出会いはデビュー前、ともに成長したマネージャーは「友達のよう」
――まずは、おふたりへの質問から始めましょう。お互いの第一印象を教えてください。ライバーとマネージャーとしてタッグを組むことになった当時の思い出を振り返りつつ、今はお互いをどういう性格だと思っていますか?
Yu Q. Wilson(以下、Wilson):初めて会ったとき、マネージャーさん(以下、マネさん)はまだ研修期間中だったのを覚えています。ほかのマネージャーさんが引き合わせてくれたんですけど、そのときはそんなに長く話をしたわけではありませんでした。当時は、マネさんがKrisisのマネージャーになるとは決まっていなかったんじゃないかな。少なくとも、その場ではそういった話は出ませんでした。それでも、マネさんの第一印象はいい感じだったんですよ。口数は少なくても、Krisisたちはどんなライバーなのかをしっかり理解しようとしてくれているのが分かったんです。
その理解があってこそ、Krisisのマネージャーになってからの会話があるんでしょう。僕らが不安や疑問を抱えているとき、マネさんはいつでもすごく聞き上手なんです。説明もとても明確で、答えには必ず理由をつけてくれる。「分かりません」とだけ言うようなことは絶対にしないんです。それに、一緒にふざけるのもすごく楽しいんですよ。遠慮とかはまったく感じないですね。
もちろん、普通の職場みたいに真剣に物事を計画しなければならないときもあるけれど、マネさんがいると「冗談を言いながら明るい雰囲気にできそうだ」と思えたんです。それは僕にとって本当に魅力的で、おかげでプロ意識を欠かさずにもっともっと遊び心を持てる自分になれたんだと思います。
Wilsonマネージャー:初めて会ったのはオンラインミーティングで、当時Wilsonさんを担当していたマネージャーが引き合わせてくれたんですよね。自分が入社したのはKrisisのデビュー直前だったんですけど、その後Krisisを担当させていただくことが決まったので、3人についてあらゆることを学ぶ必要があったんです。WilsonさんはKrisisの中で一番おしゃべりな方なのに、初めは少し内気で物静かな印象でした。たくさん思慮を巡らせたうえで話しかけてくださるような。今となってはふざけてばっかりですよね! 3Dお披露目の収録中も、「わざとじゃないよ」って自分のことを剣で何度も叩いてましたし。
Wilson:そんなことないよ!
――デビュー前のWilsonさんと入社したばかりのマネージャーさんの両方が、同じスタート地点からともに成長してきたのですね。一緒に仕事をするうえで素晴らしい関係性のように思います。
Wilsonマネージャー:Krisisのデビュー準備で本当に多くのことを学びました。あらゆるルールや注意すべきことを知り、Krisisとともに成長したんです。
Wilson:マネさんとKrisisのスタートがほぼ同時期だったなんて、今思えば不思議な感じです。マネさんが言うように、僕らユニットとマネージャーが一緒に学んでいくというのはすごく興味深かった。でも、マネさんを頼りないと感じたことなんて一度もなかったんです。マネさんは、わからないことがあったら必ず何度も確認をして、僕たちが求める答えを教えてくれましたから。研修中の頃からプロフェッショナルだったんです。もちろん、今でもそのプロ意識は変わっていません。むしろ僕のほうが、心がけが足りないなと思っちゃうことがあるくらい! いずれにしても、今と以前とを比べるのはとても面白いですね。
――次の質問も、おふたりにお伺いします。おふたりが普段どのようなやり取りをされているのか、お話しいただける範囲で教えていただけますでしょうか。一緒にお仕事をしてきた中で印象的だったエピソードや記憶に残っている思い出もお聞かせください。
Wilson:正直、今でも口に出して言うのは変な気がするのですが、僕はマネさんに、ライバーと接しているかのような親しみやすさを感じています。と言っても、マネさんから何かやるように言われたときにはちゃんと従うんですけどね。例えて言うなら……いい例えじゃないのは分かっているんだけど、「生徒会に所属している友達」といったところです。
――素敵な例えだと思いますよ。
Wilson:僕はマネさんとはいつでもフランクに接することができるいい関係を築けていると思っているのですが、仕事に集中しなきゃいけないときには大抵うまく切り替えているつもりです。そういうときでも、マネさんに威圧感みたいなものを感じたことはないんです。茶化してしまうこともあるけど、マネさんは、助けが必要なときはいつでも支えてくれるし、僕の力だけではできないことがあれば可能な限りのサポートをしてくれる安心感がある。とても頼りになる友達、そう表現するのがふさわしいと思います。
Wilsonマネージャー:Wilsonさんと接していると、彼が兄弟のように思えてくるんです。スケジュールを管理したり、何か忘れてることがあるかもっていつも心配になったりするので。普段は毎日返信をしてくれるので、いつもより反応が遅かったり見落としがあったりするときには、多分忘れられてるからリマインドしなきゃ、と思ってしまうんです。
――兄弟でもあり、はたまた生徒会長でもある、と。何か印象的なエピソードはありますか?
