Idiosインタビュー第3回　獅子堂あかり×石神のぞみ×Idiosスタッフが語る、“七人七色”な3Dライブの見どころ

スタッフから見た石神のぞみと獅子堂あかり

――今回はIdiosより石神のぞみさんと獅子堂あかりさん、IdiosマネージャーチームよりKさんにお越しいただきました。Kさんはマネージャーチームの中でIdiosメンバーと関わってきた期間が一番長いとお聞きしているのですが、まずKさんから見た石神さんと獅子堂さんの印象をまず教えていただけますか？

マネージャー K（以下、K）：はい。まずは石神さんからなんですけど。

石神のぞみ（以下、石神）：ドキドキ……。

K：石神さんはすべてのスキルがバランスよく高いライバーさんだなと思ってます。外でのロケや収録を拝見させていただく機会も多いのですが、限られた尺の中でもスタッフがおそらく全員「言ってほしいな」と思っているコメントをしてくださる方という印象で。そしてそもそもコミュ力が高いので、先輩後輩問わずライバーさんたちと率先して話してくれているイメージですね。

石神：もしかして誰かに言わされてます……？

K：ちゃんと自分で考えてきてますって！（笑）。

獅子堂あかり（以下、獅子堂）：あはは。

石神：ありがとうございます（笑）。やさしい……。

K：獅子堂さんはいつも現場でお会いするとニコニコしながら話しかけてくださるので、とても愛嬌のあるライバーさんだなと思ってます。ほんわかした素敵な雰囲気がある一方で、自分の思っていることはしっかりと伝えてくれる方ですよね。Idiosの7人とマネージャーたちみんなで話しているときに、ほかの人は気が付かなかった新しい視点の意見をいつも出してくださるので、すごくありがたい存在だなって思ってます。

獅子堂：えー？（笑）。なんか恥ずかしい……。

石神：ありがたい存在だ、あかぴゃは。

K：言葉にしておふたりに伝える機会が普段はなかなかありませんけど、本当にそう思っていますよ。

獅子堂・石神：ありがとうございます。

――おふたりとも今のKさんからのコメントについてどう思われましたか？

石神：Kさんにいつも迷惑かけてるのにありがとう……！って思いました。

K：迷惑だとか思ったことないですよ？

獅子堂：Kさんがそんなふうに考えてくれてたんだって思ってニコニコしちゃいました。みんなのことたくさん見てくれててうれしいです。

石神：KさんはIdiosの母や。

K：どうもありがとうございます。

獅子堂：いやいや、こちらこそありがとうございます。

――逆に石神さんや獅子堂さんから見て、Kさんはどういう方ですか？

獅子堂：“しごでき”。すべてがめちゃめちゃ早い！

石神：わかる。KさんはIdios以外のライバーも担当されてますけど、そのライバーさんたちからもKさんに対しては「信頼している」「Kさんはすごい人」っていう話しか聞かないですよ。

獅子堂：あとめちゃめちゃ優しいよね。例えばIdiosで外に出たときにちょっと歩くと、気が付いたらうちが絶対一番後ろになっちゃうんですよ。

石神：（爆笑）

獅子堂：そのときにKさんがいつも「大丈夫？」って近くに来てくれて、一緒に一番後ろで歩いてくれるんだよね。

石神：あまりにも“引率”過ぎる。

K：いや、いつも獅子堂さんだけはぐれちゃいそうなんですよね。1人だけ信号とかに引っかかっちゃいそうで。

石神：すごく細かいとこに気付いてくれますよね。

K：ありがとうございます。なんだか、恥ずかしいですね。

――ちなみに、おふたりの現在のマネージャーであるHさんとGさんから、Kさん経由で「石神さんと獅子堂さんのそれぞれの強みは？」というお題でコメントをいただいております。Kさん、お聞かせいただけますでしょうか。

石神：ひー、なんて言われるんだろう……！

K：Hマネージャーに聞いた石神さんの強みは「バラエティー力の高さ」でした。「トークよし、リアクションもよし、なので普段の配信はもちろんですが、公式チャンネルの企画などでも毎回しっかりと爪痕を残しており、関わっているスタッフから大変好評です。いつも楽しませてもらっています。さすがスーパーカリスマインフルエンサー！」とのことです。

