:ストイックなんだよなあ。
――この1年で歌ってみた動画も出されましたし、さっきおっしゃってた通り「AGF」でお客さんの前でパフォーマンスしたりと、歌に接する機会はけっこうあったと思うんですが、それぞれどのように向き合ってきたんでしょう。
魁星:うーん、難しいな。僕は「やるしかないなら、やるしかない」っていう言葉をモットーとして掲げていて。
北見:初めて聞いたぞ、そのモットー。
榊:ね?
魁星:じゃあこの2人は僕の配信見てませんね。僕の配信見てください。歌についての向き合い方はもう本当に「やるしかない!」。だから裏ではめちゃくちゃ弱音吐いてます。収録中もそうだし、2人と話しとるときも基本弱音しか言ってない。
榊:それでもちゃんとやってるじゃん! だからいいんだよ。
魁星:ボイトレもがんばってます……!
榊:えらい!
北見:苦手だっていう感覚が変わってないにしても、技術的な部分は確実に変わってると思うけどね。自分じゃわからないかもしれないけど。
DIGGY DIGGY - 3SKM
――榊さんは最初の頃、ご自身のどんなところが課題だと思ってましたか?
榊:なんでもそつなくこなしちゃうからなあ。課題なんてなかったのかなって思います。
北見:お、香ばしいね。いいよ!
魁星:勝率でしょ。パチンコの。
榊:(笑)。それはね、昔というより現在だな。あんなにパチンコを押し出してるくせに最近パチンコに行けてないから。ボケ寄りの回答ではあるんですけど、それは今の課題かもしれないです。デビューした頃だと、曲作ったりとかボイパやったり、自分は最初から音楽方面の活動に自信があった一方で、配信のスタイルを決めきれていないところが不安でしたね。今でこそ耐久配信したりとか、縛りプレイをしたり、あとしっかり練習すると意外と自分はゲームがうまいってわかってきたんで(笑)。
北見:それ自分で言うんだ!
榊:笑うところじゃないよ!けっこう真面目に言ってるよ。でも客観的に見て、そうじゃない?
魁星:確かにそうやね。
榊:だから現在の課題はなんだろう……。とりあえずパチンコのことは置いておいて。うーん……。せっかく配信の方向性が少し決まってきたからこそ、そこをもう一段階発展させて面白いことやりたいなっていう悩みは常にありますね。
魁星:企画を立てるっていうこと?
榊:企画もそうだし配信そのものの流れとかも含めて。自分の中で「もっと何かやれそうだな」っていう考えは常にあるね。
――自分の方向性が固まったからこそ向上心が出てきたということですね。それでは北見さんはどうですか?
北見:基本あんまり悩まないんですけど、デビューした頃はネット上で活動するうえで知っておいたほうがいいネットのセオリーとか、喜ばれるノリとかそういうのがマジでわかんなかったですね。
榊:ミームとかね。
北見:そうそう。ミームもわからないから。そこをどうしようかなっていう不安がありつつ、いざ活動してみたらファンの方が教えてくれることがあって。あと案外ありのままやっても受け入れてくれるんだとわかってきたので、そこを不安に感じることは最近減ってきたなと思ってます。
――ファンの皆さんも、ネットミームに詳しい人ばっかりってわけじゃありませんからね。
北見:そうですね。本当にいろんな方いらっしゃるので。ありのまま楽しくしゃべってたりとかゲームしたりして、それを見て楽しんでくださる方々がたくさんいるし。わかんないならわかんないでイジってくれますから。本当に思ってたよりも怖がる必要なく、楽しく活動できる環境ですね。
魁星:うんうん。
北見:それで、最近感じてる課題は、僕も歌ですね。デビューして先輩と一緒に歌う機会とか同期と歌う機会があったりするときに、自分がいかに井の中の蛙だったのか……と思わされるんです。別に元々すごく自信があったわけじゃないんですけど、焦りというか、もっとうまくなりたいなみたいな向上心を感じるようになりましたね。
――先輩や同期の皆さんの姿が刺激になったんですね。
北見:そうですね、めちゃくちゃいい刺激になって、悔しさと尊敬の気持ちがあります。だから今、ボイトレに通ってその課題を1つずつ潰していこうとしている最中ですね。
――先ほど魁星さんも歌に関しての課題を挙げてらっしゃいましたし、2025年の3SKMは音楽方面でもレベルアップしていきそうだなと感じました。
魁星:僕についてはそんなことないと思いますけど……。
榊:(笑)。魁星の中の感覚とは別で、本人が気付かないうちにレベルアップしていってるんで。本人は変わってないって言いつつもこれから絶対レベルが上がっていくと思うのでみんなには楽しみにしていてほしいですね!