Wilson:直接会って過ごした時間は全部印象に残っていますよ。3Dお披露目の収録現場でふざけ合ったことや、3Dスタジオの隣にある待合室でただ過ごしたこと、そういったことが僕にとっては思い出深いです。今は僕が日本に住んでいるので機会は少なくはなりましたが、これまでリモートで一緒に仕事をしてきた人たちのところへ直接会いに行って、普段どんな感じなのかを目にすると、相手の印象が大きく変わりますよね。それから、ただ気兼ねなく、好きな食べ物やアニメや、今プレイしているゲームとか、これが好きあれが好きって話すのってすごく落ち着くじゃないですか。仕事について話すのも大好きですが、マネさんと過ごした時間で一番印象に残っているのは、何気ない会話ですね。
Wilsonマネージャー:初めて直接会ったのは、自分がWilsonさんとVantaさん(Vantacrow Bringer)を空港に迎えに行ったときでしたよね。
Wilson:うん、僕もそれ覚えてる。
Wilsonマネージャー:確かWilsonさんのフライトが遅延したか何かで、Vantaさんと自分が長い時間待つことになって。しかも、Wilsonさんはあのとき初めて日本に来たんじゃなかったでしたっけ? きっと強く思い出に残っているんじゃないですか?
Wilson:そうそう! 初めての日本、初めて対面するVanta、それにマネさん、初めて出会う人がたくさんいました。忘れられません。本当に大事な思い出として残っています。
Wilsonマネージャー:Wilsonさんがそのとき体調を崩してしまったんですよね。
Wilson:あのときは面倒をかけちゃいましたね。僕らは初めての日本だったので、勝手が分からないことも多く、マネさんが僕とVantaに地下鉄の切符を用意してくれたり、ホテルまで送ってくれたり、いろいろと助けてくれました。それも大切な思い出です。
Wilsonマネージャー:体調を崩したWilsonさんに食べ物を買いに行きましたが、「体調が悪い人にはどんな食べ物が良いだろう?」って悩んだものです。
Wilson:病院に行くのについてきてくれたことも覚えてる?
Wilsonマネージャー:もちろん。なんだかすごく昔のことみたいですね。
Wilson:本当にね。
Yu Q. Wilsonが語る自らの“配信哲学”、あの大型企画の裏側も
――続いて、Wilsonさんにお伺いします。さまざまなお題でENライバーをカテゴライズする一覧表作り、テーマを持ったMinecraft配信など、何か自分で考えた要素を取り入れながら配信をするのがお好きな方、という印象を受けます。配信のテーマを考えるうえで大事にしていることはなんでしょうか?
