レイン、ローレン、アルスが語る、初のリアルイベント決定の“驚き”
――2025年7月で番組開始から1周年を迎えた「LOCK ON FLEEK(以下、ロクフリ)」ですが、まずは初のリアルイベントが決まった際の率直な感想を教えてください。
レイン・パターソン(以下、レイン):パタち(レイン)はうれしいというより、びっくりのほうが大きかったです!
アルス・アルマル(以下、アルス):やると思ってなかったよね? ぼくはナレーターでもイベントに出していただけるんだって思いました。「ロクフリ」の通常回ではたまにロケやスタジオに呼んでいただけることがあったんですけど、イベントにも一緒に参加させてもらえることになってすごくうれしかったです!
ローレン・イロアス(以下、ローレン):いや、俺もびっくりしましたね。「『ロクフリ』でイベントをやらせてもらえる」ということにまず驚きましたし、会場もかなり大きいところで決まったので、最初はスタッフさんが間違えているんじゃないかと思いました。
レイン・アルス:(笑)
ローレン:最初にスタッフさんからイベントのお話をいただいたときは、まだ確定していない段階だったので、「本当にやるの!?」みたいな感じでしたよね。
アルス:最初は全然実感がなかったよね!
レイン:これまでにじさんじがやってきたイベントって音楽イベントが多かったと思うんですけど、今回はゲームを主体にしたイベントになるということで、最初はどんな内容になるのか全然イメージが湧きませんでした。だからお話をいただいたときは、とにかくびっくりしましたね!
「LOCK ON FLEEK GAME FESTA」概要
――そんなにじさんじの中でも比較的珍しいゲームイベントという枠組みで、「ロクフリ」が選ばれたことに関してはどう思われますか?
ローレン:これまで「ロクフリ」は「総合エンタメ番組」として、オンラインゲームだけでなく、アナログゲームや体を張ったゲーム企画、「ロケフリ」のようなロケ企画まで、幅広くいろいろな企画をやってきたんですけど、今回のイベントはあくまでオンラインゲームが中心のイベントですよね。なので、「ロクフリ」って今からでも本格的なゲーム番組として舵を切ってもいいんだなって思いました。改めて「総合エンタメ」ってすごく便利な言葉だなって(笑)。
アルス・レイン:(笑)
ローレン:でも、実際にイベントでどんなゲームをするのかについては、俺たちも一緒になって考えてました。「Apex Legends(以下、Apex)」のような競技シーンでも人気のオンラインゲームから、「Winning Post 10 2025(以下、Winning Post)」のようなバラエティとしても楽しめるゲームやオリジナル電流バトル「Lock on Bullet」のようなオフラインだからこそ盛り上がれるゲームまで、幅を持たせた「ロクフリ」らしいイベントになるんじゃないかと思っています。
「総合エンタメ番組」として駆け抜けた日々を振り返る
――番組スタート当初から現在までを振り返って印象に残っている回はありますか? また、「ロクフリ」という番組の魅力や、ほかの番組にない特色を挙げるとしたら、どんなものが思い浮かびますか?
レイン:それこそ「ロクフリ」という番組がこれからどうなっていくかが決まる大事な初回の放送で、「全力あっち向いてホイ」をしたのは印象に残っています(笑)。「公式番組でこんなことをやっていいんだ」という驚きもあったし、「こんなふうに、これから全力で番組をがんばっていきたい!」と思ったのを今でも覚えていますね!
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ローレン:初めて会うスタッフさんたちも大勢いる中で、あれをやったのは新鮮だったし、楽しかったよね。俺は初めての「ロケフリ」回で、料理対決をしたのが印象に残っていますね。「『総合エンタメ番組』って建て付けだけど、実際はどこまで幅を持たせられるんだろう」と考えていたら、「あ、こんなことまでできちゃうんだ!」と思ったのを覚えています(笑)。
俺はゲームが好きなので「ロクフリ」のMCをやっていなかったとしても、いろんなゲームを自発的にやっていたと思うんですけど、「ロケフリ」ではあまり自分ではやらなかったであろうことをたくさん経験させていただいたので、「ロケフリ」回はどれも印象に残っていますね。
【初ロケ】叢雲・七瀬と手作りバレンタインチョコに挑戦!ライバーたちの料理スキルは…? #ロクフリにじさんじ
レイン:「ロケフリ」で番組の幅がぐっと広まっていった感覚があったよね。番組立ち上げのときから、スタッフさんたちも「『ロクフリ』ではいろんなことをやりたいんです!」とおっしゃっていたので、一緒に番組のことを考えてくれるスタッフさんたちの心強さを感じていました。
それこそ「ロケフリ」で私が一番印象に残っているのが、番組開始1周年のご褒美企画の回です! スタッフさんたちが私たち3人の行きたいところを貸し切ってくれて、ボーリングをしたり、一蘭のラーメンを食べたり、@cosme TOKYOに行ったりさせていただいたんですけど、こんなことまでしてくださるなんて本当にありがたいことですよね。
【1周年ロケ】ボウリング!コスメ!一蘭!3人のやりたいこと満喫SP #ロクフリにじさんじ
――皆さんの1周年ロケは、番組の中でも特に人気回ですよね。アルスさんもナレーターとして、番組に携わる中で印象に残っている出来事はありましたか?