獅子堂：よ、さすがスーパーカリスマインフルエンサー！

石神：やっぱりちょっとイジってくるんだよね（笑）。

獅子堂：わかってるなあ、Hさん。

K：わかってますよね。獅子堂さんはGマネージャーから、「やると決めたらとことんやりこむ姿勢が強み」とのことでした。「3Dお披露目で初めて挑戦したダンスも毎日欠かさず練習し、難易度の高い楽曲をしっかり踊りきっていて、ダンスの先生も驚いていました。ゲームにおいても、『にじ遊戯王祭2024 Idios東西戦』や、優勝した『NIJISANJI Extreme Match / VALORANT』など結果につながっていますし、苦手なものも初めてのことも真摯に向き合ってやり込む姿勢が、とてもカッコいいなと思います。あとはシンプルにゲームがとってもうまいなと思います」ということでした。

石神：わかる。めっちゃわかる。

獅子堂：やったー！ 照れちゃう（笑）。

K：ここで挙げられた2人の強みは、私も本当にわかる！って思いました。

獅子堂：でものぞみとうちの強みが全然ちがうね。いつもすごく近くにいるのに、こんなに違うんだ。

石神：おかしいなあ。

――Idiosの7人は本当に個性がバラバラですが、石神さんと獅子堂さんそれぞれの輝きを周囲で支える人たちも感じ取っているっていうことなんだと思います。

石神：素敵だ……。そういうことだよ、きっと。Hさんには「ちょっとイジってるよね？」と思いつつ、こんなにバラエティーの分野で褒めてもらえるんだ。

獅子堂：マネさんは私の機嫌を取るのがすごく上手で、いつも褒めてくれるんですよ。大会が終わった後、負けちゃっても「お疲れ様」って言ってくれるし、勝ったりがんばったりしたらすごく褒めてくれて。

石神：やさしいー！

獅子堂：甘やかされてるなって思いつつも、いつも見てくれてうれしい。連絡とかもすごく早くて、私が抜けてる部分をサポートしてくださってるから、自分も目の前にあるイベントに集中できてすごく感謝してます。

新たな縁にこれまでの縁、ライバー活動で得たつながりを思う2人

――おふたりは2025年1月でデビュー2周年を迎えます。デビューしてからいろんなことを経験されてきたと思いますが、この2年間を振り返っていかがでしたか？

石神：私個人の話だと今年3Dをお披露目できたこともあって、3Dを使った公式の企画に呼んでいただくことが多くてうれしかったですね。お出かけする系の企画が多くて、中でも車がないと行けないところに行ったりもしていて。3Dお披露目でもお見せしたんですが、私けっこうドライブが好きなんですよ。個人的に「車の運転なんて免許があれば誰でもできることだしなあ」と思っていたんですが、運転できることで企画やライバーさん同士のつながりが生まれたなと思います。狂蘭 メロコさんと無人島に行くきっかけにもなりましたし。ライバーさんと外に出る企画を1年目からずっとやりたいって言っていたので、それが実現してうれしかったですね。

――おうちでできる配信以外にも、アクティブに外に出てやりたいことがいっぱいあったんですね。

石神：そうなんです。それにせっかくドライブができるんだったら、一緒に動画も撮れたらいいなってずっと思ってたんですよ。でも、動画の撮り方がわからなくて悩んでいたんですが、初めの1歩を大きく踏み出させてくれたのが3Dお披露目のときに携わってくれた運営さんたちでした。

「こういう動画撮りたいんですけど」って私が言ったことに真剣に向き合ってくれて、「こういうふうに撮影するんですよ」って全部一から教えてくださったんです。それで私も刺激を受けたというか、「自分でもやろう！」ってやる気が出ました。「何かやりたいなー」っていう漠然とした思いから、今年は「やるぞ！」って踏み込むことができて。今までほかのライバーさんが主導になって動いてくださる企画に参加することが多かったので、来年は自分主導でいろいろできたらなとは思っています。