Wilson:よくぞ聞いてくれました! 自分の配信の哲学みたいなものを話すのって大好きなんです。配信のアイデアについて言えば、僕はよく、ゲームに出てくるスキルツリーみたいに物事を分類していて、ソロ配信なら、何を優先すべきかを自分に問いかけるようにしています。例えばホラーゲームのようなリアクション重視のコンテンツは、ソロで配信をする僕自身に焦点が当たるので、とても良いコンテンツです。視聴者が興味を持ってくれそうな面白いコンセプトを配信に取り入れることもあります。
あとは自分がほかのライバーのことをどう思っているのかを話すようにする、ということも大事にしています。例えば、僕がENの仲間たちのことをどう思っているかについて話してみたり、それぞれがどんなライバーで、一覧表のどこに配置するかを話してみたり。そうすると、視聴者が熱心に耳を傾けてくれるんです。自分たちの好きなライバーのことを僕がどう思っているのか、あるいはただ僕が一般的に人のことをどう見ているかを知りたいだけかもしれないけれど、そういった内容に興味を持ってくれるかもしれないんです。
もう1つ重視しているのは、視聴者との交流ですね。先程の表作りをする配信で例えるなら、僕が誰かを表に配置すると、チャットのみんながいろんな考えを出してくれるんです。「あの配信やイベントがきっかけで、あのカテゴリになったのかな」みたいに。そうしたら、僕はその推測が正しいかどうかを答えることができる。視聴者の参加を促すことで、交流や配信内容への関心が途切れない健全なコミュニティになるんです。これは、ソロ配信で特に力を入れている点ですね。
コラボで何かをやるときは、ライバー同士が交流しやすく、かつ視聴者が楽しんで見てくれるようなコンテンツを考えるようにしています。ちょうど今、ロールプレイのMinecraftサーバー(NIJI ENchanted、※)を大人数で運営中ですが、これは数カ月前にLuca(Luca Kaneshiro)と話し合ったアイデアでした。NIJI ENchantedを発展させて、僕らと視聴者の両方がもっと楽しめるようにするにはどうしたらいいかを議論して、最終的に「前回よりも、大規模で内容がよくてエキサイティングなものにするには、できるだけ多くの人を巻き込むのがベストだ」という結論に至りました。これらが、僕が主に注力しているポイントです。
※「NIJI ENchanted」とは、2025年3月3日に開設されたNIJISANJI ENのロールプレイMinecraftサーバー。MODパック「Cottage Witch」を使用し、魔法の世界観が演出された。
【MINECRAFT RP #VCraftEnchanted 】I LOST THE MOST IMPORTANT THING...【NIJISANJI EN | Yu Q. Wilson】「VCraft Enchanted」とは、2025年9月16日から29日まで開設された、NIJI ENchanted サーバーのスピンオフ。
――視聴者だけでなくほかのライバーのことも考えて、心のこもった気持ちのいい体験になるよう意識なさっているんですね。NIJI ENchantedの後継企画については数カ月前から話し合っていたとのことですが、こうした企画は、開始する前に通常どれくらいの期間をかけて計画しているのでしょうか?