アルス:歴代の公式番組のナレーターって、表に出てくることがそこまで多くはなかったと思うんですが、「ロクフリ」では一緒にロケに行かせてもらえるし、たまに番組にも出演させていただけて、今までの公式番組とはちょっと違うことにもチャレンジしているんだなと思っていました。毎回めっちゃ楽しいんですけど、普段ナレーションをやっていると勝手に2人と仲良くなった気になっちゃって(笑)。
レイン:えー、仲いいですよ!
アルス:マジで距離感がバグってないかすごく心配なんだよ(笑)。でも、たまに会えたときに話をすると「あ、やっぱり仲良いんだ」って思えるからうれしい。
レイン:アルス先輩は、うちらが番組で収録したものをナレーションをしながら観てくれるじゃないですか? これまで印象に残った回はありました?
ローレン:確かに! 聞いてみたい。
アルス:雑巾がけをやったことがあったよね? あの回が一番面白かった!(笑)。
レイン:童心に返る企画のやつですね!(笑)。あれ、すごく白熱してましたよね!
アルス:みんなの普段見られない姿が見られるのが「ロクフリ」のいいところだよね。
じゃんけんグリコ、ハンカチ落とし、雑巾がけレース…子どもの頃の懐かしい遊びを全力プレイ!#ロクフリにじさんじ
3軍のリーダーが語る、チーム戦の戦略と見どころ
――今回のイベントは3軍に分かれてのゲームバトルですが、リーダーとして采配や戦略は考えていますか?
レイン:いや〜、レイン軍に関しては「この人たちと一緒にイベントに出たら絶対に楽しいし、全力で盛り上げてくれるだろうな!」という理由だけでメンバーを選んでしまったがために、ほかの2チームに比べると戦力的に少し不安があって、視聴者さんたちにも心配されてしまっているんです(笑)。特に「Apex」は私がいるだけで壊滅的なので、チームメンバーの2人には本当に申し訳ないんですけど……。
ただ、味方チームにはオンライン参加のメンバーもいるので、視聴者さんたちには「そんなに心配すんなよ!」と言いたいですね! でも、やっぱりローレンとアルス先輩のチームがちょっと「Apex」は強すぎるとは思っています(笑)。「Winning Post」と「Lock on Bullet」に関しては、そんなに戦力差は出ないだろうと思うので、そこでしっかり2勝を取ってレイン軍を勝利に導きたいです!
「LOCK ON FLEEK GAME FESTA」オフライン参加ライバーのチーム構成。
ローレン:俺はイブラヒムと椎名(唯華)さんと同じチームなんですけど、イブラヒムはどんなゲームも全部90点を取れるくらい上手ですし、椎名さんは練習熱心かつ、めっちゃ楽しそうにゲームをする方なので、チームの雰囲気もすごくよくなるんじゃないかなと思っています。ほかの2人のチームも強そうなんですけど、割とカジュアルな大会ではあるので、ワイワイと楽しくやりつつ、勝てたらなおうれしいなって思っていますね! がんばります!
アルス:ぼくのチームはカゲツくん(叢雲カゲツ)とぷてち(ラトナ・プティ)がいるので、「Apex」はけっこう強いと思うんですけど、「誰がリーダーになって指揮を取るのか?」というところでちょっと一悶着ありそうだなって思っています(笑)。カゲツくんが引っ張っていってくれるのか、ぷてちがぶち切れるのかを楽しみにしています。あとは「Winning Post」が前から気になっていたので、みんなでいい馬を育てて楽しめたらなと思っていますね。
ローレン:いい馬を育てたいですよね。椎名さんがいい馬育てるのめっちゃうまそうなんだよな〜。「パワプロ(パワフルプロ野球)」でも選手を育成するのがうまくないですか?
アルス:確かに! みんなでいい馬を育てて戦いたいよね。
【3D生配信】#ロクフリゲームフェスタ 参加ライバードラフト会議【 #ロクフリにじさんじ 】
――ちなみに皆さんが3つのゲームの中で一番楽しみにしているゲームはなんでしょうか?
レイン:それこそ「Winning Post」では会場の皆さんと一体になって楽しめるような企画を用意しようと思っているので、すごく楽しみにしていますね。当日はどんな感じで盛り上がるのか、今からワクワクしています!
ローレン:俺は「Apex」ですかね。「Apex」ってガチの大会でやっても面白いですけど、カジュアル大会でも大人数でワイワイできるゲームだと思うので、楽しみですね。
アルス:「Winning Post」か「Apex」で迷っているんですけど、「Lock on Bullet」も楽しそうだし……全部楽しみです!
レイン:一番いい答えだ(笑)。
――どれも当日の盛り上がりは間違いないと思います。視聴者の皆さんが気になっているであろう「Lock on Bullet」は「オリジナル電流バトル」ということですが、どんな内容になるのでしょうか?