あの大型企画によって3SKMが爆速帰宅、「これぞにじさんじ!」な瞬間を聞いた
――お次の質問ですが、この1年で皆さんが「にじさんじに入ったなあ」と一番感じたのはどういう場面でしたか? 皆さんは「にじさんじ」もかなり世間に浸透していた頃にデビューされているので、ライバーになる前からにじさんじという事務所のイメージがそれぞれあったんじゃないかと思いまして。
北見:俺は何個か思い付くんだよね。だから「最も」って言うと難しいかもしれないですけど、にじさんじ内の番組に出させていただいたときにめっちゃ感じるかな。にじさんじで活躍してる先輩方や同期・後輩含め、いろんな人と一緒にその番組を作っていくみたいな空気感がありますよね。ときには体を張り、ときにはいい意味でちょっとブッ飛んだことをできるっていうのがやっぱり「これがにじさんじならではのことだな」って感じたりします。あと大会に出るときもそれは感じますね。
魁星:スマブラとかマリカとか。
北見:そうそう。今までゲームってただただ楽しむためだけにやってたものなんですけど、練習して大会とかで勝つ、みたいな経験がマジでなかったので。にじさんじの先輩が企画してくださった大会に参加させていただいて、そこでがんばるっていうのもにじさんじならではのことだと思います。
榊:規模もすごいもんね!
魁星:本当にね。僕はデビュー前からにじさんじの先輩たちの配信を見ていたので、にじさんじ内の“箱企画”に参加したときに一番感じますね。にじさんじGTAとかVSにじARKとか、いろんなところでライバーさんが活躍していて、たまに日常シーンがあったり流れたりすごく熱いシーンがあったりとかみたいに見どころばかりな箱企画に参加したときに、「僕にじさんじに入ったんや」って思います。特ににじGTAの3日目とか4日目で、めちゃくちゃ感じた。
北見:ねえ、これバラしていい?(笑)
魁星:うん?
北見:ある日のにじGTA配信が終わって魁星と話したときに「やばい……めっちゃ楽しいわ……!」って興奮気味に言ってたよね(笑)。
魁星:(爆笑)
榊:でもわかる、その感覚。にじGTA期間中は「これがにじさんじだわ」ってめっちゃ思った。
北見:いろんな人と絡めたもんね。
魁星:やっぱり自分が見てた番組に出たり、箱企画に参加させてもらうと、そこに自分がいることにびっくりするし、「にじさんじに入ったんだなあ」って感じるね。GTA期間中、僕らは「GTAはある意味コラボ配信だから、ソロの配信もしないと」って言ってて、実際自分もソロ配信してたんですけど、結局ほぼフル参戦。だってあまりにも面白過ぎたから。
北見:没入感すごかったもん。それに、自分がちょっといない間にいろいろ進展してるの嫌だったから!
魁星:僕ら月に1回「さんねむ(3SKMは眠らない)」っていうラジオ配信をしてるんですけど、ラジオが終わったあとは3人でご飯行ったりとか、しゃべったりしてゆっくり帰ることが多いんですけど、GTA期間中はもう、ね?
榊:爆速解散!
魁星:「ありがとうございました失礼しますー!」ってヒューンって解散してったよね。
北見:「またにじサントスで!」って。職業は違えど俺たちには街を守る使命があったから。
――魁星さんは「ぜってぇ助けてやるからな」がミーム化しました。
魁星:はい……(笑)。
榊:あればっかりは擦り続けるお前を尊敬した。俺たちは「絶対流行らないよ」って止めてたんで。
北見:唯一のヒット作。本当に尊敬した!
「【総括】2024年にじさんじ流行語まとめ【にじさんじ / 公式切り抜き / VTuber 】(8番出口,APEX,Minecraft,etc.)」。魁星による「ぜってぇ助けてやるからな」のノミネートシーンは24:10頃から。
――(笑)。榊さんはどんなときに「にじさんじに入ったな」と感じましたか?
榊:僕、これ回答が2つあって。1つめはにじさんじライバーとしてデビューして1年間活動した結果「めっちゃ趣味増えたな」って思う瞬間です。
――ほかのライバーさんに「これやりなよ!」って教えてもらったりするんですか?