Wilson:そうですね、Terrasanji(※)のような企画の場合、3~4つのプロセスに分けるようにしています。最初のプロセスは、自分のアイデアをもとに草案を作ること。ざっくりとした台本や、ストーリーのおおまかな流れ、参加してほしいライバーの人数、それから、どんな役割が必要になるのかを考えます。役割というのは出演者や監督、アセット制作担当、音楽担当などのことですね。そこで出来上がった草案をもとに、ライバーとスタッフが参加してくれるかどうかを確認します。スタッフの皆さんは本当に協力的で親切なので、いつも僕の話に耳を傾けて、僕のやりたいことを実現させるために協力したいと言ってくれます。
Terrasanji: Echoes of the Dark Realm | A Fantasy Adventure Comes to Life on Stage ※「Terrasanji: Echoes of the Dark Realm」は、Wilsonが脚本・監督を務めたオリジナルのファンタジーコメディ劇。Wilsonを含む18名のNIJISANJI ENライバーが出演した。
Wilson:打診が終わったら、もっと多くのライバーに声をかけてスタッフも乗り気であることを伝えます。俳優として出演したいか、裏方として手伝いたいかを確認するのもこのタイミング。参加者が決まれば、それぞれに最もふさわしい役割を割り当てていきます。例えばVantaだったら、Vantaとその視聴者に通じるジョークを織り込んだら面白いだろうな、みたいに。ファンのみんなには自分たちの好きなライバーがいつもと違うキャラクターを演じているのを見てもらいたいけど、同時に、根っこの部分はいつもの彼らと変わらないんだっていうことをわかってもらいたいからね。
役割分担ができたら、台本の執筆に取りかかります。Terrasanjiの台本は一筋縄じゃいきませんでした。確か、60ページ分くらいのト書きや台詞、場面描写があったんです。目標のページ数に到達させようと何日も夜遅くまで取り組みましたが、それでもずっと順調ってわけにはいかなかった。実を言うとTerrasanjiは台本を書きすぎてしまったために、最終的にその一部を削るはめになりました。
台本完成後は読み合わせ会を盛大に企画して、全員で流れや声の出し方、それぞれの演技スタイルがどんなものになるかを掴む機会を設けました。収録一切なしの完全生配信で行う予定だったので、ライバーもファンもそこに一番ハラハラしてたんじゃないかと思います。でも、Terrasanjiの何が魅力かって、僕に言わせればアマチュア集団っぽい雰囲気を目指した点なんですよ。学生時代に見る、友達が出ている演劇みたいな。それがENらしいというか……僕たちってそもそもそういう感じだよな、って。
ライバーのみんなには、楽しい演劇で普段と違うキャラクターになりきりながら、自分らしさを大切にしてくれたらいいなって思っていたんです。それか、純粋に楽しいひとときを過ごしてくれたらそれでよかった。ライバーたちにワクワクするイベントやプロジェクトを提供したら、彼らは喜ぶし楽しみもできるでしょ? だから、僕はENでもっとたくさんのイベントを企画したいなって思うんです。自分にとって楽しいことだし、ほかのライバーも楽しんでくれるっていうんだから、まさにWin-Winの関係です。
――台本執筆について、ほかのライバーと取り組むものへのアプローチについてお話しいただきました。では、純粋にご自身のために書く台本の場合はどうでしょうか? 最も重視する点や、台本をご自身で制作することそのものの重要性について、ご意見を伺いたいです。
Wilson:自分用の台本、特に自分の台詞を書く場合は、できるだけ明確に書くことを大切にしています。うまく表現できなくて悩むことがあるので、台本を書く段階で明確で分かりやすくしておくように意識しているんです。笑いどころの場面なら、「この台詞に続いてこんなことが起こる」「カメラアングルはこう」「効果音やBGMはこれ」みたいな注釈を付けるとか。
ある台詞の後、キャラクターがどのような気持ちになっているかをメモしておくこともよくあります。「衝撃」「怒り」「悲しみ」とかね。大げさな感情のほうがいい場合や、逆にもっと繊細な思いであるべきなら、それを詳しく書いておきます。シリアスでリアリティのあるものにしたいのか、オーバーでギャグテイストなものにしたいのかなど気持ちの入れ方に大きく関わるので、細かく書いておくことは重要なんです。
要するに、どんなアプローチを目指すのかを見る人にわかってもらえるように、自分のビジョンをはっきり明らかにしておきたいってことですね。
強みは「主人公のような存在感」、現実的なアドバイスがライバーの支えに
――マネージャーさんにお伺いします。Wilsonさんをサポートするうえで大事にしていることはなんですか?