――来年はますます活動の舞台は広がっていきそうですね。獅子堂さんはどうでしたか？

獅子堂：楽しかったことは何かなって振り返ってみたら、いろんな大会に参加させていただいたことが強く印象に残っています。自分目線でも毎回「がんばったな！」って思えるぐらい練習しないと後悔しちゃうというか、許せないので、そのがんばりが実ったことがこれから活動をしていく中での自信につながるといいなと思います。

大会では当然勝つ人と負ける人がいて、もちろん全員がたくさん努力している、というのは当たり前なんですけど、結果が出ても出なくてもその1つのことに全力で取り組むということが大切だと思いました。もちろんがんばった結果が出るとうれしいですし、その1つひとつの思い出のおかげで、落ち込んだときにもまたうまくやれるような気がします。

石神：いいこと言うなあ。

獅子堂：それと、うちはちょっと人と話すことが苦手なんですけど……。デビュー前と比べるとちょっと人と話せるようになった、かな？ 後輩もどんどん増えてきて「しっかりしなきゃ」って思ってるので、もっと話せるようになれたらいいなって思ってます。

――獅子堂さんはご自身でもおっしゃっていた通り、いろんな大会を通じてほかのライバーさんと接する機会が多いので、コミュニケーションを取ることが苦手と感じていらっしゃるのは少し意外でした。

獅子堂：昔から沈黙する瞬間が本当に苦手で……。いつも心臓がバクバクしてて、会話が何もない瞬間をなくしたいと思ってついしゃべっちゃうくせがあるんですよ。でもうちがよく遊ぶFPSはほかの人と遊ぶことが多いジャンルだし。それに自分のことをマイナスに見てしまうくせがあって、一緒に遊んでくれる人に対して「自分なんかと遊んでくれるなんてありがたい……」と思う気持ちもあるぶん、周りの人を大切にしたいなって思うようになりました。もちろんFPSだけじゃなく、活動を通じてできた人との関わりを1つひとつ大事にしたいなって。

――すごくいいお話をありがとうございます。ちなみにIdiosのメンバーとの関係は、ここ2年の間に変わった点はありましたか？

獅子堂：あんまり変わってない気がします。いい意味でつかず離れず、みたいな。デビュー前からも後からもずっとそうだよね。

石神：うん。そもそもメンバーがみんなすごく魅力的な人たちだし。Idiosはみんな活動の方向性がいい感じにバラバラで。でも逆にそこがいいところだと思ってます。それぞれがやりたいことや好きなことがあって、ほどよい距離感で活動を続けられているのがいいところだなあって。

獅子堂：普段の距離が近過ぎないからこそ、集まったときにすごく盛り上がれるよね。

石神：確かに確かに。

――確かに、皆さんの個性や活動スタイルがバラエティに富んでいるからこそ、ファンの皆さんもIdios全員に夢中になるのかなと思いました。Kさん、スタッフの目線ではどう思われますか？

K：本当に2人が言う通り、関係性自体はいい意味で変わってないなと思っています。各々がライバー活動をする中でがんばりたいことは最初から別々で、普段の活動ペースも全然違うからこそ、Idiosとしての節目のときは全員が集まって盛り上げられるんだな、と。普段1人で活動してるからこそ、7人全員が集まると7倍の力が出るっていう関係性が築かれているんだと思います。

獅子堂：おお……！

石神：名言や。

K：人前に出る立場としての人間力だったり個性の見せ方っていうところは、みんな成長してると思います。やっぱりデビュー半年記念の企画で集まったときよりも、1周年記念企画で集まったときの方がみんな面白くなってるなと思いましたし、1月に開催される3Dライブでやりたいことを出しあう場でも、意見の幅が広がったり内容が深くなってるのを感じています。

Idiosメンバーも制作に参加、いよいよ迎える大舞台の裏側を紹介

――いよいよIdiosメンバーが勢揃いする3Dライブの当日が近づいてきましたね。ライブを開催することになったとき、率直にどう思われましたか？

石神：「ついに来たか……！」って思いました。

獅子堂：うちは「もうそんなことをしていいんですか……？」みたいな気持ちが大きかったかな。

――獅子堂さんはまだ早い、という気持ちでしたか？

獅子堂：こんなにすぐに声をかけてもらえると思ってなかったのと、Idios7人で大きなライブができることにびっくりした気持ちとうれしい気持ちがすごく大きかったので、より早く感じたんだと思います。