榊:そうですそうです! 人数が多いぶんいろんな趣味を持ってるライバーさんがいらっしゃるので、そういう方々と交流させていただいたときに教えてもらうことが多くて。デュエル・マスターズとかポケモンカードとか、ほかにも挙げたらキリがないんですけど……。あまりやってこなかったジャンルのゲームやったりスポーツしたり、そうやって新しい趣味に触れているときに「にじさんじに入ったんだな」って思います。
もう1つは2人とかぶる部分もあるんですけど、たまに先輩方からちょっとブッ飛んだ企画にお誘いいただいたときにも思います(笑)。えるさんに誘っていただいた「V最狂」っていう企画が一番強烈に記憶に残ってて。あれはにじさんじじゃないと経験できない貴重な時間だったと思ってます。
ちょっと余裕が出てレベルアップも?2年目の3SKMがやりたいこと
――1周年ということもあり、新たに目標を立てるのにはいいタイミングじゃないかなとも思いまして。今後皆さんが個人でやり遂げたいことを教えていただけますでしょうか。
北見:歌のレベルアップに加えて、ほかにもできることを増やしたいなと思っていて。まだまだお見せできるのは先になると思うんですけど、ダンスを練習したいなと。あとはネスの桃鉄配信見てて俺もスマブラでVIP行きたいなって思ったし、とにかくできることの幅をもうちょっと広げていきたいなって思いますね。
魁星:僕は引き続き歌ですね……(笑)。ここに関してはもう活動と切っても切り離せないってことがわかっているんで、今なお努力します。いつかは自信持って歌いたいというのが目標です。
榊:俺は、ゲームを何か1つ極めたいなって思います。さっき2人は笑ってましたけど、練習すればちゃんとうまくなれるって気付いたので。にじさんじライバーの方々ってゲームがうまい人ばっかりだから、自分みたいな人がちょっと練習しても全然敵わないだろうって思ってたんですよ。けど逆に言えば猛練習すれば対等に戦えるぐらいにはなれるんだとわかったので、今年1年間新しいゲームを何か1つ練習して、「榊ネスと言えばこれだね」っていうゲームを増やしたいですね。
口に出したことが全て実現してしまう桃鉄 #にじさんじ #vtuber #桃鉄 #shorts
――なるほど。それでは、3人でトライしたいことは何かありますか?
魁星:バク転。
榊・北見:バク転⁉
魁星:うそうそうそ。すみません。
榊:こうやって、急によくわからないことを言う……。
魁星:(笑)。でも逆に何かある?
北見:3人でVlog撮るのとかやってみたいね。あと歌でもいいしトークでもいいけど、3人で大きいステージに立ってみたい。
魁星:歌とか漫談とか。
榊:漫談、斬新!(笑)。俺みんなで耐久配信したいな。リレー形式でもいいから3人で地獄みたいな耐久してみたい!
北見:いいね! あと配信以外だともう1つあるんだけど……新しいラーメン屋を開拓したい。俺たち同じ店に「もう何回目?」ってぐらい行ってるからさ。
榊:デビュー当初さ、「俺たち3人の共通点ないのは悲しいね」って言ってたけど、ラーメンが好きっていう共通点があったよね。
北見:これもエモか……。ラーメンに限らず何かグルメ企画もしたいし、旅行企画もやってみたいね。企画を考えていつかやりたいな。
魁星:今でも月1でラジオ配信やってるけど、ほかの企画もやってみたいから一度考えたいね。
――今後発表される新企画がどんなものになるのか楽しみですね。それでは最後に、ライバー活動2年目に向けた意気込みやファンの皆さんに伝えたいメッセージをお願いします。
北見:1年目はめちゃめちゃド新米で、何もかも慣れないまま活動していた時期もあったと思うんですけど、2年目は今よりもさらにクールな北見遊征をお届けできたらなと思っています。だから見てくれているファンの皆様、これからも応援よろしくお願いします!
榊:果たしてクールになれるのか。
北見:なれる。クールの形は人それぞれだから、俺の中のクールを達成できたらいい。
榊:なるほどね(笑)。確かに去年は目の前のことに精一杯だったんですけど、2年目は少しずつ余裕も出てくるのかなと思ってます。だから、もっと新しいことにも挑戦していこうと考えているので、ファンの皆さんも楽しみにしていただければなと思います。そして2年目は1年目の反省を生かして、より一層パチンコを打ちに行きたいなと思いますので、応援よろしくお願いします!
魁星:1年目は皆さんの応援のおかげでいろんな体験をさせていただいたと思っているので、2年目はそれを還元していきたいですね。本当に皆さんの日常の一部になりたいというか、見てくれている方たちが「なんだか今日キツいなあ」とか思ったときに、「でも魁星の配信があるからがんばるか」というふうに思っていただけるようになれたらいいなって。ですから今後も皆さんがワクワクできるような楽しい体験をご提供できるように、がんばっていきたいなって感じです! よろしくお願いしまーす!