Wilsonマネージャー: Wilsonさんは、自分のことをマネージャーというよりふざけ合える友達のようだとおっしゃってくれましたが、それでも自分は、Wilsonさんと話すときには彼の気持ちを一番に考えるようにしています。Wilsonさんは一緒にお仕事がしやすい気さくな方ではありますが、彼もほかのライバーも、その時々で大変な思いをしているかもしれませんから。なので、Wilsonさんと話すときには彼の気持ちを大切にするよう、毎日自分に言い聞かせています。実際、表に出すより少し敏感なところのある方なので、必要に応じて励ましたり、気持ちが元気かどうかを確認したりするようにしています。
――Wilsonさんの本音を見抜いてうまく聞き出せるような雰囲気を作っているんですね。次に、Wilsonさんの強み・魅力はどんなところだと思いますか? また、これまでに見つけたWilsonさんの意外な一面があればお聞きしたいです。
Wilsonマネージャー:Wilsonさんの最大の強みは、アニメや漫画の主人公のような存在感だと思います。Krisisのチャンネルに連絡すると、いつも真っ先に前向きな返信や協力をしてくれるんです。何かアイデアを提案したときには、賛成か反対かにかかわらずいつもとても前向きに受け止めてくれます。最初の提案に賛成できなければ、一緒に新しいアイデアを考えてくれることもあるんですよ。昨年のHEROESオフコラボも、Wilsonさんがいなければ実現しなかっただろうと思います。Krisisが日本にいる間にオフコラボをしよう、と提案したのは自分でしたが、配信外のあれこれをはじめとした彼の協力がなかったら実現できなかったと思います。意外な一面については……Wilsonさんは裏表のない方なので、思いつかないですね。
Wilson:歯に衣着せないタイプだからね。
【#HEROESOffCollab】HEROES TEAMWORK!! 【NIJISANJI EN | Yu Q. Wilson】 「HEROES」は、NIJISANJI ENのKrisis(Yu Q. Wilson/Vantacrow Bringer/Vezalius Bandage)とにじさんじのOriens(佐伯イッテツ/赤城ウェン/宇佐美リト/緋八マナ)、Dytica(星導ショウ/叢雲カゲツ/小柳ロウ/伊波ライ)の3ユニットからなる、ヒーローをテーマにしたグループ。
――まるで、アイデアでキャッチボールをしているかのようですね。1人が何かを提案し、もう1人がそれに付け加え、2人で発展させていく。Wilsonさんは、人を引き寄せる磁石のような存在でもあるようです。
Wilson:そんなつもりはまったくないですよ。自分にとって楽しいと思えることをしているだけなのに、僕や僕のしていることの周りにいつも人が集まってくれるんです。みんなでコラボをするときにもね。
――アニメの主人公のようだ、というマネージャーさんの言葉にも納得です。ほかのライバーたちをプロジェクトやコラボに引き寄せる力が備わっているのですから、将来、皆さんでぜひやってみたいことなどもあるのでは?
Wilson:そうですね、みんなでやりたいことはたくさんあります。これは僕がいつも言っていることですが、にじさんじで特にいいなと思うのは「みんなで一緒に取り組む活動」なんですよ。これは僕がNIJISANJI ENに加入する前から好きなところです。ちょっと照れくさいけど、みんながあまりに楽しそうだから「自分も仲間に入りたい」ってずっと思っていたんですよね。僕の思いつく大人数のプロジェクトのアイデアはどれも、みんなが楽しめそうなことを企画したいという思いから生まれてきます。VCraft Enchantedもそうだけど、現在進行中のプロジェクトのほとんどは、僕が以前から大人数でやってみたいと思っていたことなんです。それに、この前たくさんのJPライバーたちがやっていたようなGTA(※)での大規模なロールプレイにも憧れます。3Dでのプロジェクトももっとできたら最高ですね。3Dって、ファンにとってもライバーにとってもすごく楽しいものだから。Terrasanjiみたいな劇を3Dでやるのが、今の自分に思いつく最大のプロジェクトだと思います。それ以上にわくわくする企画はあまり浮かばないけど、それを超えられるアイデアが生まれたら絶対に実現させたいな。
※「にじさんじGTA」とは、2025年6月15日~25日に星川サラと叶が主催・運営したMOD「FiveM」のロールプレイサーバーで、100名を超えるライバーが参加した。
――そのアイデアを少し掘り下げてみたいと思います。新たに劇を企画するなら、どんなテーマにしたいですか?