――なるほど。石神さんは「ついに来たか……！」というお気持ちとのことですが、楽しみな気持ちと不安な気持ちはどちらが大きかったですか？

石神：うーん。楽しみが8、不安が2でしたね。

獅子堂：わかる。

石神：あかぴゃもだけど、Idiosは歌が上手な子やダンスをがんばっている子がいっぱいて。私はアイドルが好きなので「この7人だったら、絶対この曲やったほうがいいよ！」とか「これ歌ってみたら？ これ踊ってみたら？」って提案したいことがたくさんあるんですけど、いざそこに自分が加わるとなると……。「自分もがんばらないと！」と思いはするものの、足を引っ張らないかなって不安でしたね。歌がそんなに得意じゃないこともあって、ライブは楽しみだけど大丈夫かな、って気持ちが少しありました。

獅子堂：のぞみ歌うまいよ。

石神：ありがと。あかぴゃもうまいよ！

K：もともと2人とも上手だと思いますし、なんだか日を重ねるごとにさらに上手になってきていますよね。

石神：Kさん……！ やさしい……。

獅子堂：自信ないなあ……。

K：そうなんですか？ この間も獅子堂さん上手になったなって思いながら聞いてましたよ。

――Kさん、そもそもIdios全員で3Dライブを開催するのは、どういうきっかけから始まった企画だったんですか？

K：全員3Dの姿がお披露目されましたが、全員が3Dの姿で揃う場面をファンの皆さんにご覧いただく機会がなかったので、それをライブという形で見ていただけたら盛り上がるんじゃないか、という思いが発端でした。またIdiosは7人全員が女性である同期ユニットというとても珍しい座組でもあるので、7人の中のいろんな組み合わせも楽しめますし、全員が揃って見ごたえのあるパフォーマンスも世の中に届けたいな、という考えもあります。

――セットリストも、Idios7人の個性的な魅力が際立つものになりそうですね。

K：そうですね。全員でやる曲はもちろんありますし、あとはグループ内のユニットの組み分けも注目していただきたいポイントです。今回、メンバーとも話し合いながら進めておりまして、いろいろとライバーさんたちが工夫してユニット分けをしてくれたんですけど、普段のコラボ配信などで見たことがないような組み合わせもあるんです。

そのうえで、各ユニットがどんな曲だったら自分たちのよさを出せるかを話し合っています。ライブで披露する各ユニットの“代表ライバー”を決めて、歌詞割りや演出に関係する作業の進行を担当してもらっているので、見てくださる人にはユニットごとの代表ライバーの思いなども感じてもらえたらうれしいですね。

Idiosデビュー2周年記念3Dライブのビジュアル。

――なるほど。では石神さんも獅子堂さんも、ライブに向けて練習以外の作業もたくさんあるんですね。

石神：そうですね。普通のライブがどうやって進行しているのかはわからないんですが、今回のIdiosのライブはちょっと面白い進行の仕方をしてるのかなって思ってます。さっきKさんがおっしゃっていたように、みんなが見たことのないメンバーの組み合わせもありますし、裏方の仕事もみんながそれぞれ役割を持って進めているんですよ。だからそれぞれが当事者意識を持って引っ張っていってます。7人みんなで協力し合って作っているので、面白いライブになるといいなって思ってます。

獅子堂：それと、マネさんたちにもすごく手厚くサポートしていただいてます。忙しいんですけど、楽しさもあるからなんだかポジティブな忙しさと言うか。運営さんから仕事を任せてもらってるという喜びもあるのでうれしいなって。

――ライブの隅々までIdiosの皆さんの思いが詰まっているので、目が離せませんね。石神さんと獅子堂さんはライブについて「特にここに注目してほしい」というポイントはありますか？

獅子堂：Idiosってみんな声の雰囲気が違うので全員で歌ったときと、ユニットで歌ったときの聴こえ方の違いを楽しんでほしいです。十人十色じゃなく“七人七色”、みたいな違いがあって楽しいと思うので。あと、ライブってダンスとか歌が得意な人がすごくアピールできる場だと思うんですけど、苦手な人は苦手な人なりにがんばってます。たぶん、私とのぞみは苦手な人側なんですけど。