レイン:我々もどんなことをするのか知らないんですよね。私たちも事前に「どんなことをするのか教えてくださいよ!」ってスタッフさんに聞いてみたんですけど、「先に知られると作戦を練られてしまいそうなので、その場でのリアクションを楽しみにしています!」って教えてくれなくて!
アルス:どんなルールなのかも、まったく知らされてないよね。
レイン:いや、本当ですよ。火傷するぐらいの電流じゃなかったらいいなって思っています(笑)。
“ファンと一体”を目指すイベント制作の裏側
――イベントを制作するうえで、番組スタッフやイベントスタッフとはどのような連携を取ってきましたか?
レイン:先ほども話に出た通り、イベント本番でどんなゲームをするかについては、私たちからも提案させていただいた部分ですね! 会場の皆さんと一緒に楽しめることがしたいという話はスタッフさんにも大前提としてさせていただいたんですが、それに加えてその場で一緒に参加しているっていう感覚も味わってほしくて……!
まだそこの部分の詳細については内緒なんですけど、せっかくのオフラインイベントということで、「Winning Post」では来ていただいた方に楽しんでいただけるような仕掛けを密かに用意していることだけは、この機会に伝えておこうかなと思います。
ローレン:あとスタッフさんたちとの話し合いは何回もしてきましたね。一応今回は対決形式のイベントになるので、大会のルールやシステムの部分についても話し合いました。
レイン:ローレンは「Apex」についてすごく詳しいから、細かいルールをどうするかっていうところですごくいろいろやってくれてたよね。
アルス:安心して任せられる!
レイン:アルス先輩もキービジュアルについて、スタッフさんと相談しながら進めてましたよね?
アルス:そうそう。2人ともすごくカッコいい感じで撮り下ろしてもらってたから、ぼくもそれに合わせてカッコよくしてもらいたくて! 何回か相談させてもらって、最終的に素敵なキービジュアルに仕上がりました。
レイン:あれ、めっちゃカッコかわいかったです!「LOCK ON FLEEK」の“L”のポーズをみんなでしているところがポイントですよね。
アルス:ありがとう〜。あの指のポーズがいいよね!
「LOCK ON FLEEK GAME FESTA」キービジュアル
「全力で声出して盛り上がってほしい!」“GAME FESTA”の注目ポイントと楽しみ方
――イベントを楽しみしているファンの方に向けて、「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
レイン:イベントのタイトルにもあるように、今回は“GAME FESTA”なので、お祭り感満載のイベントにしていきます。皆さんそれぞれに応援しているチームがあると思うので、全力で声を出して盛り上がってほしいです!
ローレン:配信で観てももちろん楽しめるイベントになると思うんですけど、現地で観たらより面白いイベントになるんじゃないかと思っています。「Apex」「Winning Post」はたくさん声を出して一緒に盛り上がれるゲームですし、オリジナルゲームの「Lock on Bullet」も初めての試みをするので、是非楽しみにしていただけたらうれしいです!
アルス:「隣を見たら同じものが好きな人たちがいっぱいいる」っていう、そんな楽しい空間は滅多にないと思うので、オフラインならではの空気感をぜひ楽しんでもらいたいですね!
――今回はオフラインイベントとなりますが、皆さんが現地でやってみたいことや楽しみにしていることはありますか?
レイン:パタちはそんなにゲームが得意ではなくて、ゲームイベントにも出たことがないんですけど……でも大会ならではの熱量で「がんばれ!」っていう応援の声が聞けるのをすごく楽しみにしています。リアルイベントだからこその生の声援が聞けると思うので、現地に来てくれる方はいっぱい声を出してもらいたいです!
ローレン:オフラインイベントなので、コール&レスポンスをやりたいですね。ゲームイベントでも、ゲームが始まるときの掛け声やカウントダウンでコーレスができると思うので、楽しみにしています。
俺も出演者のみんなも会場の声援を聞いたらテンションが上がると思うので、そういう現地ならではの体験をしたいですよね。現地に来てくれるファンの方も声を出して応援できる貴重な機会になると思いますし、もちろんコメントも見られるようになっているので、オンラインで視聴してくださる皆さんも一緒に盛り上がってほしいです!
アルス:2人が全部言ってくれちゃった……(笑)。えー、なんだろう。あ、できないかもしれないけど、バズーカでサインボールを飛ばしてみたい!
ローレン:おお、めっちゃいいすね。
レイン:やりたーい!
――皆さんのイベントへの期待が伝わりました。最後にイベントを楽しみしている方へ、一言メッセージをお願いします。
レイン:「ロクフリ」初のリアルイベントになりますが、全力で盛り上げて見せますので、是非会場や配信で我々と一緒に盛り上がってくれるとうれしいです! みんなが観てくれるのを楽しみにしています!
ローレン:今までずっと「ロクフリ」を応援してくださった方々も、これからこのイベントをきっかけに「ロクフリ」を観てくださる方々もいると思います。皆さんに楽しんでいただけるように、我々も全力で盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします!
アルス:オンライン・オフラインを問わず、みんなが楽しめるようにしていきたいと思ってます。当日はみんなで楽しみましょーう!