Wilson:実は、テーマはもう決めてるんです! Terrasanjiの続編はないのかってよく聞かれるんですが、僕の答えは変わりません。Terrasanjiはもともと1作完結のつもりだったし、エンディングもすごくきれいにまとまったので、続編はやらない。Terrasanjiの準備をしている時点で、僕には殺人ミステリー劇をやってみたいという思いがありました。演劇の中でもかなり人気のジャンルだと思うし、スチームパンク的な設定にするアイデアも浮かんでいます。きっと台詞が膨大な量になって、陰謀やサスペンスや急展開でいっぱいになる。そんな台本を書くのって、すごく楽しそうです。
――たくさんの人が楽しみにすること間違いなしですね。さて、Wilsonさん。マネージャーさんのサポートに助けられたなと感じた瞬間や、マネージャーさんからかけられた言葉で印象的なものがあれば教えてください。
Wilson:正直、いつも助けられています。僕が困っているときに、マネさんから「きっとなんとかなる」とか「今のままで大丈夫」とだけ言われたことってないんですよね。そうじゃなくて、物事を解決したり見方を変えたりするための現実的な解決策やアドバイスをくれるんです。僕の欲しい言葉をくれるだけではなく、不満に思うことや変えたいことに対して具体的な道を示してくれる。それが本当にありがたいですね。この関係性はとても健全ですし、僕がライバーとして成功し幸せでいることをマネさんが心から願ってくれていることも伝わってくるんです。
以前、がんばってもうまくいかなくてイライラしていたことがあったんですけど、マネさんがどうしたら成功するか、目標を達成できるかを教えてくれました。そのときも、「最後にはうまくいくから」みたいなことは言わずに、改善策や別視点からのアプローチを提示してくれたんです。おかげで僕は、いつもストレスを感じずに気を取り直すことができています。感謝しきれませんね。
――建設的なフィードバックと心のこもったサポートとのバランスが良いということですね。ただ耳当たりのいい励ましをするだけではない、と。
Wilson:気を配ってくれているんです。僕とマネさんは、楽しむときは楽しむし、真剣になるときは真剣になって、腰を据えて考えることがあるときにはそうする。マネさんからのフィードバックは、いつも前向きで役に立つものばかりです。正直に言って、マネさんとの嫌な思い出はないですね。
――今の言葉には、マネさんも感激ではないでしょうか。ところでマネージャーさん。ライバーとして、Wilsonさんに「こうしてほしい」と思うことは何かありますか?
Wilsonマネージャー: ええと、そうですね。ミーティングの出席が開始時刻ギリギリなのを直してほしい、とかでしょうか。開始直前まで配信をしていることがしょっちゅうなので、忘れてるんじゃないかとハラハラするんです。ミーティングの日時を調整するとか、ミーティングギリギリまで配信しようとしない、とかどうでしょう(笑)。
Wilson: 気を付けるよ。でも、少しは改善されてるんじゃない?
Wilsonマネージャー: 少しなら。今日もギリギリでしたけどね。
Wilson: おっと。でもマネさん、僕、配信大好きなんだよ(笑)。
――最後にWilsonさんはファンへのメッセージ、マネージャーさんはWilsonさんへの激励のメッセージをお願いします。
Wilson:僕のアイデアにはたまに馬鹿げたものもあるし、ジョークは思うようにウケないこともあるけど、いつも付き合ってくれてありがとう。僕とのやり取りを楽しんでくれること、一緒にふざけ合ってくれること、そして、チルいホラゲからTerrasanjiや3Dお披露目みたいな特大企画まで、僕の配信を観てくれること、本当にうれしいよ! 配信でみんなと交流できることが、いつも本当にありがたいし、毎日の楽しみでもあります。これからも続いていくことを心から願っているよ。本当にありがとうね!
Wilsonマネージャー:Wilsonさん。せっかく日本に来てくださったので、いつかTerrasanjiを3Dでできたらと思っています。ぜひ実現させましょうね。
Wilson:うん、ぜひやろう!