石神：てへへ。

獅子堂：得意な人は得意なりに「どうやったらもっとうまく見せられるか」とか、「こういうところをもっと凝ってみよう」とか考えているぶん見応えがあると思います。それと同時に、自分も含めてダンスや歌が苦手な人がどうがんばってきたのかもライブで成果が見られますよね。みんなでたくさん練習して、真剣に向き合ってきた姿をファンのみんなに見てもらえたらいいなと思います。

K：そうですね。

石神：いいこと言ってる！ そもそも「にじさんじ歌謡祭2024」で一度みんな3Dで揃ってはいるけど、ファンのみんなが一斉に見られる場となると、これが初めてになるので。そういう意味でも、なんだか新鮮っていうか、みんなも喜んでくれるといいな。曲決めも演出もステージ選びも全部含めて「ああ、Idiosが考えたんだな」と感じてもらえると思うし、私ら7人が主導で作ったライブがどういうものになったのかぜひ見てほしい！

K：もちろん、曲目も演出もスタッフが決めて進行すればそれはそれできれいなライブができると思うんですけど、今回はメンバーの思いの強さを感じてほしかったのであえてライバーさんに進行の一部をお任せした、という意図もあります。そのほうが後日ファンの皆さんにお話しできる話題もたくさん生まれるだろうから、面白いでしょうし。荒削りな部分はあると思いますが、7人で切磋琢磨して作った集大成をご覧いただいて、1曲1曲に込めた思いが届くといいなって思っています。

ライバー活動も3年目、2025年の目標はどうする？

――それでは最後に、石神さんと獅子堂さんを日頃応援しているファンの皆さんに向けて、今後の活動の抱負やメッセージをお願いいたします。

石神：すごくふわっとしたイメージでしかないんですけど、2年目が終わるのってにじさんじの中では、1つの節目のような気がしていて。2年目を超えると、いよいよ「もう新人って言えないんじゃないか……？」という雰囲気が出てきて、いよいよ中堅ライバーになっていくのかな……？と思っているんです。

3Dの体がもらえてライブもさせていただいて、そうやってやりたかったことを叶えたうえで迎える3年目は、これまでよりギアをもう1段階上げていきたいですね。せっかくいただいた3Dやライブの経験をどう生かすか、そしてどんなことをしたらファンのみんなにもっと喜んでもらえるかを考えて、自分が主導になって企画を動かせるようになれるといいな、と。今後今までトライしたことがないようなお仕事をいただけるかもしれないですし、どんどん自分から動いて活動を次につなげていきたいですね！

獅子堂：うちは目標を作るのがすごく苦手で、「この1年はどういうことをしていきたいか」という明確な未来図も今まであんまり持ったことがないんですよね。なんだかそれが自分らしいと思っているので、これからも自分のペースでまったり楽しく活動できたらいいなって。それじゃダメかな……。

石神：いや、大事だよ！ なんやかんやで結局、マイペースに続けられる個人の活動がすべての土台になってくると思うし。

獅子堂：なんか性格的に、一度決めたらなんとしてもやり遂げないとって思っちゃって。もちろん目標は大きく持ちたい気持ちがあるんだけど、それを達成するためにがんばり過ぎて疲れちゃって……みたいなことがよくあって。配信を自分のペースで長く続けられていれば見てくれるみんなにも心配をかけないし、それが一番いいのかなって思ってるので。やっぱり健康が一番！

石神：そうだね！ Idiosも一時期、みんな見事に別の理由でバタバタと体調不良者が出たときがあったよね。新型コロナウイルスだったり胃腸炎だったり、風邪だったり。

獅子堂：そうそう。それにやっぱりがんばっているところすべてが表に見えるわけじゃないしね。今回のライブも外からは見えないけど、がんばってる部分がたくさんあるし。

石神：いっぱいがんばってるからね。来年の目標は……結局健康第一か！

獅子堂：本当にそう。Idios老人会。

石神：もう老人会（笑）。3年目はみんなマイペースに、のびのび健康に活動していきたいね！